この記事でわかること
- パロマ製ガス給湯器のエラー表示の原因がわかる!
- エラー表示の原因別の対処法がわかる!
- 修理、交換が必要になった場合の費用相場がわかる!
パロマ製給湯器のエラーコードを確認する方法
パロマ製給湯器に故障や不具合が起きると、リモコンにエラーコードと呼ばれる数字が点滅しながら表示されます。エラーコードは複数種類あり、点滅している数字をもとにある程度、故障や不具合の内容を判断可能です。
給湯専用の給湯器であればエラーコードは2桁の数字、ふろ給湯器(追いだき付)の場合は3桁の数字で表示されます。
パロマ製給湯器のエラーコード一覧【原因・直し方】
給湯器のリモコンに表示されるエラーコードの数字は、故障や不具合の内容に応じて変わります。パロマ製給湯器のエラーコード別に、原因と具体的な対処方法を見てみましょう。
エラーコード:000~099
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
12 | 試運転時 残り湯あり | 循環水流スイッチの正常確認後、残り湯を排水して再度試運転 |
31 | 落し込み異常 | 水位センサ・落し込み水電磁弁および断水確認 |
32 | 空焚き防止異常 | 圧力センサ(水位センサ)の確認または浴槽水無しを確認 |
32 | 配管漏れ異常 | 循環水流スイッチおよび追いだき配管の水漏れ確認 |
35 | トイレ試運転異常 | トイレ水位センサ・トイレロータンク水漏れ確認 |
51 | 給湯燃焼異常(警告) | 給湯内胴サーミスタ確認、バイパスミキシング弁確認、 給湯熱交換器・給湯ファンモーター(シロッコ)掃除または交換 |
52 | 風呂燃焼異常(警告) | 給湯熱交換器・給湯ファンモーター(シロッコ)掃除または交換 |
エラーコード:100~199
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
101 | 給湯ファン送風量低下 | 給湯熱交換器・ファンシロッコ・給気口の掃除 |
102 | ふろ燃焼室温度異常 | 熱交換器・ファンモータの掃除または交換 |
111 | 給湯点火不良 | イグナイタ・フレームロッド・ガス電磁弁・ガス比例弁の確認 |
112 | ふろ点火不良 | イグナイタ・フレームロッド・ガス電磁弁・ガス比例弁の確認 |
121 | 給湯立ち消え安全装置作動 | フレームロッド・ガス電磁弁・ガス比例弁の確認 |
122 | ふろ立ち消え安全装置作動 | フレームロッド・ガス電磁弁・ガス比例弁の確認 |
140 | 壁面火災安全装置(温度ヒューズ)作動 | 温度ヒュ-ズ交換または面状OHL交換 |
140 | 過熱防止装置作動 | 温度ヒュ-ズ交換または面状OHL交換 |
141 | 給湯空だき過熱安全装置作動 | ハイリミット交換またはフード部温度ヒューズ交換 |
142 | ふろ空だき過熱安全装置作動 | ハイリミット交換またはフード部温度ヒューズ交換 |
150 | 空焚き安全装置作動(バイメタルスイッチ) | 給湯内胴サーミスタ・給湯出湯サーミスタ・給湯水量センサ・ガス電磁弁・ガス比例弁の確認 |
151 | 給湯ハイカット異常 | 給湯内胴サーミスタ・給湯出湯サーミスタ・給湯水量センサ・ガス電磁弁・ガス比例弁の確認 |
151 | 給湯沸騰安全装置作動 | 給湯内胴サーミスタ・給湯出湯サーミスタ・給湯水量センサ・ガス電磁弁・ガス比例弁の確認 |
152 | 風呂ハイカット異常 | 風呂出湯サーミスタ確認 |
161 | 給湯出湯温度異常 | ガス比例弁確認 |
162 | 落とし込み時入水温度異常 | 給湯入水サーミスタ確認 |
エラーコード:200~299
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
203 | 水位スイッチ異常 | 水位スイッチ確認または交換 |
240 | リモコンスイッチ故障 | リモコン交換 |
241 | 給湯タクトスイッチ異常 | 最大ボタン・最小ボタン、配線の確認または電装基板の交換 |
252 | 循環水流スイッチON異常 | 循環水流スイッチ確認 |
