給湯器が故障したらどうする?お湯が出ない、変な音がするなど症状別の対処方法を解説

給湯器が故障したらどうする?お湯が出ない、変な音がするなど症状別の対処方法を解説

蛇口をひねってもお湯が出ない、お風呂の追い焚きができない、ぬるま湯しか出てこない、などの症状は最初に給湯器の故障が疑われます。実際に給湯器の経年劣化や配管の破損などが原因の場合があり、そういった場合は給湯器の修理や交換といった対応が必要です。 一方で必ずしも給湯器だけに原因があるとは限りません。中には修理業者を呼ばなくても、自力で不具合に対処できる場合もあります。不具合の症状を正しく見極めることがポイントです。本記事では、給湯器に起こり得る故障や不具合、お湯が出ない場合の症状の対処方法などを解説していきます。

最終更新日:2024年05月19日公開日:2024年04月07日

目 次

【症状別】給湯器が故障する要因と対処方法

【症状別】給湯器が故障する要因と対処方法

キッチンやお風呂、洗面所で急にお湯が出なくなった時に最初に確認することは、給湯器に故障や不具合が発生していないかどうかという点です。一口に給湯器の故障や不具合と言っても、その原因はさまざまあります。修理や交換には専門の知識が必要ですが、自分で症状から原因を判断することは可能です。給湯器周りで起こる故障や不具合の例と対処方法を紹介するので参考にしてみてください。

給湯器の水漏れ

給湯器のイラスト

水漏れは給湯器の故障で非常に多い症状です。わずかな量の水漏れであったとしても、放置しておくだけでは改善されることはまずありません。そのため症状に応じた適切な対処が必要です。主な原因では配管のつなぎ目に使われているゴムパッキンの劣化やナットのゆるみなどが挙げられ、これらは経年劣化と共に起こりがちです。また、冬場に起こるのが水の凍結による破損で、配管内の水が冷たい外気の影響を受けて凍結・膨張し、配管に亀裂が生じて水漏れが発生する故障です。凍結による破損は寒冷地では特に注意が必要です。他には、給湯器の施工時の不良や初期不良が原因となっていることも考えられます。

水漏れしている場合の対処方法

経年劣化や凍結、施工不良・初期不良による水漏れの症状が出ている場合は、いずれも給湯器の修理や部品交換が必要となるため、修理を依頼ください。長時間にわたって放置しておくと配管から漏れた水分が給湯器外装のサビの原因になってしまいます。水が基盤部分に伝わり、さらに大きな故障につながる可能性があるため十分な注意が必要です。

給湯器からお湯が出ない

お風呂で水しか出ない

お湯が出ない原因には給湯器が故障している場合だけでなく、ブレーカーやコンセントなどの電気系統や蛇口に不具合が発生しているケース、ガスが供給されていないといった事態が想定されます。

ガスや電気の供給が停止されている場合は、給湯器のリモコンにエラーコードが表示されたり、画面自体が消えたりするため簡単に判断ができます。一方で、蛇口に不具合が起こっている場合は、給湯器のリモコンにはエラーが表示されません。他の蛇口をひねってみて、きちんとお湯が出るかどうかの確認が必要です。

このようにお湯が出ないという症状だけでも原因が異なるため、1つひとつ試してみて原因を探る必要があります。

お湯が出ない場合の対処方法

給湯器からお湯が出ていない場合、次の3つの確認を行ってみてください。

  • 水の確認
    まずは蛇口をひねり、水が出るかどうかを確認ください。出ない場合は断水や水道管の不具合が考えられます。1カ所の蛇口だけお湯が出ないこともあるため、お湯と水の切り替えができていないなどの故障を疑ってください。
  • ガスの確認
    次に確認するのがガスの供給です。ガスの元栓が閉まっていないか、安全装置が作動していないかをチェックしてください。地震などにより自動でガスが遮断されることがあるためです。
  • 電力の確認
    電力が正しく供給されているかブレーカーやコンセントの差し込み口を確認してください。プラグ外れにより作動しないケースも想定されます。

