この記事でわかること
- 電気を割安に使える時間帯がわかる!
- 夜間料金プランの選び方がわかる!
- 夜間料金プランを選ぶ際の注意点がわかる!
電気代が安くなる時間帯は?
電気プランの多くは「基本料金」と、電力量料金単価×使用量で計算される「電力量料金」などから電気料金を計算します。契約している電力会社やプランによっても異なりますが、以下の4種類に大別できます。
- 燃料費調整制度や市場価格に応じて料金調整が行われるプラン
燃料費調整上限が設定されていたり、一定の変動幅を設けているプランなどに細分化されます - 完全定額料金プラン
使用量などに応じて料金が変更されず、固定料金のみが存在するプランです。 - 完全従量料金プラン
基本料金を0円として、使用量や燃料価格によって料金が変わるプランです。 - 再エネ特化型プラン
再生可能エネルギーを100%提供するプランです。
注) 以上はあくまで料金メニューの一例です
このうち、燃料費調整制度や市場価格に応じて料金調整が行われるプランの中には時間帯によって割安に電気を使用できるプランが存在します。その中には、深夜帯の電力量料金単価を安く設定している夜間料金プランというものがあります。
夜間料金プランが展開された理由
以前は、夜間は需要が少ない時間帯のため、市場価格が低い傾向でした。市場価格が低いと電源調達コストが安くすむので、低価格でユーザーに提供できます。
電気の夜間料金が安いプランの選び方
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夜間料金が安いプランを選ぶ際は、大手電力会社だけでなく新電力会社も含めて検討するのがおすすめです。多くの新電力会社は、夜間料金が割安なプランを提供しており、生活スタイルに合ったプランを選ぶことで電気代を節約できます。
電気の夜間料金が安いプランを選ぶ際の注意点
電気の夜間料金が安いプランを選ぶ際の注意点は、下記の4つです。
- 専用のプランを契約する必要がある
- 電気代が高くなる可能性がある
- 生活スタイルに合うかどうかを確認する必要がある
- 消費量の大きい家電の使用時間帯を把握しておく必要がある
ここでは、上記4つの注意点について、一つずつ詳しく解説していきます。
専用のプランを契約する必要がある
夜間料金で電気を使いたい場合、夜間料金に対応したプランの契約が必要です。
サービス内容や料金体系が似通っていても、電力会社が違えばプラン名も異なります。比較検討したうえで契約することが大切です。
電気代が高くなる可能性がある
ライフスタイルにマッチしていないと、電気代が高くなる可能性があるため注意が必要です。
夜間料金が適応されるプランは、日中の電気料金が高い傾向にあります。
例えば、昼間に電力を多く消費する家庭などの場合は、逆に電気代が高くなる可能性が考えられます。
ライフスタイルや電気の使用時間を考慮し、電気料金プランの特長をよく確認することが大切です。
消費量の大きい家電の使用時間帯を把握しておく必要がある
夜間料金プランの割引効果を最大限活用したい場合は、消費電力が大きい家電の使用時間帯をチェックし、安くなる時間帯に使う必要があります。消費電力が大きい家電の代表例は以下のとおりです。
- IHクッキングヒーター(1口):3000W
- 電子レンジ :1400W
- アイロン:1400W
- 電気炊飯器:1300W
- 浴室乾燥機(電気式):1290W
- ドライヤー :1000W
参考:クール・ネット東京「見える化のすすめ 家電製品の消費電力(W)はどのくらい?」
注)実際の消費電力量はお使いの家電によって異なる場合があります。
夜間料金プランを最大限活用するためには、食器洗浄機や乾燥機は、夜間に使ったり、タイマー機能で深夜に稼働させるなどの工夫が必要になります。
複数の電力会社を比較する
前述のとおり、プラン内容は、電力会社によってさまざまです。
電力の自由化により、多くの新電力会社が、多様なプランを携えて新規参入しています。そのため、複数の電力会社を比較検討することが大切です。
東京ガスでも「時間帯別プラン」をご用意しています。夜間料金を効率よく抑えたい方はぜひチェックしてみてください。詳しい内容は以下のページでご確認ください。
電気の夜間料金が安いプランがおすすめな人
- 日中の電気使用量が少ない人
- 蓄熱式床暖房や電気温水器、蓄電池を使っている人
- オール電化の住宅に住んでいる人
夜間料金プランは、お得に利用できる人と、逆にコストが高くなってしまう人がいます。夜間料金プランを検討している方は、まずはじめに、自分がお得に利用できるかどうかを調べましょう。
ここでは、夜間料金プランがおすすめな人の特長を、3点紹介します。
日中の電気使用量が少ない人
夜間料金プランは、日中の電気使用量が少ない方におすすめです。
例えば、仕事で日中は家を留守にするため、出勤前と帰宅後にしか電気を使わない方などが該当するでしょう。そのようなライフスタイルであれば、日中の電力量料金が割高な夜間料金プランでも、電気代を節約できる可能性が高いです。
