電気の乗り換えで月々の支払いを節約できる! メリットや電力会社の選び方

電気の乗り換えで月々の支払いを節約できる! メリットや電力会社の選び方

電力会社の選び方を間違わなければ、電気の乗り換えによる節約は可能です。本記事では、電気の乗り換えで節約できる金額や、乗り換えのメリット・デメリットを紹介します。電力会社の選び方についても詳しく見ていきましょう。東京ガスに乗り換えるメリットも紹介しますので、電気代を節約したい方は、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2025年03月06日公開日:2025年03月04日

目 次

電気の乗り換えで節約できる金額は?

2016年に電力自由化が開始されて以降、電力会社を乗り換えることで、電気代を節約できるようになりました。電気の乗り換えで節約できる金額は、東京ガスのかんたん料金シミュレーションで計算できます。

例えば、契約電流30Aで2024年11月の使用量が400kWh(4人家族相当)だったとき、東京ガス 電気基本プランは東京電力エナジーパートナー(従量電灯B)に比べて「1ヶ月 239円」お得です。

さらに、新規申し込みで基本料金が1ヶ月無料になるので、よりお得になります。

電気を自由に乗り換えられるようになった理由

電力自由化

2016年4月に行われた法律改正により、電力自由化が始まりました。

以前は住んでいる地域により契約できる電力会社に制限がありましたが、電力が自由化されたことで、住んでいる地域に事業参入している電力会社から、自由に選べるようになったのです。

電力自由化を受け、新規参入した小売電気事業者のことを「新電力」と呼びます。電力自由化をきっかけに、さまざまな業種の企業が新電力として電気の販売に乗り出しました。

そのため、電力会社間で競争が生まれ、さまざまなプランを展開するようになったため、自分に合ったプランを自由に選べるようになったのです。

電力自由化による新電力の参入により、より安く電気を契約できるチャンスが出てきたといえるでしょう。

電気を乗り換える3つのメリット

電気を乗り換えるメリットは、以下の3つです。

  1. 安いプランへの乗り換えで電気代を節約できる
  2. セット割を活用すると電気代がお得になる
  3. 新電力に乗り換えても電気の品質は変わらない

それぞれ詳しく解説します。

【メリット1】安いプランへの乗り換えで電気代を節約できる

【メリット①】安いプランへの乗り換えで電気代を節約できる

現在契約している電力会社より安いプランがあれば、電力会社を乗り換えることで電気代を安くできる場合があります。

新電力は、さまざまな企業が参入していることから、料金の安いプランや、ニーズに合ったプランを見つけることも可能です。

ただし、新電力の中には、自由化以前から電気を供給している地域の電力会社(例 東京電力エナジーパートナー等)よりも料金が高い事業者もいる場合があります。例えばポイント還元率が高く一見お得に見えても、実際高くなるケースもあるため、注意が必要です。

【メリット2】セット割を活用すると電気代がお得になる

【メリット②】セット割を活用すると電気代がお得になる

電力会社によっては、ガスと電気をまとめて契約すると、セット割引が適用されておトクに電気を利用できる場合があります。

【メリット3】新電力に乗り換えても電気の品質は変わらない

電球

新電力に乗り換えても、お客様に供給する電気はこれまでと同様に従来の地域の電力会社(例 東京電力パワーグリッド等)の送配電網を利用します。

そのため、新電力に乗り換えたからといって、電気の品質が落ちたり、停電が増えたりすることはありません。

電気の品質や停電を心配せず、自分に合った電力会社を選ぶことをおすすめします。

電気を乗り換える3つのデメリット

電気を乗り換える3つのデメリット 女性 イラスト

電気を乗り換えるデメリットは、以下の3つです。

  1. 乗り換えても料金が安くならないことがある
  2. 一部の電力会社では解約違約金が設定されている
  3. 支払い方法が限定されていることがある

それぞれ詳しく解説します。

【デメリット1】乗り換えても料金が安くならないことがある

電力会社を乗り換えれば、必ず料金が安くなるというわけではありません。ライフスタイルに合っていないプランや割高なプランに乗り換えてしまうと、逆に料金が高くなってしまう場合があります

電気の使用状況や現在契約しているプランを確認して、乗り換えを検討することが大切です。

【デメリット2】一部の電力会社では解約違約金が設定されている

電力会社によっては、契約を解約する際に解約違約金が設定されている場合があります。

解約違約金が発生する場合、乗り換えによって月々の電気代を安くできても、節約のメリットを享受しにくいです。乗り換えを検討する際には、現在利用中のプランで解約違約金が設定されているかどうか、Webサイトや契約書などから確認してください。

ただし、解約違約金がかかったとしても、長期的に見れば乗り換えたほうがお得になる場合もあります。現在の契約状況と比較したうえで、乗り換えるかどうか検討しましょう。

【デメリット3】支払い方法が限定されていることがある

電力会社によっては、支払い方法がクレジットカードのみであったり、特定の銀行に限定される場合があります。普段使用していない方法での支払いには、大きな手間がかかります。

事前に支払い方法を確認して、自分に合ったものを選びましょう

乗り換え先の電力会社を選ぶポイント

乗り換え先の電力会社を選ぶポイントは、下表のとおりです。

電力会社を選ぶポイント

  • 供給エリアを確認する
  • 料金プランの種類を確認する
  • 現在契約している料金プランと比較する

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

供給エリアを確認する

気になる電力会社を見つけたら、住んでいる地域が供給エリアに含まれているかを確認しましょう。電力会社の中には、全国を供給エリアとする会社もあれば、供給エリアを特定の地域に絞っている会社もあります。

供給エリアは電力会社のWebサイトなどで確認できます。供給エリアを事前に確認して、供給エリア外の電力会社を選ばないように注意しましょう。

料金プランの種類を確認する

電力会社が提供しているプランには、さまざまなプランがあります。東京ガスで主に取り扱っているプランは、下表のとおりです。

取り扱いプラン

プラン概要

基本プラン

一般家庭向けのプラン(東京ガスのガスをご契約の方は、電気料金が割引になる「ガス・電気セット割」がご利用いただけます)

さすてな電気

実質再生可能エネルギー100%かつ実質CO2排出量ゼロの電気を利用できるプラン

時間帯別プラン

オール電化住宅向けのプラン

基本プランは、ガス・電気セット割や新規お申し込みで基本料金1ヶ月無料 注) などが適用され、多くの方にご利用頂いているプランです。

ただ、オール電化住宅かどうかや、ガス会社をどこにしているかなど、状況によってはお得になるプランが異なります

電気の乗り換えを検討する場合は、自分の生活を改めて振り返り、ふさわしいプランを選択するようにしましょう。

注) 2025年2月時点の情報です。都合により終了する場合があります。

現在契約している料金プランと比較する

多くの電力会社のWebサイトには、電気代のシミュレーション機能があります。電気の乗り換えをする前に、現在契約している電力会社の料金プランと比較してみましょう。
東京ガスでは下記のページで、簡単にシミュレーションができます。

かんたん料金シミュレーションは、こちら >

できるだけ正確な比較をするために、マイページなどを確認し、現在契約している電力会社との契約内容や、電気の使用状況を把握しておくと良いでしょう。

電気の乗り換えに適したタイミング

電気の乗り換えに適したタイミング

電気の乗り換えに適したタイミングは、以下のとおりです。

  • 引越しをするとき
  • 家族構成やライフスタイルに変化があった
  • 家計を見直したいとき
  • 料金プランの契約が終了する

それぞれ詳しく解説します。

家族構成やライフスタイルに変化があった

家族構成やライフスタイルに変化があったときは、電力会社の乗り換えを検討するのに適したタイミングです。

子どもが生まれたり、親との同居を始めたりして、家族構成が変化すると、電気の使い方は大きく変わります。

また、在宅勤務が増えた、家族が家にいる時間が長くなったといったライフスタイルの変化も、電気の使い方に影響を与える要素です。

変化した家族構成やライフスタイルにあった料金プランに乗り換えれば、電気代をより安くできる場合があります。変化後の状況に合わせてシミュレーションなどを行い、乗り換えを検討してみましょう。

料金プランの契約が終了する

料金プランによっては、契約期間が設定されている場合があります。

手続きを進めなくても自動的に更新されることが多いですが、乗り換えると電気代が安くなる可能性があるため、別の電力会社を検討する良い機会でもあります。

また、契約期間が終了する直前は、解約違約金を支払わずに解約できる可能性が高いです。お得に乗り換えできるタイミングを逃さないよう、現在契約しているプランがいつまでなのかを確認しておきましょう。

電気の乗り換え手続きをする流れ

電気の乗り換え手続きをする際の流れは、下表のとおりです。

電気の乗り換え手続きの流れ

  1. 乗り換え先の候補となる電力会社をピックアップする
  2. 複数の電力会社を比較して節約につながる会社をみつける
  3. Webや電話で申し込む(現在契約している電力会社の解約手続きは不要) 注)
  4. 現住所で電力会社を切り替える場合は契約後に需給開始日が通知される。引越しの場合は、電力会社と決めた使用開始日から電気が使えるようになる。

注) 引越しをするタイミングで電力会社の乗り換えを行う場合は、現在契約している電力会社と解約手続きを行う必要があるため、注意しましょう


乗り換えたいタイミングが決まっている場合は、余裕を持ったスケジュールで乗り換えの手続きを始めましょう

東京ガスのおトクな電気料金メニューに乗り換えよう!

電気契約の見直しをお考えの方は、おトクで安心、申し込みも簡単な東京ガスの「基本プラン」がおすすめです。注)
ご契約中の電力会社にお問い合わせいただき下記の番号をご準備のうえ、お申し込みください。

  • 供給地点番号(0で始まる22桁)
  • お客さま番号(加入されている電力会社により番号の種類は異なります)

注) 東京ガスの電気をご利用いただけるエリアは、以下の通りです。
東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県(富士川以東)
(ただし、離島にお住まいの方や建物全体で一括で電気契約をしている集合住宅やビルに入居されている方は除きます。)

東京ガスの基本プランのメリット1

新規申し込みで基本料金1ヶ月無料!

東京ガスの電気「基本プラン・ずっとも電気3」の新規お申し込みで、電気代基本料金1ヶ月無料が適用されます。注1)
引越し時の再契約(継続での利用)も対象です!
注1)都合により終了する場合がございます

東京ガスの基本プランのメリット2

ガスと電気をまとめるとおトク

東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまは、ご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。注2)

注2)お申し込みいただき、条件を満たした場合に適用いたします。詳細は、ガス・電気セット割 をご覧ください

お申し込み手続き以外の面倒な乗り換え手続きは原則不要!

注)お客さまの電気メーター設置状況や現電力会社との契約状況により、別途費用の発生や現電力会社へのご連絡をお願いすることがあります

注)この記事に含まれる情報の利用は、お客さまの責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
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