いずれの場合も原因ではない場合は、給湯器の故障が疑われます。リモコンにエラーコードが表示されている場合などは修理を検討ください。

給湯器のお湯の温度が上がらない

給湯器のお湯の温度が上がらない

ぬるま湯しか出てこない症状も、給湯器に起こりがちな不具合です。この場合、給湯器のリモコンにエラーが表示されないこともありますが、落ち着いて原因を特定することで対応が可能です。給湯器の故障以外にも原因が想定されるため、以下に挙げる対処方法を試してみてください。

お湯の温度が上がらない場合の対処方法

  • 設定温度の確認
    給湯器のリモコンで設定温度を確認してください。浴室とキッチンで同時にお湯を使う場合、いずれかが優先モードになっている場合があります。
  • ガス栓の確認
    給湯器に接続されているガス栓や止水栓が全開になっているかを確認ください。水抜きなどのメンテナンスの際に栓を閉じた場合に起こりがちな不具合です。
  • 水温の確認
    寒波の影響により水温が著しく低い場合、設定した給湯温度になるまでに時間がかかる場合があります。設定温度になるまでお湯を出してみてください。

追い焚き機能が使えない場合の対処方法

  • フィルターづまりの確認
    お風呂の追い焚きができない場合は、循環金具のフィルターがゴミや髪の毛などで目づまりを起こしている可能性があります。フィルターは取り外すことができるため、定期的に清掃し目づまりを解消しましょう。
  • 循環金具の交換
    内部抵抗が大きい旧型金具が使用されている場合、お湯の攪拌ができずに、設定温度まで追い焚きできないケースがあります。金具が適切かどうかの判断や、交換作業は専門の知識が必要なため、修理の依頼を検討ください。

給湯器から変な音がする

給湯器から変な音がする

ガス給湯器からの異音は、故障の前兆であることが多く十分な注意が必要です。普段よりも作動音が大きい場合や明らかな異音が感じられる場合は、点検・修理を依頼しましょう。

変な音がする場合の対処方法

異音の発生と併せてガス臭がするような場合は、すぐに給湯器の使用を停止してください。ガス漏れもしくは故障に起因するガスの不完全燃焼の可能性が高く注意が必要です。

ガス漏れ・不完全燃焼以外の異音の原因として多いのが、給湯器の給排気部分の不具合です。給湯器内部が高温になり過ぎないよう排気箇所が設けられていますが、この部分にホコリや虫が目づまりを起こしている場合があります。また経年劣化によるファンモーターの故障も異音の原因として考えられます。

他にも、パイプや配管のつなぎ目部分が経年劣化して異音が発生していることもあるため早期の点検・修理がおすすめです。

給湯器からガスなどのニオイがする

給湯器からガスなどのニオイがする

ガス臭は給湯器や配管部分からのガス漏れが疑われます。一方で、ガスが漏れていなくても着火時特有の臭気がする場合もあります。着火してしばらくたっているのに臭気がする場合は、ガス漏れや不完全燃焼を起こしている可能性が高いため、異常を感じた場合はすぐに給湯器の使用をやめてください。

ガスなどのニオイがする場合の対処方法

給湯器からガス臭が発生している時は、非常に危険な状態です。火災や爆発、一酸化炭素中毒などのリスクがあります。すぐに給湯器の使用を中止してガス栓を閉じてください。

その他、給湯器の代表的な不具合症状と原因、処置対応方法は以下を参照ください。

その他の代表的な故障・不具合例

使用中に水になる

原因・不具合が考えられる箇所

処置方法など

①連続60・90分以上給湯(お湯を出した)した可能性があります。

①運転スイッチを「切」にし、時間を空けて再度「入」にしてください。(故障ではありません)

②給水圧力が低下した可能性があります。(他の水栓やトイレ使用等)

②他の水栓を使用しない状態でお使いください。(故障ではありません)

③安全装置が作動した可能性があります。

③運転スイッチを「切」にし、時間を空けて再度「入」にしてください。

給湯栓を開いてもお湯が出ない(水しか出ない)