263 | 上位水位スイッチOFF異常 | 水位スイッチ確認および交換 |
290 | ドレン検知作動 | 中和器水位電極 、中和器またはドレン排水経路詰まり |
291 | 給湯内胴温度低下異常 | 給湯内胴サーミスタ確認、バイパスミキシング弁確認 |
エラーコード:300~399
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
311 | 給湯入水サーミスタ断線 | 給湯サーミスタ交換 |
312 | ふろ戻りサーミスタ断線 | ふろ戻りサーミスタ交換 |
321 | 給湯内胴サーミスタ断線 | 給湯内胴サーミスタ交換 |
322 | ふろ往きサーミスタ断線 | ふろ往きサーミスタ交換 |
331 | 給湯出湯サーミスタ断線 | 給湯出湯サーミスタ交換 |
341 | 外気温サーミスタ断線・短絡 | 外気サーミスタ交換 |
351 | 給湯サーミスタ異常 | サーミスタが誤接続されていないか確認 |
352 | ふろサーミスタ異常 | ふろサーミスタが誤接続されていないか確認 |
390 | ふろ燃焼室サーミスタ異常 | ふろ燃焼室サーミスタ交換 |
392 | ふろ燃焼室サーミスタ断線 | ふろ燃焼室サーミスタ交換 |
エラーコード:400~499
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
412 | 湯張り流量検出異常 | 落し込み水電磁弁・風呂水量センサ確認および断水 |
432 | 圧力センサ異常 | 圧力センサ交換 |
435 | トイレ水位センサ異常 | トイレ水位センサ断線・水道バルブ逆流防止機能の確認 |
471 | 給湯内胴サーミスタ短絡 | 給湯内胴サーミスタ交換 |
エラーコード:500~599
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
510 | ガス遮断機能異常(元ガス電磁弁) | 元ガス電磁弁・給湯、風呂フレームロッド確認 |
511 | ガス遮断機能異常(給湯ガス電磁弁) | 給湯ガス電磁弁・給湯フレームロッド確認 |
512 | ガス遮断機能異常(風呂ガス電磁弁) | 風呂ガス電磁弁・風呂フレームロッド確認 |
520 | 給湯ガス比例弁回路(電流)異常 | 給湯比例弁確認または電装基板交換 |
521 | ||
522 | ふろ・暖房ガス比例弁(電流)異常 | ふろ・暖房ガス比例弁確認または電装基板交換 |
542 | 落し込み水電磁弁異常 | 落し込み水電磁弁交換 |
545 | 洗濯切替弁異常 | 洗濯切替弁確認 |
561 | バイパス水電磁弁異常 | バイパス電磁弁交換 |
572 | ポンプ切替弁モータ異常 | 切替弁交換 |
573 | 出湯切替弁異常 | 出湯切替弁交換 |
575 | トイレ切替弁異常 | トイレ切替弁確認 |
583 | ポンプ切替弁異常 | ポンプ切替弁交換 |
エラーコード:600~699
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
610 | ファン回転数異常 | ファン交換 |
611 | 給湯ファン故障 | 給湯ファン交換 |
612 | ふろファン故障 | ふろファン交換 |
632 | ポンプ異常・循環水流スイッチOFF異常 | 循環水流スイッチ確認またはポンプ交換 |
642 | ふろ循環ポンプ故障 | ふろ循環ポンプ交換 |
651 | 水量調整弁全開位置検出不良 | 水側組立交換 |
661 | バイパス制御モータ全開位置検出不良 | 水側組立交換 |
エラーコード:700~799
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
700 | マイコン故障 | 電装基板交換 |
711 | 給湯ガス電磁弁回路異常 | 電装基板交換 |
712 | ふろガス電磁弁回路異常 | 電装基板交換 |
721 | 給湯炎検出回路異常 | 給湯側フレームロッドを確認、正常であれば電装基板交換 |
