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給湯器の交換はどこに頼む? 工事を依頼できる業者の選び方と注意点・関連FAQ

給湯器の交換をどこに頼むか迷ったときは、リフォーム会社やガス会社、ホームセンターなど、依頼先ごとの特徴をふまえて目的に合った業者を選定するとよいでしょう。本記事では、給湯器交換の依頼先の特徴や選び方を解説します。給湯器交換に関するよくある疑問にもお答えしているため、機器の不具合にお悩みの方は参考にしてみてください。

最終更新日:2024年12月10日公開日:2024年07月08日

目 次

給湯器の交換工事はどこに頼む? 依頼できる業者一覧

給湯器をどこで買うか、そして交換工事はどこに頼むべきかを考える際、下表に挙げた依頼先が主な選択肢となります。

依頼先

メリット

デメリット

リフォーム会社・工務店

リフォームと同時に給湯器交換を行う場合、対応がスピーディーで費用も抑えやすい。

給湯器の交換依頼のみには対応していない場合がある。

ガス会社

ガスを扱う専門家であり、工事に安心感がある。

選べる給湯器のメーカー・モデルが限られてしまう可能性がある

大手家電量販店・ホームセンター

セールやポイント還元を活用して費用を抑えられる可能性があり、交換前に給湯器の実物も確認できる。

担当者によっては、給湯器に関する専門知識が十分ではない。

インターネット販売業者

インターネット上で申し込めるため依頼の手間が少なく、安価な業者も見つけやすい。

信頼できる業者かどうかの見極めが必要。

あるいは、現在使用している給湯器メーカーに交換を依頼するのも一つの方法です。給湯器メーカーが扱う自社商品との交換になるため、専門的なアドバイスを期待しやすく、交換後のトラブルにも的確に対応してもらえる点がメリットです。ただし、交換商品が特定のメーカーに限られること、依頼から交換工事完了まで時間がかかる可能性があることはデメリットといえるでしょう。

ここからは、一覧表にまとめた依頼先の特徴とメリット・デメリットを紹介します。

依頼先1.リフォーム会社・工務店

点検する男性

リフォーム会社・工務店は、給湯器の交換と同じタイミングで、浴室やキッチンなど水まわりのリフォームをしたい場合に適した依頼先です。給湯器の交換のみを依頼できるケースもありますが、基本的には提携している業者への外注となります。

リフォーム会社・工務店に依頼するメリット

リフォーム会社・工務店の所在地が自宅から近かったり、以前から付き合いがあったりする場合、迅速な対応が期待できます。リフォームと同時に給湯器の交換を考えている方は、まとめて工事を任せられる分、さらにスムーズです。また、リフォームと給湯器交換のセットで、工事費用が割引される場合もあるでしょう。

リフォーム会社・工務店に依頼するデメリット

リフォーム会社・工務店によっては、給湯器の交換依頼のみでは受け付けてもらえない可能性があります。給湯器交換のみに対応できる業者でも、工事を外注している場合、費用が割高になりやすい点に注意しましょう。

依頼先2.ガス会社

ガスタンク

現在契約しているガス会社に依頼して、給湯器交換を行う方法もあります。給湯器をはじめ、ガス機器のトラブルに幅広く対応しているのがガス会社の特徴です。

ガス会社に依頼するメリット

ガス会社はガスを専門に扱うプロフェッショナルであり、給湯器の交換対応にも安心感があります。大手ガス会社は実績が豊富で、ガス機器の修理・交換に関する体制も整備されている傾向にあるため、依頼後のやり取りがスムーズです。

ガス会社に依頼するデメリット

他の依頼先と比べると、選べる給湯器のメーカー・モデルが限られてしまう可能性があるのがデメリットです。安心感を重視したい場合には、ガス会社への依頼を検討してみてください。
「東京ガスの機器交換」では、お見積もりからご提案、そしてご注文までを、オンラインでスムーズに進めていただけます。ご使用中の給湯器の写真を添付のうえ、Webのご依頼Dフォームからお問い合わせいただければ、最短当日注1)にお見積もりのご案内が可能です。