原因・不具合が考えられる箇所

処置方法など

①台風・豪雨があった場合は、湿気などの影響で本症状が出る可能性があります。

①天候が落ち着いてから、時間を空けて再度操作してください。

②点火不良、安全装置作動の可能性があります。

②運転スイッチを「切」にし、時間を空けて再度「入」にしてください。

③機器の給排気部がビニールシート等により覆われている(外壁塗装工事等)可能性があります。

③給排気部の周りを確認し、給排気部が覆われている場合は運転しないでください。

おいだきができない

原因・不具合が考えられる箇所

処置方法など

①点火不良、安全装置作動の可能性があります。

①運転スイッチを「切」にし、時間を空けて再度「入」にしてください。

②台風・豪雨があった場合は、湿気などの影響で本症状が出る可能性があります。

②天候が落ち着いてから、時間を空けて再度操作してください。

③浴槽内のお湯(水)が少ない可能性があります。

③浴槽内のお湯(水)が循環フィルターより上であるかを確認してください。

④浴槽内の循環フィルターがつまっている可能性があります。

④浴槽内の循環フィルターのつまりを確認し、つまっている場合は取扱説明書を参照の上、掃除してください。

お湯張りで設定水位にならない

原因・不具合が考えられる箇所

処置方法など

①浴槽内の排水栓がしっかり取り付けられていない可能性があります。

①浴槽内の排水栓がしっかり閉じているか確認してください。

②浴槽内の循環口フィルターがつまっている可能性があります。

②浴槽内の循環フィルターのつまりを確認し、つまっている場合は取扱説明書を参照の上、掃除してください。

③浴槽内に残り湯がある場合は水位が変動することがあります

③浴槽が空の状態からお湯張りをして、設定水位になれば異常ではありません。

④お湯張機能の異常、安全装置作動の可能性があります。

④運転スイッチを「切」にし、時間を空けて再度「入」にしてください。

お湯の温度が安定しない(熱い、ぬるい)

原因・不具合が考えられる箇所

処置方法など

①お使いの水栓(混合水栓等)で不具合が発生している可能性があります。

①他の水栓で給湯温度が安定していれば、機器の故障ではありません。
お使いの水栓(混合水栓等)の修理を依頼してください。

②使用中に他の水栓でお湯(水)を使用すると湯温が変動することがあります。

②他の水栓を使用しない状態で湯温の変動がなければ機器の故障ではありません。

③リモコンがない機器は湯温が固定されています。

③水を混ぜてお好みの温度でご使用してください。

④温度調整機能に不具合が発生した可能性があります。

④運転スイッチを「切」にし、時間を空けて再度「入」にしてください。

リモコンに「*」マークが点灯、または使用していないのに燃焼マークが点灯している

原因・不具合が考えられる箇所

処置方法など

  • 機器本体の凍結予防機能が作動しています。

外気温が低い場合は機器本体の凍結を予防するために、自動的に機器の燃焼またはポンプが作動します。
通常通り機器をお使いになれます。(故障ではありません)

お湯が白く濁る

原因・不具合が考えられる箇所

処置方法など

  • 水中に溶け込んでいた空気が熱せられることにより、細かい気泡になって現れる現象です。

しばらくして白濁が消える場合は異常ではありません。通常通りお使いいただけます。

おいだきで風呂の設定温度にならない

原因・不具合が考えられる箇所

処置方法など

①浴槽内の循環口フィルターがつまっている可能性があります。

①浴槽内の循環フィルターのつまりを確認し、つまっている場合は取扱説明書を参照の上、掃除してください。

②温度調整機能に不具合が発生した可能性があります。

②運転スイッチを「切」にし、時間を空けて再度「入」にしてください。

給湯器の主な故障原因と予防方法

給湯器の主な故障原因と予防方法

給湯器に多い故障の原因と予防方法について解説します。給湯器を長く使い続けるには、不具合への正しい対処と普段の点検・メンテナンスが欠かせません。お湯が出ないといった不具合を回避するためにも予防方法を参考にしてください。

経年劣化

経年劣化

給湯器の故障原因で最も多いのが、経年劣化によるものです。メーカーや機種により違いはありますが、一般的な給湯器の耐用年数は10~15年です。長く使っているうちに部品も消耗していくため経年による故障は避けられません。