ただし、休日の昼間を家で過ごす場合は、その時間帯の電気代が高くなる場合があります。あらかじめ休日の過ごし方などをシミュレーションしておくと良いでしょう。
蓄熱式床暖房や電気温水器、蓄電池を使っている人
蓄熱式床暖房や、電気温水器、蓄電池などを使っている方は、夜間料金プランを選ぶと良いでしょう。
蓄熱式床暖房と電気温水器は、夜間に蓄熱材や水を温めておき、温めた熱や温水を日中に使用できます。どちらも割安に電気を使える夜間に電気を使うことで、日中は電気代の節約につながります。
また、蓄電池は電気代が安い夜間料金のプランを契約して、夜間に蓄えた電力を昼間に使うことで、電気代の節約になります。
ただし、いずれも家族構成や使い方によって費用対効果が変わるため、お得かどうかは家庭の状況に応じて検討しましょう。
オール電化の住宅に住んでいる人
オール電化住宅は、電力量料金が割安の夜間料金プランを利用し、エコキュートなどのヒートポンプ機器を夜間に稼働させることで、電気代を抑えられます。
電力会社によっては、オール電化に適した夜間料金プランを展開しているところもあります。各時間帯の電気料金を確認し、電気を使う時間を日中の時間帯から夜間の時間帯へずらすことで、電気代の節約が可能です。
夜間料金が安いプランでさらに電気代を節約する方法
夜間料金の安いプランであっても、電気を多く消費していれば電気代はかさみます。電気代を節約するための方法として、以下のことを実践してみてください。
- タイマーが備わっている家電製品は、夜間使用に設定する
- 洗濯機や食洗機は、夜間に稼働して昼間の電気使用量を抑える
- スマートフォンやパソコン、モバイルバッテリーなどは夜間に充電
- 電化製品の設定を見直す(タイマーで自動オフ・省エネモードの設定など)
無駄な電気の使用量を減らすために、節電グッズを使うのもおすすめです。
オール電化住宅にお住まいなら東京ガスの<時間帯別プランがおすすめ!>

オール電化向け住宅に住んでいる方は、オール電化向けのプランを契約することをおすすめします。東京ガスのオール電化向け料金メニューの「時間帯別プラン」は「価格の安さ」だけではなく、将来を見据えた「安心と安定」が魅力です。
注1)資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2022年6月時点)における、みなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値
申し込み以外の切り替え手続きは原則不要のため、不便な切り替え工事などもありません。ぜひお得なプランで電気代の節約を検討してみてください。
基本プランがおすすめな人
日中家にご家族がいる方や、在宅で仕事をしている方は、夜間料金のプランでは電気代が高くなる可能性があります。その場合は、使用量に応じて電力量料金単価が変わるプランを選びましょう。
一方で、夜間に多くの電力を消費する家電もあるため、電気の使用量が多いのは昼間だけとは限りません。「昼間と夜間でどちらの在宅時間が長いのか」「電気の使用量はどの時間帯が多いのか」といった観点を持ち、どちらが安いのかを比較して決めることが大切です。
使用量によって電力量料金単価が変わるプランを契約している方は、電気とガスをまとめることで割引を受けられるケースもあります。東京ガスもガスと電気のおまとめで、電気料金が安くなるプランを展開しているので、ぜひご相談ください。
基本プランなら東京ガスのガス・電気セット割がお得!
電気契約の見直しをお考えの方は、おトクで安心、申し込みも簡単な東京ガスの「基本プラン」がおすすめです。注)
ご契約中の電力会社にお問い合わせいただき下記の番号をご準備のうえ、お申し込みください。
- 供給地点番号(0で始まる22桁)
- お客さま番号(加入されている電力会社により番号の種類は異なります)
注) 東京ガスの電気をご利用いただけるエリアは、以下の通りです。
東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県(富士川以東)
(ただし、離島にお住まいの方や建物全体で一括で電気契約をしている集合住宅やビルに入居されている方は除きます。)
東京ガスの基本プランのメリット1
新規申し込みで基本料金1ヶ月無料!
東京ガスの電気「基本プラン・ずっとも電気3」の新規お申し込みで、電気代基本料金1ヶ月無料が適用されます。注1)
引越し時の再契約(継続での利用)も対象です!
注1)都合により終了する場合がございます
東京ガスの基本プランのメリット2
ガスと電気をまとめるとおトク
東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまは、ご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。注2)
注2)お申し込みいただき、条件を満たした場合に適用いたします。詳細は、ガス・電気セット割 をご覧ください
お申し込み手続き以外の面倒な切り替え手続きは原則不要!

注)お客さまの電気メーター設置状況や現電力会社との契約状況により、別途費用の発生や現電力会社へのご連絡をお願いすることがあります