一人暮らしに必要なものは?
一人暮らしに必要なものについて、「家電」「家具やカーテンなど」「日用品」の3つのカテゴリ別にリストアップし、選び方まで解説します。
部屋によっては家具や家電が備え付けの場合もあるほか、ライフスタイルによっては不要なものも含まれるため、あくまで参考例としてご覧ください。
家電
一人暮らしに必要な家電は、以下のようなものが挙げられます。
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 洗濯機
- テレビ
- エアコン
冷蔵庫
一人暮らしの場合、冷蔵庫の容量の目安は100~250リットルです。特に、自炊を頻繁にする方であれば、200~250リットル程度の余裕をもった容量がおすすめです。
容量以外の観点としては、搬入経路や設置スペース、ドアの開く方向などがあります。冷凍食品を購入することが多い方は、冷凍室の容量にも注意して選びましょう。
電子レンジ
温めや簡単な調理だけに使うなら、単機能でコンパクトな電子レンジを。本格的な料理をする人なら、オーブンレンジなど多機能な電子レンジを選択肢にするとよいでしょう。キッチンが狭くて設置場所に困る場合は、レンジラックを使うことで解決することもあります。
洗濯機
洗濯機用の防水パンがある場合は、防水パンのサイズを確認した上で機種を選びます。また、部屋によっては防水パンがない場合や、設置スペースが限られている場合もあるため、事前に確認することが大切です。
一日に出る洗濯物の量は一人あたり1.5kgといわれるため、一人暮らしで2~3日に1回ほどの頻度で洗濯する場合は5kgの容量があれば十分だと考えられます。洗濯物の量や頻度などに合わせて容量を考えましょう。
テレビ
テレビのサイズの選び方はいくつかありますが、一人暮らしの場合は部屋の広さから考える方法がわかりやすいでしょう。例えば、6畳の部屋では24~32インチのテレビ、8~10畳の部屋では32~40インチのテレビが適しているといわれています。配置位置はテレビ台のスペースも考慮して決めていきましょう。
エアコン
エアコンは部屋に備え付けの場合も少なくありませんが、自分で用意する必要がある場合は部屋の広さから機種を選びます。ただし、室内の電源やダクトの位置によって設置できる場所や機種が限定されることがあるため注意が必要です。
家具やカーテンなど
一人暮らしに必要な家具やカーテン類と、その選び方を紹介します。
- テーブル
- 椅子・ソファ
- ベッドや布団
- 枕
- シーツ
- カーテン
テーブル
一人暮らしでは、コンパクトな折りたたみ式や伸縮可能なテーブルだと、スペースを有効活用しやすく便利です。また、ダイニングテーブルを置くことでスペースが狭く感じる場合、代わりにローテーブルを置くことで部屋を広く見せるのも一案です。
椅子・ソファ
テーブルとセットで必要になる椅子のほか、ソファがあるとちょっとした休憩に使えるだけでなく、友達や家族を呼んだ際の居場所にもなります。ローテーブルを置く場合は、ソファではなく座椅子という選択肢もあります。
ベッドや布団
一般的に、一人暮らしで選ばれやすいのはシングルベッドです。収納付きのベッドフレームなら衣服などをしまうことができ、限られたスペースを有効活用できます。折り畳み式のベッドやソファベッドといった選択肢もあるため、部屋の広さと設置場所に応じたものを選択しましょう。
もちろん、ベッドではなく布団という選択肢もあります。布団なら日中は畳んでおけるため、部屋をより広く使えます。ただし、部屋によってはクローゼットや押し入れなど、布団の収納スペースが十分に確保できないケースもあるため注意が必要です。
枕
枕は、睡眠時の首や肩への負担を軽減してくれます。枕が変わると寝付きづらいといった方も少なくないため、引越し時に忘れないようにしましょう。
シーツ
シーツは布団やベッドを清潔に保つ上で重要です。また、肌触りの良いシーツは睡眠の質を高めてくれます。シーツにはさまざまな素材のものがあり、例えば夏場は接触冷感素材のシーツ、冬場は肌ざわりがあたたかなフランネル素材のシーツ、といったように季節ごとに替えることで睡眠環境を整えやすくなります。
カーテン
カーテンは、大前提として窓のサイズに合わせる必要があります。その上で、遮光性や断熱性といった機能にも注目しましょう。特に断熱性は省エネ効果も期待できるため、注目したいポイントです。また、防犯やプライバシー保護の観点からもカーテンは重要です。
日用品
一人暮らしに必要な日用品には、以下のようなものが挙げられます。