給湯器選びにお悩みの場合、お客さまのご要望やご自宅の設置状況をもとに、おすすめ商品をご提案させていただきます。また、お見積もり金額には基本工事費が含まれており、追加費用は原則発生いたしません。給湯器と同時にコンロやレンジフードの交換をご希望の場合、追加の商品一つにつき税込5,500円のセット割引がご利用いただけます。注2)

注1) 日祝除く17時までに見積もり依頼いただき、フォームでの申し込み内容に不足がなく、設置状況が写真のみで判断できる場合。
注2) 同一施工店が同日に工事できる場合に適用です。商品の組み合わせによっては適用できない場合がございます。

依頼先3.大手家電量販店・ホームセンター

ホームセンター

家電量販店やホームセンターは、店頭で給湯器の実物を確認できるのが特徴です。セールやポイント還元などの機会を活用すれば、費用を抑えられる可能性もあるでしょう。交換工事は下請け業者によって行われます。

大手家電量販店・ホームセンターに依頼するメリット

家電量販店やホームセンターには、実際の給湯器が展示されており、実物を見てから購入を決めたい方にはおすすめの選択肢です。型落ち品や在庫処分などのセールを活用できる場合、給湯器を安く購入できる可能性もあります。また、ポイント還元による割引を狙える点も魅力です。

大手家電量販店・ホームセンターに依頼するデメリット

現地調査や見積もり、交換工事は委託先の業者が行うため、依頼後の対応に時間がかかる場合もあります。また、大手家電量販店・ホームセンターでは多様な商品を取り扱っており、給湯器やガス機器に特化しているわけではありません。担当者によっては、十分な専門性を持っていない可能性も考えられます。

依頼先4.インターネット販売業者

インターネット通販

インターネット販売業者に依頼する場合、スマホやパソコンなどを使って、交換の見積もりから注文までをオンラインで行えます。実店舗を持たない業者も少なくありません。

インターネット販売業者に依頼するメリット

インターネット販売業者は、実店舗を持たないケースも珍しくなく、給湯器の購入や依頼にあたって、店頭まで足を運ぶ手間がないのがメリットです。訪問回数を最小限に抑えている業者の場合、依頼主自身が現場に立ち合う負担も少なく済みます。また、給湯器を専門に扱っている業者であれば、製品選びに迷ったときも気軽にアドバイスを求めやすいでしょう。

インターネット販売業者に依頼するデメリット

インターネット販売業者は数多く存在し、比較検討の手間がかかるほか、対面で話す機会がないまま依頼を進めるとなると、信頼できる業者かどうかの見極めも難しくなります。交換費用の安さのみを重視するのではなく、施工実績や資格の保有、アフターサービスの内容、クチコミ評判などさまざまな要素を考慮しましょう。

【給湯器の交換業者の選び方】どこに頼むか迷ったら目的を確認しよう

給湯器交換をどこに頼むべきか迷ったときには、優先したい条件や目的を整理してみてください。給湯器交換の目的に応じたおすすめの依頼先を、以下にまとめました。

目的

おすすめの依頼先

費用を安く抑えたい

  • ガス会社
  • リフォーム会社
  • 家電量販店・ホームセンター
  • インターネット販売業者

安心して任せたい

  • ガス会社

今すぐに新しい給湯器に交換したい

  • インターネット販売業者、次いでリフォーム会社、家電量販店・ホームセンター

給湯器の実物を見て決めたい

  • ガス会社のショールームや展示会
  • 家電量販店・ホームセンター

依頼先ごとの特徴をふまえて、自分自身のニーズをかなえやすい業者を選定しましょう。

費用を安く抑えたい

給湯器交換にかかる費用を極力安く抑えたい場合、ガス会社、リフォーム会社、家電量販店・ホームセンター、あるいはインターネット販売業者への依頼を視野に入れてみてください。いずれの業者も、一般消費者をメインターゲットとしているため、競争意識が高く、相見積もりを取ることで価格を抑えられる可能性があります。

特にインターネット販売業者は、複数社を比較検討する中で、より安価な依頼先を選定しやすいのが特徴です。しかし、相場と大きくかけ離れるほど安価な業者は、施工の品質やサポート面に不安が残るため、事前の情報収集を徹底し、費用とのバランスを吟味する必要があります。