722 | ふろ炎検出回路異常 | ふろ・暖房側フレームロッド確認、正常であれば電装基板交換 |
740 | 給湯リモコン故障 | 給湯リモコン交換 |
750 | 風呂(シャワー)リモコン故障 | 風呂(シャワー)リモコン故障 |
760 | リモコンとの通信異常 | リモコン・電装基板・リモコンケーブル確認 |
765 | 通信異常 | 洗濯注湯リモコン・洗濯注湯基板・リモコンケーブル確認 |
772 | ふろ電熱対回路異常 | 電装基板交換 |
790 | ファン電圧検出異常 | 給湯ファン・暖房ファン確認または電装基板交換 |
791 | 給湯ファン電流検出異常 | 給湯ファン確認または電装基板交換 |
エラーコード:800~899
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
801 | 給湯ファス電磁弁遮断時炎検出あり | 給湯ガス電磁弁・フレームロッド確認(消火したが炎検知あり) |
802 | 風呂ガス電磁弁遮断時炎検出あり | 風呂ガス電磁弁・風呂フレームロッド確認(消火したが炎検知あり) |
811 | 給湯燃焼時非燃焼部炎検出あり | 給湯ガス電磁弁・フレームロッド確認(1本燃焼時他燃焼部も炎検知あり) |
820 | ガス種別制御データ異常 | ガス種コネクタ・ガス種データ交換または電装基板交換 |
888 | 点検推奨時期のお知らせ | 【故障ではありません】10年相当使用による点検のお知らせ。継続の使用は可能だが、今後の安全な使用のためにパロマへ点検(有料)の依頼を推奨 |
エラーコード:900~999
エラーコード | エラーの原因 | 対処法 |
---|---|---|
901 | 給排気閉塞異常 | 熱交換器(内胴)・ファンシロッコ・給気口清掃 |
920 | 中和剤減少報知 | 中和剤交換 |
930 | 中和剤交換時期報知 | 中和剤交換 |
991 | 給湯ファン送風量低下(機器停止) | 給湯側のファン・熱交換器を掃除し、器具停止解除操作 |
992 | ふろ燃焼時ファン送風量低下(機器停止) | 風呂側のファン・熱交換器を掃除し、器具停止解除操作 |
パロマ製給湯器のエラーコード「888」の意味とリセット方法
給湯器は通常通り使用できるものの、リモコンにエラーコード「888」が表示され続ける場合があります。このエラーコードは、電源を入れ直すだけだとリセットされません。エラーコード「888」の意味とリセットの方法を紹介します。
エラーコード「888」が表示される原因
エラーコード「888(もしくは「88」)」は、パロマ製給湯器を使用してから約10年が経過し、点検時期が来たことを知らせる表示です。故障や修理への対応を急がなければならない表示ではなく、エラーコードが出ていても給湯器は引き続き使えます。
ただし、設計上の標準使用期間を過ぎた合図となるため、メーカーに依頼して点検やメンテナンスを行ったほうが安心です。賃貸住宅に設置された給湯器であれば、メーカーに直接メンテナンスを依頼する前に、まずは貸主へ点検推奨のエラーコードが出ている旨を連絡し、対応を頼んでみましょう。
エラーコード「888」のリセット方法
パロマ製給湯器でエラーコード「888」が表示された場合、以下の手順でリセットが可能です。
- 運転スイッチを押して、電源を入れる
- 給湯器の温度を最低温度にする
- 給湯器温度の設定ボタンを2つ同時に押す
点検を推奨するエラーコードの表示時期は、給湯器の使用状況によっても変わります。基本的には、使用から約10年を点検時期の目安としていますが、給湯器の使用頻度が高い家庭だと、10年より早い時期にエラーコードが表示される可能性もあるでしょう。
つまり、エラーコード「888」が表示された給湯器は、使用開始から10年未満であっても、少なからず経年劣化が進んでいると考えられます。安全に使い続けるためにも、点検や機器の交換を検討してみましょう。
給湯器の交換をお考えの方は、「東京ガスの機器交換」へご相談ください。
おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!
