引越し

引越し時にガスの使用停止・使用開始の手続きは何日前にするのがよい? 手続きの流れなどを解説

引越しに伴うガスの使用停止や使用開始の手続きは、スケジュール調整をスムーズにするため、早めに行う必要があります。本記事では手続きを何日前にするのがよいか紹介します。また、ガスの使用停止や使用開始に必要な手続きの流れも解説。引越し時のガスの手続きに不安な方は、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2025年03月04日公開日:2024年04月09日

目 次

この記事でわかること

  • 何日前にガスの使用停止、使用開始手続きをすればよいか、目安がわかる!
  • ガスの使用停止・使用開始手続きの流れがわかる!

引越しに伴うガスの使用停止・使用開始手続きは何日前にするのがよい?

手続きの目安

手続き方法

立会い

退去時

退去の1〜2週間前

Webもしくは電話

不要注)

入居時

引越しの1~2週間前

Webもしくは電話

必要

退去時のガスの使用停止手続きは、1〜2週間前までに済ませておきましょう。

一方、入居時の使用開始手続きも、引越し(入居日)の1〜2週間前までに行うのがよいです。特に、ガスの使用開始手続きは立会いに伴う日程調整が必要になるため、早めに済ませておくとよいでしょう。

注) 退去時でも、オートロックが備わっている建物やガスメーターが室内に取り付けられている部屋など、作業担当者が入れない場合は立会いが必要となります。

使用停止・使用開始手続きが混み合う時期

  1. 3月上旬~4月上旬
  2. ゴールデンウィーク周辺
  3. 各月末や月初
  4. 半期末(9月末)や年末(12月末)

通常期であれば、ガスの使用停止手続きは遅くとも1〜2週間前までに行いましょう。
退去時にガスの使用停止手続きをしないと二重払いになる可能性もあります。また、上述しましたが、入居時のガスの使用開始には立会いが必要なため、混み合う時期には早めの日程調整が必要です。ガスの使用開始の申し込み手続きが完了していない場合、入居しても数日間はガスが使えない恐れがあるため注意が必要です。

繁忙期は日程の調整が難しくなったり、対応が遅くなったりする可能性があるので、できる限り早くガスの使用開始・停止の申し込み手続きを行いましょう。

引越しに伴うガスの使用停止手続きの流れ

連絡先

契約中のガス会社

連絡方法

  • Web(推奨)
  • 電話

連絡するタイミングの目安

1~2週間前(推奨)

手続きに必要な情報

  • 契約者の氏名
  • 住所
  • 使用停止日
  • お客さま番号

立会いが必要か

不要注)

注) 退去時でも、オートロックが備わっている建物やガスメーターが室内に取り付けられている部屋など、作業担当者が入れない場合は立会いが必要となります。


引越しに伴うガスの使用停止に必要な手続きや作業は、以下の3つです。

  1. ガスの使用停止の申し込み
  2. ガスの閉栓作業
  3. 料金の精算

それぞれについて、詳しく解説します。

ガスの使用停止の申し込み

ガスの使用停止手続きをする際は「お客さま番号」が必要です。お客さま番号がわからない場合は、使用しているガス会社のホームページや、払込書で確認しましょう。
引越し先で同じガス会社を契約する場合でも、使用停止手続きが必要になります。その場合は、ガスの使用停止手続きと同時にガスの使用開始申し込みをしておくと便利です。

東京ガスではWebでの手続きも可能です。

東京ガスお客さまセンターに連絡すれば、電話でも使用停止手続きができます。ただし、9時〜10時、日曜日・祝日、3月中旬〜4月上旬は受付が混み合っている場合が多いです。電話だと、時期や時間によって混み合う可能性があるため、基本的には平常時でもWebでの手続きがおすすめです。

また、旧居におけるガスの使用停止と新居での使用開始を同時に申し込むことができます。引越し後も東京ガスを使う場合は、一度に手続きを済ませるとスムーズです。

ガスの閉栓作業

ガスの閉栓作業

依頼を受けた作業担当者が、お客さまのもとに伺い、ガスメーターの栓を閉じます。ガスの閉栓作業は10分ほどの時間が必要です。

閉栓作業自体は、作業担当者がガスメーターの設置場所まで自由に入れるかどうかで、立会いの有無が決まります。オートロック式の建物やガスメーターが室内に取り付けられている部屋は、基本的に立会いが必要となります。

また、引越し当日は、作業担当者が来る時間までにガス機器を搬出しておきましょう。閉栓するともう一度開栓することはできないため、ガス機器を使用しなくてもよい状態になってから閉栓しましょう。

料金の精算

ガスの閉栓作業が終わったらガス料金の精算を行います。料金の精算方法は会社によって対応が変わる可能性があるため、事前に確認を行っておきましょう。

料金は、ガス使用量や使用日数で日割り計算されるのが一般的です。

引越しに伴うガスの使用開始手続きの流れ

連絡先

新居で契約するガス会社

連絡方法

  • Web(推奨)
  • 電話

連絡するタイミングの目安

1~2週間前(推奨)

手続きに必要な情報

  • 契約者の氏名
  • 住所
  • 建物の種類(集合住宅/一戸建て、新築/既築)