- キッチン用品
- トイレ用品
- 洗面・浴室用品
- 衣類・タオル
キッチン用品
一人暮らし向けの物件では、キッチンスペースが限られているケースが珍しくありません。そのため、包丁、まな板、鍋、フライパンといったキッチン用品の選び方と整理には工夫が必要です。収納場所を考えた上でサイズを選ぶとよいでしょう。
食器やカトラリーは、日常使いの茶わん、マグカップ、皿などを中心に、まずは最低限の数だけそろえることをおすすめします。
トイレ用品
衛生状態を保ち、心地よい生活空間にするために、トイレブラシ、トイレ用洗剤などの清掃用具は必須アイテムです。清掃用具を選ぶ際は、使いやすさも大切ですが、一人暮らしの場合は収納のしやすさも特に考慮する必要があります。
また消耗品としてトイレットペーパーも必要になりますが、一人暮らし向けの物件ではトイレットペーパーの収納スペースが小さいことも多々あるため、購入する量には注意が必要です。
洗面・浴室用品
歯ブラシ、コップ、バスチェアなどのアイテムのほか、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープなどの消耗品も必要です。消耗品は引越し当日に近くのスーパーやドラッグストア、コンビニでも購入できますが、自分が普段使用しているものが入手できないことも考えられるので、早めにそろえて荷物に入れておくことをおすすめします。
衣類・タオル
一人暮らし向けの部屋では、クローゼットなど収納スペースが限られているケースが多くあります。そのため、着回しのきくアイテムを中心にそろえるなどして衣類が多くなりすぎないようにするのも、快適に過ごすための方法のひとつです。
タオルについても、バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルなど、それぞれ多く持ちすぎないことで収納に必要なスペースを抑えることができます。
引越し当日に必要になるもの
引越し当日に必要となるものとしては、以下が例として挙げられます。梱包せず手荷物に入れておくか、梱包するにしても取り出しやすい場所に入れておくようにしましょう。
- 新居の鍵
- 貴重品
- 荷ほどきに使う道具
- 家具・家電の組み立ての工具
- カーテン
- 掃除用具
- ごみ袋
- その他毎日使うもの
新居の鍵
新居の鍵がないと新居に入ることができず、引越し作業がスタートできません。セキュリティ上の観点からも、新居の鍵は大切に携行しましょう。
貴重品
現金、通帳、印鑑などの貴重品は、荷造りの段ボールに入れずに自分で携行します。引越しの作業中に失くしてしまわないように注意しましょう。
荷ほどきに使う道具
引越し先で、まず行わないといけないのが荷ほどきです。荷ほどき作業にはカッター、はさみ、不要になった段ボールをまとめるための紐などが必要です。軍手も用意しておくと、手を保護できるため便利です。
家具・家電の組み立ての工具
家具や家電によっては、引越し時に分解して運送することもあります。新居で家具を組み立てたり家電を設置したりする場合は、ドライバーやレンチなどの工具が必要になります。
カーテン
カーテンを取り付けないままでいると、夜は外から部屋の中が見えてしまいます。見落としがちですが、プライバシーの保護、防犯、遮光・断熱といった観点から、カーテンは引越し当日から必要になるでしょう。
掃除用具
引越し日の旧居を掃除するほか、新居も搬入や荷ほどき後にすぐ掃除が必要になることがあるので、掃除機、ほうき、ちりとり、雑巾などはすぐに出せる荷物にしておきましょう。
ごみ袋
荷ほどきや整理の際には、必ずごみが出ます。ごみ袋は多めに用意しておかないと、足りなくなる可能性があります。また、引越し先の自治体によって指定のごみ袋があるため、引越し当日に近隣のお店で購入するか、可能であれば前もって用意できると理想的です。
その他毎日使うもの
スマートフォン、充電器、トイレットペーパーやタオルなどの日常的に使うアイテムは、引越し当日もすぐ必要です。梱包するにしても、すぐに取り出せるように入れておきましょう。
まとめ
初めて一人暮らしをする場合、具体的に何が必要になるのか分からないことが多いと思います。一人暮らしに必要なものをカテゴリ別にリストアップして解説しました。まずは必要なものだけをしっかりとそろえ、そこから生活を充実させていきましょう。
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