予防方法

使用環境に応じた機種を選ぶことが、給湯器の寿命を伸ばす上で有効です。単身用の機種を複数人の家族で毎日使用している場合などは、過度な負担がかかり給湯器の寿命も大幅に短くなってしまいます。

水道管の凍結

水道管の凍結

冬場は、配管の凍結による破損に十分な注意が必要です。使用環境によっては雪解け水が給湯器内部に入り込むといった電気系の不具合の可能性もあるため、定期的な点検・メンテナンスが欠かせません。

予防方法

給湯器のガス栓を閉め、お湯が出る蛇口から1分間に約400ミリリットルの水を流し続けることで配管の凍結予防ができます。浴槽などで水を受けておくと経済的です。

蛇口の故障

蛇口の故障

1つの蛇口だけお湯が出ない場合は、給湯器ではなく蛇口そのものが故障している可能性が高いです。ハンドル式の場合は水圧によって供給する温度が変化するため、不具合があると安定した温度での給湯ができません。

予防方法

蛇口が原因でぬるま湯しか出なかったり、お湯の温度が安定しなかったりする場合は、バルブ式からサーモスタッド式への変更で不具合を回避できます。形状記憶合金バネが温度に応じて伸び縮みして湯量を調整するというシンプルな構造のため、故障も少ないのが特長です。

ガスメーターの遮断

お湯の止め忘れやガスコンロの消し忘れなどにより、気づかないうちに長時間ガスを使用し続けた場合、ガスメーターが自動でガス栓を遮断することがあります。ガス漏れなどの危険を回避する安全機能の1つであり、安全を確認できれば手動で復帰させることができます。

また地震で揺れを感知した場合もガスを遮断することがあります。ガスメーターに点滅表示があれば、遮断されていると判断できます。急にガスが止まった場合は、すべてのガス機器を一旦止めて、ガスメーターが遮断されていないか確認し、ガスメーターが遮断されている場合は、メーターの復帰操作を実施してください。問題がなければガスメーターの復帰ボタンを押して再度使用することができます。ガスメーターが復帰しない場合は、東京ガスネットワークへご連絡ください。

予防方法

ガスメーターは、ガス機器の消し忘れ等、不適切な使用やガス漏れ等の異常を検知した場合に遮断します。給湯器だけでなく、ガスコンロやガスファンヒーターなど、消し忘れがないように気を付けましょう。

ガス漏れや不完全燃焼

ガス漏れや不完全燃焼

給湯器でガスを燃やす際、何らかの原因で適切な給気と排気が行えずに不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生する場合があります。主な原因として考えられるのは、給湯器の経年劣化や給湯器の排気口がふさがれている状況です。また、給湯器内部に水が貯まり酸素の取り込みができないこともあり、水漏れが起こっている場合も十分な注意が必要です。

予防方法

給湯器の給気口や排気口をふさぐような物がないか、あるいは給気と排気が行えないような設置場所になっていないかを確認し、給気口や排気口をふさがないようにしましょう。特に注意が必要なのは、住宅の増改築やリフォームを行った場合です。壁や屋根が給排気を妨げてしまうと不完全燃焼を起こす可能性があるため、適切なスペースを確保するようにしてください。

電気系統の不具合

電気系統の不具合

電気系統の不具合は、ブレーカーや各種電源ケーブル自体が経年劣化によって性能が低下し、電気を通さなくなったケースが想定されます。コンセントから電力の供給が必要なタイプの給湯器は、停電などでブレーカーが落ちたり電源プラグが外れたりしていると動きません。ブレーカーの状態を確認し、漏電の可能性もないかもチェックしましょう。漏電により電気が本来流れるべき道から外れてしまうと、故障や火災の原因となるため注意が必要です。

また、ネズミにかじられるなど動物による損傷の可能性もあります。不具合が発生した場合は状態を確認してください。他にも、コンセントがゆるんだりホコリが溜まったりしたことで、電気を供給しなくなっている可能性が考えられます。