安さも大切な判断材料ですが、交換後の給湯器を安全に使い続けるためには、費用以外の要素もふまえて信頼の置ける業者を選びましょう。

安心して任せたい

安心感を重視して依頼先を選びたい場合には、ガス会社がおすすめです。

高品質な施工や安定した顧客対応、修理対応など交換後のサービスが充実している点が、ガス会社の魅力です。ガスに関する幅広い相談にも乗ってもらえるため、安心して施工を任せたい方は、ガス会社への依頼を検討してみてください。

今すぐに新しい給湯器に交換したい

給湯器が故障してお湯が使えないなど、交換を急いでいる方は、スピーディーな対応を期待しやすいインターネット販売業者などが候補になります。

インターネット販売業者やリフォーム会社は、従来品の在庫を確保している場合も多く、交換したい給湯器の在庫状況次第では、最短即日で対応してくれる可能性があります。また、他社へ問い合わせて希望の商品を探してもらえるなど、柔軟性もあるのが特徴です。

家電量販店・ホームセンターは、必ずしも十分な在庫をそろえているとは限りませんが、希望の商品が運よく手に入る場合もあります。インターネット販売業者やリフォーム会社の対応に時間がかかりそうなときには、近くの店舗へ足を運んでみましょう。

給湯器の実物を見て決めたい

インターネットでの情報収集や申し込みに不安がある方、購入前に実物を見たい方は、ガス会社のショールーム・展示会、家電量販店、ホームセンターの活用がおすすめです。ガス会社のショールームや定期的に開催される展示会などのイベントでは、給湯器の実物を確認できます。また、家電量販店・ホームセンターの売り場にはつねに商品が並んでおり、気になる給湯器が見つかれば、その場で説明を受けることも可能です。

専門知識のある担当者から話を聞きたい場合はガス会社のショールームや展示会、費用の安さも重視したいなら家電量販店・ホームセンターを選ぶと、希望をかなえやすくなります。

給湯器交換の依頼先を決めるポイント・注意点

給湯器交換をどこに頼むか決める際は、以下4つのポイントを依頼前に確認し、思わぬトラブルや後悔を防ぎましょう。

依頼先ごとの特徴やメリット・デメリット、給湯器交換の目的をふまえてある程度候補を絞り込むと同時に、優良な業者かどうかの見極めも欠かせません。ここからは、依頼先の信頼に関わる4つのポイントを解説します。

給湯器の交換費用は適切か

給湯器本体の価格は、機能の充実度や性能によってさまざまですが、複数社に見積もりを出してもらうことで、交換工事費用を含めた総額の相場を把握できます。あまりに高い金額を提示する業者はもちろんのこと、相場より大幅に安い業者にも注意が必要です。見積もり時点では格安でも、交換工事に着手してから高額な追加料金を請求される、作業工程で手を抜かれるなど、悪質な業者も一部存在します。

見積もりの詳細に目を通し、給湯器本体と交換工事それぞれにかかる金額の根拠を確認してから、妥当な費用の範囲内でどこに頼むかを決めましょう。

給湯器交換工事の十分な実績があるか

給湯器の交換工事を安全に進めてもらうため、依頼先の実績も忘れずチェックしておきたいポイントです。依頼先のホームページから施工事例を確認するほか、実際に工事を依頼した方のクチコミ評判なども参考にしてみてください。

給湯器交換の施工事例がホームページに掲載されている場合、仕上がりを想像しやすく安心できます。施工実績の豊富さのみならず、技術力や対応、サポート面などよりリアルな情報を知るには、利用者のクチコミも貴重な判断材料です。

Web上で確認できる情報量が不足している場合、依頼前に担当者へ質問するなどして、施工実績が十分かどうかリサーチしておきましょう。

アフターサービスや保証が整っているか

給湯器交換をどこに頼むか検討する際は、工事中の安心感だけでなく、交換後のトラブルに対するフォローの手厚さにも目を向ける必要があります。給湯器の取り付け直後に、エラーや異常が発生するケースは珍しくありません。施工業者がすべての原因とは断言できないものの、取り付け直後の不具合は、交換工事が引き金となっている可能性もあります。

