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お風呂のリフォームと同時に給湯器も交換する?

お風呂(浴室)のリフォームをする際、同時に給湯器の交換が必要なのかどうか分からない方も多いのではないでしょうか。 結論から言うと、お風呂をリフォームしても給湯器をそのまま使い続けることができます。 とはいえ、同時に行うことによって得られるメリットが大きいことも確かです。 ここではお風呂リフォームと給湯器を同時にリフォームした方が良いケースについて、具体例を挙げながら紹介します。 お風呂リフォームや給湯器の交換を検討している方は、ぜひ参考にして下さい。

最終更新日:2024年07月08日公開日:2024年05月17日

目 次

お風呂リフォームにあわせて給湯器もかえた方が良いケース

最初にご紹介した通り、給湯器はお風呂リフォームをする際に必ず交換する必要はありません。
特に給湯器だけ替えたばかりで機能が新しい場合などは、そのまま利用をしても問題ないでしょう。

しかし、お風呂のリフォームと給湯器の効果を同時に行うと、別々に施工するよりも安くなることが多く、配管工事の効率も良いため、メリットが大きいです。
ここでは、同時施工が特におすすめできる6つのケースについて紹介していきます。

  • 給湯器も交換時期に近い・または寿命を迎えている
  • 給湯機能のみの機種から新たな機能付きの機種にしたい
  • 家族人数に変化が生じたとき
  • 在来工法からユニットバスにリフォームする場合
  • リフォームに関するマンションの管理規約が厳しい場合
  • 同時工事で工賃を安くしたい

それぞれ見ていきましょう。

給湯器も交換時期に近い・または寿命を迎えている

現在使用している給湯器の交換時期が近い場合や、すでに寿命を迎えている場合には、いつ故障してもおかしくないため、お風呂をリフォームする際に一緒に交換すると良いでしょう。

給湯機能のみの機種から新たな機能付きの機種にしたい

現在給湯機能しか持たない給湯器を使用していて、追いだきなどの新たな機能がついている給湯器にしたい場合も、お風呂リフォームの際に同時に交換してしまうと良いでしょう。

  • 追いだき機能や床暖、浴室乾燥
    給湯器に追いだきの機能をつけたい場合には追いだき機能付きの給湯器を選定すれば良いのですが、加えて床暖房や浴室乾燥機を給湯器の機能も欲しい場合には暖房機能付きの機種に取り換えましょう。
    ※現在の設置状況によっては設置できないケースもあります。

  • 省エネ性能の高い機種にしたい
    今よりも省エネ性能の高い機種に変えて、ガス代を節約したい場合は、燃焼効率の良いエコジョーズへの取り替えが挙げられます。
    エコジョーズについてはこちらで詳しく紹介していますので、興味のある方は参照してください。
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  • リンナイのマイクロバブル、ノーリツのUV除菌(配管やお湯をきれいに保つ)

    追いだきや床暖房、浴室乾燥だけではなく、ほかにも先進的な機能を持つ機種もあります。

リンナイのマイクロバブルバスユニットは、浴槽のお湯にマイクロバブルを発生させ、高いリラックス効果や洗浄効果、保温効果を付与してくれる給湯器です。
ノーリツの給湯器には、配管やお湯をきれいに保つUV除菌ユニットを搭載している機種もあります。

家族人数に変化が生じたとき

子どもの独立や親との同居など、家族の人数に変化が生じるタイミングでお風呂のリフォームを実施する場合も、給湯器を一緒に交換してしまうのがおすすめです。

給湯器は、家族の人数が減る場合には性能を下げることで効率がよくなり、逆に人数が増える場合には性能を上げなければ使用できるお湯の量に対応できなくなる可能性があります。

家族の人数にあわせた給湯器を導入することで長く快適に使用することができるため、同時に工事を行った方が良いでしょう。

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在来工法からユニットバスにリフォームする場合

在来工法と呼ばれるタイルなどで作り付けられている浴室からユニットバスにリフォームする場合も、給湯器を買い替えやすいタイミングといえます。

在来工法からユニットバスへのリフォームは、原則として既存の浴室を全て解体した上で、新たに浴室を作り上げていくことになります。

給湯器をそのままに配管のみを新しくして使用することも可能ですが、あとから給湯器を交換すると同等の設備工事がかかってしまうため、同時に交換した方が良いでしょう。

リフォームに関するマンションの管理規約が厳しい場合

戸建住宅ではなくマンションにお住まいの場合、占有部分であったとしてもマンション毎に定められている管理規約にしたがってリフォーム工事を進めなければなりません。

特にユニットバスのみのリフォームや給湯器のみの交換は、配管工事や、電気工事を要することもあり、管理組合やオーナーとのやり取りや許可が必要な場合もあります。

そのようなケースでは、給湯器とユニットバスを同時に交換した方が、手間がかかる管理側とのやり取りを一度に済ませることができるため、おすすめです。

同時工事で工賃を安くしたい

先ほども説明しましたが、お風呂リフォームには設備工事を必要とするケースが多いです。

お風呂リフォームと給湯器の交換を別々に行うと、それぞれに対して設備工事費用がかかりますが、同時に施工することで配管工事などの共通する施工費を安く済ませることができます。

そのため、工賃を少しでも安くしたい場合には、お風呂リフォームと給湯器の同時交換をするようにしましょう。

給湯器交換についてはこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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給湯器の交換はどこに頼む?頼む際のポイントや注意点を解説

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給湯器にあわせて浴室もかえた方が良いケース

ここまでは、お風呂のリフォームにあわせて給湯器を交換した方が良いケースについて紹介してきました。
続いては、逆に給湯器を交換するタイミングにあわせて、浴室を一緒にリフォームした方がいいケースを紹介していきます。

  1. 浴室が在来工法で給湯器が故障した場合
    せっかく給湯器を新しいものに買い替えても、在来工法の浴室では、給湯器のスペックを活かしきれなかったり、設置時に追加工事が必要になる場合があります。
  2. 既存の配管や浴室が希望する給湯器の配管やオプションに対応できない場合
    既存の配管や浴室が新しい給湯器に合っていない場合も、同時に浴室のリフォームをしてしまうのがおすすめです。別の給湯器を選定し直す選択肢もありますが、それではリフォームの満足度を下げてしまうでしょう。

浴室のリフォームは高額になりがちですが、上で紹介した2つは、給湯器の交換にあわせて行うことで金額以上のメリットを得られやすいケースといえるでしょう。

お風呂リフォームと給湯器交換のまとめ

今回はお風呂のリフォームと、給湯器交換の関係について紹介しました。

お風呂のリフォームはと給湯器の交換は、別々に行うことも可能ですが、同時にすることで大きなメリットを得られます。
そのまま給湯器を使い続ける場合には、何年後に給湯器の交換が必要なのかを把握し、その交換のタイミングに同時にリフォームをするように計画し直すのも選択肢のひとつです。

迷った場合には、自分ひとりで決めずに、専門業者の見解も踏まえながらリフォームの計画をたてると、結果的に後悔が少なくなるでしょう。

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  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます