給湯器の交換費用
給湯器には、給湯だけをするものからお風呂の追いだき・足し湯ができるもの、エコジョーズと呼ばれる省エネ性が高い高効率型、ガス温水床暖房などの機器を接続できる暖房機能が搭載されたものなど、さまざまな機種があり、その機能とメーカーごとに本体価格が変わります。
その他に、1分間にどのくらいのお湯を供給できるのかという能力(号数)、や家の壁に掛けるかマンションのパイプシャフトに設置するかなどでも価格は変わります。
また、給湯器を交換する費用には、本体価格の他に設置費用や既存機器の廃棄費用などが必要となります。
ふろ給湯器の交換費用の比較
それでは実際に給湯器を交換する際にかかる費用をタイプとメーカーごとに費用を比較していきます。
メーカー・タイプ別ふろ給湯器費用RUF-E1616SAW(A)
型番例 | 販売価格 | |
---|---|---|
RUF-E1616SAW(A) | 176,836円〜 | |
RUF-A1615SAW(C) | 149,313円~ | |
GT-C1672SAWBL 20A | 180,105円〜 | |
GT-1670SAWBL 20A | 157,525円〜 | |
FH-E1612SAWL | 153,381円〜 | |
FH-1613SAWL | 149,919円〜 |
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商品のみの販売はしておりません。追加工事費がかかる場合があります。基本工事費の内訳は、こちら
給湯器の種類
ふろ給湯器は、従来型と省エネタイプの高効率型「エコジョーズ」があります。
上の表を見るとわかるように、従来型は交換費用を抑えられますが、毎月かかるガス代などのランニングコストは高効率型の方が安くなります。
このほか、給湯器のタイプや号数、設置方法によって費用が変わってきます。
1.給湯器のタイプ(オートタイプ・フルオートタイプ)
給湯器には、「オートタイプ」と「フルオートタイプ」があります。
「オートタイプ」とは、給湯だけでなく、入浴の際にお湯の温度を設定しておくと、「お湯はり」「追いだき」「保温」までを自動で行うタイプです。
「フルオートタイプ」とは、「オートタイプ」に「足し湯」や自動配管洗浄機能がついたタイプ。こうした機能を使わないのであれば「オートタイプ」を選ぶと、費用が抑えられます。
2.給湯器の号数
あまり聞きなれない「号数」という言葉ですが、これは給湯器の給湯能力を表しています。
水温+25℃のお湯が1分間に出る量(L)のことで、「20号」なら1分間に+25℃のお湯を20L、「24号」なら1分間に24Lの給湯能力を有します。
一般的に家庭で用いられることが多いのが「20号」と「24号」になります。
3.設置方法
給湯器の設置方法は、壁に取付ける「壁崖型」と地面の上の土台に設置する「据置型」、そしてマンションなどに多いPS(パイプスペース)部分に設置する「PS前方排気型」などがあります。設置方法によっても費用は異なります。
給湯器のランニングコスト
給湯器の交換の際には、交換費用だけではなく、毎月かかるガス代などのランニングコストについても考えておきましょう。
家庭で消費されるエネルギーの中でも多いのは、給湯で消費されるものです。以下の表のように、全体のおよそ3割が給湯に使われています。
出典:リンナイ株式会社
毎月のランニングコストを抑えるならエコジョーズがオススメ
「エコジョーズ」とは、少ないガス量でお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器です。「エコジョーズ」は、「従来型」では捨てられていた排気熱を利用し、あらかじめ水を温めておいて、その温めた水を沸かしてお湯にすることで効率よくガスを活用。
そのため「従来型」より少ないガスでお湯を沸かすことできるので、ガスの使用量を抑える…つまり、ガス料金が安くなるというわけなのです。
「従来型」では約80%だった給湯熱効率が「エコジョーズ」では約95%に向上。ガス使用量も約15%減らせるので、年間約18,100円※のガス代節約になります。
給湯器の交換リフォームなら、省エネで環境にもやさしい「エコジョーズ」がオススメです。
※算出基準については:リンナイ株式会社Webサイトをご覧ください。
給湯器のリフォームはコストも重要なポイント
給湯器は、浴室をはじめ、キッチンや洗面などでお湯を使う時には欠かすことのできないもの。同時に、家の中でも多くのエネルギーを消費する住宅機器といえます。
最新の給湯器は、機能が充実してとても便利になっています。こうした利便性だけでなく、「エコジョーズ」のような省エネタイプのものがあるので、毎月のライニングコストを抑えることができます。
家族構成や使用頻度、使い勝手や毎月のランニングコストなどを考えて、賢く選ぶのがポイントです。
2024年10月04日
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給湯器の寿命はおよそ10年 早めのタイミングで交換を検討しましょう
給湯器の寿命はおよそ10年。
「急にお湯が出なくなった」と感じるかもしれませんが、実はそれ以前に経年劣化によってトラブルが起こるサインが出ているのです。故障してしばらくお湯が使えない…となる前に、こうしたサインに気づいたら、早めのタイミングで交換を検討するとよいでしょう。
また、給湯器は経年劣化すると熱効率が下がってくるので、古い給湯器を使っていると必要以上にガスを消費している、なんてことも。 新しい給湯器に交換するだけでも毎月のガス代がずいぶん安くなることがあります。
おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!
給湯器の耐用年数注)は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。
給湯器の交換費用は20万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。