アフターサービスや保証が充実した依頼先であれば、給湯器交換後の思わぬトラブルにも迅速に対応してもらえるでしょう。契約前の段階で、アフターサービスの内容や保証期間をリサーチするのはもちろんですが、交換工事の完了後にも、いざというときの相談窓口などを確認しておくと安心です。

東京ガスでは有料の保証サービスとして「ガス機器スペシャルサポート」や「TESメンテナンスサービス契約」をご用意しておりますので、そちらもご参考ください。

ガス機器スペシャルサポートの詳細は、こちら
TESメンテナンスサービス契約の詳細は、こちら

注) 「東京ガスの機器交換」では、保証はメーカー保証に従います。保証の期間や内容の詳細は商品に付属している保証書をご確認いただきますようお願いします。

担当者の対応に問題はないか

給湯器交換をどこに頼むか決めかねているとき、問い合わせ時のオペレーターや、見積もり前の現地調査で訪問してくる担当者の対応にも注目してみてください。疑問点を尋ねても丁寧な回答を得られず、「任せてもらえれば大丈夫」「心配ない」などと曖昧に返されてしまう場合には注意が必要です。担当者の知識や経験が不足している可能性があります。

無用なトラブルを避けるためにも、担当者の対応に違和感がある業者は、依頼先の候補から除外したほうがよいでしょう。

有資格者が施工を行ってくれるか

給湯器の交換は、ガス設備に関わる工事であり、有資格者による実施・監督が求められます。専門的な資格を持たないまま作業にあたると、ガス漏れなどのリスクを招く恐れがあり、爆発や火災、一酸化炭素中毒といった事故にもつながりかねません。

中には、無資格で工事を請け負っている悪質な業者も存在します。給湯器交換をどこに頼むか業者の目星をつけたら、ホームページや担当者を通して、施工担当者が必要な資格を保有していることをチェックしておきましょう。

こんなときはどうする? 給湯器の交換に関するFAQ

給湯器の寿命は、使用から10年程度とされています。定期的なメンテナンスや修理を何度か経験していれば、給湯器の交換を検討する機会もあるかと思います。しかし、給湯器の交換を検討する際に、次のような疑問を感じる場合があります。

Q.給湯器の交換時期の目安は?
Q.給湯器の交換と修理で迷ったら?
Q.給湯器の交換費用はどのくらい?
Q.自分で交換工事をすることはできる?

疑問や不安を解消して、給湯器の交換をスムーズに進められるようにしましょう。

Q.給湯器の交換時期の目安は?

ガス機器の経年劣化の例

チェック項目

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見た目

  • 排気口周辺などがさびている
  • 水漏れしている
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雪やにおい

  • 大きな音や異音がする
  • 異臭や発煙がある
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使用中

  • 使用中に水になる
  • 栓を開いてもお湯が出ない
  • 追いだきができない
  • お湯の温度が安定しない
    (ぬるくなることがある)
  • お湯張りの水位が安定しない

一般的な給湯器の耐用年数は、10年程度です。よって、10年ほど使い続けている給湯器は、交換を考えてもよいでしょう。また、給湯器を長期間使用していると、経年劣化などの影響から、交換時期の目安を知らせる次のようなサインが見られることもあります。

  • 排気口周辺などに錆びが生じている
  • 水漏れが起きている
  • 大きな音や異音が聞こえる
  • 異臭・発煙がある
  • 使用中に冷水が出る
  • 栓を開けてもお湯が出ない
  • 追いだきができなくなる
  • お湯の温度が安定しない(ぬるくなることがある)
  • お湯張りの水位がたびたび変わる

これらのサインを放置してしまうと、給湯器が突然故障する恐れもあるため、異常を感じたら早めに交換を検討してみてください。

Q.給湯器の交換と修理で迷ったら?

給湯器の交換と修理で迷ったら?