予防方法

電気系統の不具合を予防する方法は、ブレーカーの分電盤やコンセント付近の定期的な掃除やメンテナンスです。雑巾などで乾拭きしてホコリを払いましょう。手や雑巾などに水気を含んでいると感電の危険性がありますので注意しなければなりません。掃除やメンテナンスを行っていれば、ケーブルの損傷や不具合、経年劣化などに気づくこともできます。

初期不良や施工不良

購入・設置したばかりの給湯器で不具合が発生する場合は、初期不良や施工不良の可能性があります。給湯器そのものに問題がある場合は、製品の製造工程でのミスや、出荷・輸送時の破損などの原因が考えられます。施工時のミスによる場合は、ガスや電力が適切に供給されないことが想定されます。

対応方法

使い方に問題が無いのに、設置後すぐに故障や不具合がある場合は、初期不良や施工不良が疑われます。給湯器を販売・設置した事業者もしくは、給湯器メーカーにご連絡ください。

東京ガスグループが販売した給湯器については、保証期間内は無償で修理を行います。保証の期間や範囲、保証対象箇所は機器によって異なりますので、給湯器の保証書をご確認ください。

メンテナンス不足

普段のお手入れやメンテナンスによって、給湯器の不具合や故障を避けることができます。給湯器本来の性能を発揮できるようになると同時に、異音や異臭などをいち早く発見でき、大きな不具合の回避につながります。

予防方法

給湯器のメンテナンスを定期的に行いましょう。給湯器本体に付着した砂埃や油などの汚れを水拭きし、キレイになったら乾拭きして水気を拭き取ってください。その際にチェックするポイントは主に2つあります。

1つめは、給湯器の表面に大きなサビや変色があるかどうかです。水漏れや異常が発生している可能性があり、特に焼けたような跡がある場合は、使用を中止してすぐに点検・修理を依頼ください。

2つめは、給湯器の給排気口にゴミやホコリがつまっていないかどうかです。ゴミやホコリがつまっていると給気と排気が適切に行えずに、不完全燃焼を起こす原因となりますので、メンテナンス時に限らず日常的にチェックしてください。

他にも、給湯器の配管や電気系統に雨水がかかるような場合は注意が必要です。一般的な給湯器は雨水が入り込まない仕組みになっていますが、コンセントをはじめ電気系統に水がかかると重大な不具合につながります。専用の配管カバーの設置や配管を適切に養生することで雨水がかかることを防ぐこともできるため、気になる場合はぜひご相談ください。

自分で対処しても直らない時は修理を依頼しよう

日常的に点検や掃除をしていても、経年劣化などによって給湯器の部品が壊れたり、給湯器そのものが故障したりしてしまうことは避けられません。また、今回紹介した故障への対応方法では解決できない不具合もさまざまあります。故障原因の特定や対処方法の判断には、専門知識が必要な場合が多いため、気になる症状がある場合は、修理・点検をご相談ください。

特に給湯器はガス管と接続されているため、ガス漏れや不完全燃焼による一酸化炭素中毒などのリスクがあります。周りが囲われた場所で、不具合のあるまま給湯器を使用すること危険です。

東京ガスの修理サービスでは、24時間365日体制でWebや電話で給湯器の修理予約を受け付けています。また、ガス機器修理のほかにも、水まわり修理のご依頼も承っていますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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まとめ

給湯器の故障や不具合の原因や対処方法を解説しました。給湯器の故障ではなくガスや水の供給停止が原因の場合など、自分で対処できるケースもあれば修理を依頼した方がよいケースもあります。給湯器は10~15年程度で寿命を迎えることが多く、長年にわたって使用している給湯器は修理ではなく交換が必要なこともあります。お湯の出方が悪かったり、たびたび給湯器に不具合が発生したりする場合は、症状別の原因を参考に、修理や交換をぜひ検討してみてください。

  • この記事の監修者

    東京ガスの修理サービス コラム編集チーム

    東京ガスの修理サービス コラム編集チーム

    突然やってくる水まわりやガス機器のトラブルへの心配を少しでも和らげていただけるように、いざという時の対応方法や修理を依頼する時のポイントなどの情報を発信していきます。