給湯器の耐用年数注)は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。
給湯器の交換費用は20万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。
パロマ製給湯器でエラーが出る原因
パロマ製給湯器にエラーが生じる原因は、主に以下2つです。
- 部品の経年劣化
- 暴風雨や凍結
それぞれ給湯器にどのような影響を与え、どのような対応が必要になるのか、詳しく見てみましょう。
部品の経年劣化
パロマ製給湯器にエラーが出る原因の一つが、使用に伴う部品の経年劣化です。給湯器の一般的な寿命は10〜15年程度とされており、使用年数が8〜10年を超えると内部の経年劣化が進み、故障が多くなる傾向にあります。
経年劣化したガス給湯器は、一部の部品を取り換えても、また別の部品が寿命を迎えることで故障を招きやすく、高頻度で修理を繰り返す事態にもなりかねません。この場合、本体の交換も視野に入れてみてください。
暴風雨や凍結
悪天候によって、配管内の凍結や給湯器内部に浸水が生じた際にも、エラーが表示される場合があります。冬場など気温が低い時期に、配管内の水が凍結してしまうと、その間は給湯器を使えません。
気温の上昇とともに、配管の凍結が問題なく解消されれば、正常に点火できるようになります。ただし、凍結の影響で配管が破裂した場合、給湯器本体や配管の交換が必要です。
また、暴風雨の影響で給湯器内部に浸水が生じたときなどにも、点火できず、エラー表示が出ます。水が引き、点火不良が解消されるまで給湯器は使用できません。
パロマ製給湯器の修理・交換の目安
給湯器の不具合に修理で対応すべきか、交換すべきか迷ったときには、使用年数を一つの判断材料としましょう。ここでは、パロマ製給湯器の修理・交換を考えたい時期の目安を解説します。使用機器の製造年月や型番を知りたい場合、給湯器本体の前板のラベル(銘板)を確認してみてください。
修理|設置から7年以内
給湯器の設置から7年以内であれば、交換を急がずとも、故障部分の修理によってその後も長く使用し続けられる可能性があります。パロマ製給湯器の使用期間は、標準的な使い方をした場合で約10年が目安です。経年劣化を考慮すると、給湯器を問題なく使用できる期間は8〜10年程度となるため、設置から7年以内の不具合であれば、修理での対応を検討してもよいでしょう。
メーカーの無償保証期間内は、故障したとしても無料で修理してもらえます。ただし、メーカー保証が適用されず、なおかつ交換費用と比較したときに修理総額のほうが高くなる場合には、修理が最善策とも限りません。「使用年数が7年以内だから交換は必要ない」と決めつけてしまわずに、修理と交換それぞれで見積もりを出してもらいましょう。
交換|設置から8~10年
設置から8〜10年経過した給湯器は、さまざまな部品が経年劣化していると考えられます。故障部分のみを修理しても、内部の劣化が激しければ、不具合を繰り返すことになりかねません。そのため、設置から8〜10年経過している給湯器が故障した場合には、交換も検討しましょう。
設置から10年経過していると、給湯器メーカー側での部品の保有期間が過ぎている可能性もあります。その際も修理での対応は難しく、新しい給湯器への交換が必要です。
パロマ製給湯器の修理・交換にかかる費用
給湯器に発生したエラーの原因が、メーカー保証対象外の故障や不具合だった場合、修理・交換のための費用がかかります。故障部位や交換商品によって費用には差があるため、いざ修理・交換が必要になったときに焦らず対応できるよう、相場を知っておきましょう。
パロマ製給湯器の修理・交換にかかる費用相場を解説します。
修理費用の目安
パロマ製給湯器の修理にかかる費用相場は、下表のとおりです。
修理箇所 | 項目別の費用相場 | 修理にかかる費用相場 |
---|---|---|
給湯器のバーナーやガス電磁弁などの燃焼系 | 部品代:5,000円~20,000円程度 技術料:5,000円~10,000円程度 出張費:2,000円〜3,000円程度 | 12,000円〜33,000円程度 |
配線や制御部品、基板などの電装系 | 部品代:1,000円~30,000円程度 技術料:3,000円~15,000円程度 出張費:2,000円〜3,000円程度 | 5,000円〜48,000円程度 |