不具合が発生した給湯器を修理するか、交換すべきか迷ったとき、使用期間が一つの指標になります。前述したとおり、給湯器交換を考えたいタイミングは使用から10年前後です。メーカーの保証期間内であったり、設置から間もなかったりする場合には修理を検討し、使用から10年ほど経っている給湯器であれば交換も視野に入れましょう。

なお、交換したい給湯器の在庫が依頼先にないと、商品を取り寄せなければならず、工事完了までに日数がかかる可能性もあります。「お湯が一切出なくなった」など急を要するときには、修理で対応するのも一つの手段です。

給湯器の交換・修理どちらを選ぶべきか、判断のポイントを詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

給湯器を修理したい!給湯器を修理すべきか交換すべきかを解説

2025年02月27日

給湯器を修理したい!給湯器を修理すべきか交換すべきかを解説

給湯器が故障した際、修理すべきか交換すべきかの判断に困る人が多くいます。 修理をして、すぐに別の部品が故障したり、再度修理が必要になったりすると、「交換にすべきだったかな」と後悔するかもしれません。 本記事を読めば、給湯器が故障したときに、修理か交換か適切な判断ができるようになります。 どのようなケースでどういった対応をすべきなのか、詳細を確認していきましょう。

Q.給湯器の交換工事費用はどのくらい?

給湯器の交換費用相場

上のグラフは、東京ガスでガス給湯器を交換したお客さまの費用相場 です。注)
交換にかかる費用は、給湯器の種類や性能、設置場所の条件などにより変動しますが、費用の相場としては暖房機能がないもので15万円~20万円、暖房機能付きで30~35万円 となっています。
これは、給湯器本体価格と交換工事費、リモコン・部材代などを含んだ費用です。



「東京ガスの機器交換」で給湯器交換を行う場合、15万円以下は追いだき機能のない「給湯専用機」が多く、15〜20万円だと追いだきのできる「ふろ給湯器」の割合が増える傾向です。20万円以上の交換工事は、設置状況などの関係から、排気アダプターや配管カバーをはじめ追加費用が発生したケースが多くなります。

その他、自動たし湯機能(フルオートタイプ)と高効率タイプ(エコジョーズ)の違い、設置場所、排気方式も、給湯器交換の費用に影響を与える要素です。

業者によっては、表示価格に出張費や既存設備の処分費などが含まれないケースもあります。給湯器交換をどこに頼むか検討する際は、表示価格にどこまで含まれるのか、事前に把握しておきましょう。

注) 2024年4月9日~8月2日の「東京ガスの機器交換」の販売実績より

給湯器

2024年12月09日

給湯器の交換はいくらかかる? 給湯器の種類と価格をご紹介します

給湯器の交換費用は、主に機器本体価格と工事費用で構成されています。ただし、給湯器を使用するなかで毎月のガス代なども発生するため、交換を検討する際は、初期費用だけでなくランニングコストも考慮しましょう。本記事では、給湯器交換の費用相場やランニングコストを抑えるポイントを解説します。

Q.給湯器の交換工事のDIYはできる?

給湯器の交換工事は有資格者にしか行えず、無資格者がDIYで取り付けることはできません。例えば、給湯器本体をインターネットで安価に購入できたとしても、それを取り付けるには、有資格者が在籍する業者への依頼が必要です。

給湯器につながれた配管やホースは、ガスだけでなく水道、電気とも関係しています。いずれも扱い方を間違えれば重大な事故を招きかねないことから、専門知識を持った有資格者がいない場合、給湯器の交換工事は不可能です。

給湯器交換は適切な業者に依頼し、自己判断でむやみに機器の取り外し・取り付けを行わないようにしましょう。

給湯器の交換をどこに頼むか迷わないように選ぶ基準を決めておこう

給湯器の交換をするなら以下の4つに頼めます。

  • リフォーム会社
    柔軟な対応が強み。機器交換だけでなく周辺設備の一新も可能なのでおすすめです。
  • ガス会社
    ガスのプロに頼む安心感があります。ただし取扱い商品はやや限定的なので要確認です。
  • 家電量販店・ホームセンター
    実物を見て決められる点、安価さがメリット。ただし、販売員さんがガスに対する知識があるとは限らないのは注意です。
  • インターネット販売業者
    ネットで完結でき、値段も安いところは良いところ。ただし、業者選びが大切です。

どちらに依頼するにせよ、自分の目的や内容によって依頼先をよく検討してください。

おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!

おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!

給湯器の耐用年数注)は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。

給湯器の交換費用は20万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。

注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。

東京ガスの機器交換
  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます

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