使用開始当日の流れ

  • 使用するガス機器を用意
  • ガス会社の作業担当者が開栓作業を行う
  • 点検(立会い)
  • 問題なければガスの使用開始

立会いが必要か

必要

引越しに伴うガスの使用開始に必要な手続きや作業は、以下の3つです。

  1. 引越し先のガス機器と契約する業者の選定
  2. ガスの使用開始手続きの申し込み
  3. ガスの開栓・ガス機器の点検・立会い

それぞれについて、詳しく解説します。

引越し先のガス機器と契約する業者の選定

引越し先でスムーズにガスを使用するためには、まず引越し先のガスの種類を確認し、それに応じた契約業者を選定する必要があります。

ガスは「都市ガス」と「プロパンガス」のいずれかが使用されています。それぞれで対応するガス機器が異なるため、引越し先の種類に合わせた準備が重要です。

特に、ガスの種類が変わる場合には、旧居で使用していた機器が新居でも使用可能か確認しましょう。

ガスの使用開始手続きの申し込み

ガスの使用開始手続きの申し込みは、遅くとも1〜2週間前までに済ませておきましょう。

ガスを使うための開栓作業には、立会いが必要です。作業担当者との日程調整が必要なので、早めに申し込み手続きをするとよいでしょう。

ガスの開栓・ガス機器の点検・立会い

ガスの点検をしている男性

東京ガスでは、ガスの開栓をする日に、開栓作業とガス機器の点検を行います。作業時間はおよそ20〜40分です。

開栓作業には立会いが必要なため、作業開始時刻に間に合うよう、引越し先に向かわなければいけません。作業担当者はガスがきちんと通っているか、ガス漏れしていないかなどの確認を同時に行います。

ガスコンロ以外にもガスファンヒーターなどを使用する予定がある場合は、安全に使用できるかを確認してもらいましょう。使用予定のガス機器を当日までに搬入しておけると安心です。たとえ当日に用意できていなくても、ガスが開通しているかの確認自体は可能です。

引越し先でガスがつかないときの対処法

ガスがつかない場合には、まずガスの元栓が開いているかどうかを確認してください。ガスメーターの栓が閉まっている場合も使用できません。栓が横になっている場合は、縦にして開きましょう。

次に、ほかのガス機器が使えるかどうか、コンセントは挿してあるか、電池が切れていないかを確認します。ほかの機器が使える場合は、該当のガス機器の故障が考えられます。

引越しに伴うガスの手続きに関するよくある質問

引越しに伴うガスの手続きに関するよくある質問は、以下のとおりです。

  • 立会いが難しい場合はどうしたらよい?
  • 土日でも作業は可能?
  • ガスの使用停止・使用開始手続きを忘れてしまった場合は?

それぞれの質問の回答を紹介するので、ご参照ください。

立会いが難しい場合はどうしたらよい?

契約者の立会いが難しい場合には、家族や友人などの「代理人」に立会ってもらうことも可能です。マンションやアパートの場合は、管理人や大家が代理人として立会うケースもあります。

もし代理人が立会うなら、前もってガス会社へ連絡しておきましょう。代理人の立会いに伴う委任状や印鑑などの準備は不要です。

土日でも作業は可能?

東京ガスでは、土日・祝日(年末年始等)を含めて、年中無休でお伺いすることが可能です。訪問時間帯は以下の中から選べます。

  • 9:00~12:00
  • 13:00~15:00
  • 15:00~17:00
  • 17:00~19:00 (月曜日~土曜日のみ)

ただし、繁忙期は予約が埋まってしまう可能性があるため、早めに申し込みをするのがおすすめです。

ガスの使用停止・使用開始手続きを忘れてしまった場合は?

手続きを忘れた場合は、速やかにガス会社に連絡を入れましょう。

ガスを毎日使っていると使用停止の手続きを忘れがちです。使用停止と使用開始の手続きを同時に行うと、見落としを防げます。

特に繁忙期は予約が埋まってしまう可能性があるので、できるだけ漏れがないよう注意しましょう。

ガスのお引越し手続きは早めがおすすめ!

東京ガスでは、引越しに伴う手続きをパソコンやスマートフォンからスムーズにお手続きいただけます。
お申し込み以外の面倒なお手続きは原則不要。忙しくなる前に、電気とガスをまとめてサクッとお手続きを済ませておくと楽チンです!

また電気の使用開始は基本的に立ち会い不要ですが、ガスの使用開始は基本的に立ち会いが必要であり、日程調整を行うケースが多いです
希望日時で調整するためにも、電気よりも先に、ガスのお引越し手続きを進めておくことをおすすめします

お引越し先が関東の方は、東京ガスでガスと電気をまとめるとおトク

(1) ガス・電気セット割

東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまは、ご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。注1)

(2) 新規申し込みで電気代基本料金1ヶ月無料(引越し後の継続利用の申し込みも対象)

東京ガスの電気料金メニュー「基本プラン」の新規お申し込みで、電気代の基本料金が1ヶ月無料になります。注2) 
下記の方も対象になります。

  • ガスを利用せず、電気のみ新規申し込みいただく方
  • 他社から東京ガスの電気にお切り替えいただく方
  • 引越し後の新居で引き続き東京ガスの電気料金メニュー「基本プラン」をご利用いただく方

詳しくは、こちら

(3) お手続きはWebでカンタン

電気・ガスのお手続きは、Webから手軽にお手続きいただけます。 お引越しの2ヶ月前からお手続きを受け付けていますので、忙しい引越しでも余裕をもってお手続きいただけます。注3)
また、引越しは、電力会社を見直す良いチャンスになります。これを機会に、よりお得な電力会社の料金メニューを選ぶことを考えてはいかがでしょうか。

注1)お申し込みいただき、条件を満たした場合に適用いたします。詳細は、ガス・電気セット割をご覧ください
注2)都合により終了する場合がございます
注3)お手続きの種類によって、Webで完結できない場合がございます

注)この記事に含まれる情報の利用は、お客さまの責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくは、「サイトのご利用について」をご覧下さい。