温度ヒューズや過熱防止装置、熱交換器などの安全装置系 | 部品代:2,000円~25,000円程度 技術料:3,000円~30,000円程度 出張費:2,000円〜3,000円程度 | 5,000円〜58,000円程度 |
水量センサーや切替弁などの水量制御系 | 部品代:3,000円~20,000円程度 技術料:5,000円~12,000円程度 出張費:2,000円〜3,000円程度 | 10,000円〜35,000円程度 |
注)目安として記載しています。詳細な金額は、各修理会社へお問い合わせください。
部品代や技術料などの修理費用の内訳は、修理箇所ごとに違ってきます。修理箇所が複数ある場合、費用もふくらみやすくなるため、交換ではなく修理で対応するのが適切かどうか慎重に検討しましょう。
交換費用の目安
パロマ製給湯器の交換時には、商品の購入代とあわせて工事費用も必要になります。
給湯器の種類 | 費用相場 |
---|---|
高効率ふろ給湯器 | 156,000円~186,000円 |
従来型ふろ給湯器 | 153,000円~185,000円 |
高効率給湯専用 | 183,000円~190,000円 |
従来型給湯専用 | 82,000円~105,000円 |
注)2024年12月時点の情報です
注)設置の状況などによって追加工事費がかかる場合があります。
交換費用は、給湯器の種類や設置タイプで相場が異なるほか、工事の依頼先によっても差が出ます。給湯器の号数が大きくなったり、オート機能付きのものに変えたりする場合、商品代は高くなりやすく、費用総額にも大きく影響するでしょう。
給湯器のエラーが解消されないときの相談・問い合わせ先
給湯器が故障によるエラーを起こしたとき、問い合わせ先の主な選択肢となるのはガス会社・給湯器メーカー(パロマ)・給湯器専門業者です。下表を参考に、相談内容や目的に応じた問い合わせ先を選ぶことで、よりスムーズな対応を期待できます。
目的 | 問い合わせ先 |
---|---|
点検を含めて修理と交換の両方を検討 | ガス会社 |
点検・修理を希望 | 給湯器メーカー(パロマ) |
費用を抑えつつ修理もしくは交換を検討 | 給湯器専門業者 |
ガス会社や給湯器メーカーは、トラブル発生時などに利用できる専用の相談窓口を設置しているケースもあり、頼りやすく安心感があります。メーカーの保証期間内なら、場合によっては無料で修理をしてもらえる点もメリットです。その反面、保証の対象外だと修理費用は高くなりやすく、交換をするにもメーカーが限られる可能性があるのはデメリットといえるでしょう。
修理費用を極力安く抑えたい方は、給湯専門業者へ相談するのも一案です。交換が必要になったとしても、メーカーに縛りがなく、自分の希望やこだわりに合った給湯器を選びやすい傾向にあります。ただし、修理・交換時の費用感や口コミ評判など、給湯器専門業者の情報を自分自身で集め、信頼できる相談先を探さなければならない手間はデメリットです。
どの相談先に依頼するとしても、問い合わせ時には「給湯器にエラーが発生したため点検を希望する」のように目的をわかりやすく伝えるようにしましょう。
修理か交換かは利用年数で判断することがおすすめです!
給湯器の耐用年数注)は約10年です。10年以上経過している場合、故障の頻度も増えていきます。
トラブル発生時は「修理」と「交換」の要望はほぼ同じですが、最終的な解決方法は10年を境に差が出てきます。ご利用年数が10年以下なら修理、10年以上なら交換することをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。
パロマ製給湯器でエラーが出たら東京ガスにご相談を
パロマ製給湯器の使用中に表示されるエラーコードは、故障や不具合などのトラブルが原因とも限りません。例えばエラーコード「888」は、メーカーが設定した点検推奨時期の通知を意味するため、まずはエラーの理由を確認してみましょう。とはいえ、原因によっては自分自身での解決が難しく、対処法がわからない、あるいは修理・交換のどちらが適切なのか迷ってしまう可能性もあります。
パロマ製給湯器のエラーにお困りの方は、東京ガスの相談窓口をぜひご利用ください。お客さまの状況に応じた適切な解決方法を、迅速にご案内いたします。給湯器の修理・交換が必要になった場合でも、お見積りから工事完了まで安心してお任せいただくことが可能です。
もよりの東京ガスサービス窓口のほか、Webからのお問い合わせにもスピーディーに対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。