レンジフードの整流板の役割と仕組み
整流板には、調理中に出る油煙やにおいの吸引力を向上させる役割があります。
整流板はレンジフードの吸い込み口を塞ぐように付いているため、一見すると吸引力が落ちてしまうように感じられるかもしれません。
しかし実際は、吸い込み口を狭めることで吸引力を向上させているのです。
整流板があることで、レンジフード内の換気扇が油煙やにおいを効率よく吸引、排気することができ、キッチンの空気を快適に保ちます。
レンジフードの整流板がもたらすメリット
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整流板のメリットは大きく分けると以下の2つが挙げられます。
- 換気効率の向上
- レンジフードの掃除が楽になる
どちらもキッチン環境が快適になるものです。
ここからは、それぞれ詳しく解説していきます。
換気効率の向上
整流板がもたらすメリットとして、まず考えられるのが、「換気効率の向上」です。
ただ換気扇を回すだけより、油煙やにおいの吸引力がはるかに強力になります。
整流板は「狭い隙間に入り込みやすい」という気体の性質を利用し、レンジフードの吸い込み口を狭めることで、流れる空気の勢いを増加させ、吸引力を高めているのです。
換気効率が向上すると、キッチン内に油煙やにおいが格段に残りにくくなります。
レンジフードの掃除が楽になる
レンジフードに整流板が付いていると、日々の掃除が格段に楽になる点も魅力です。
レンジフードが吸い込んだ油煙は整流板に付着するので、レンジフード内の換気扇やフィルターをほとんど汚しません。
そのため、掃除についても、いちいち換気扇やフィルターを分解する必要がなく、整流板だけを掃除すれば良いのです。
また整流板自体にも、お手入れしやすいコーティング加工が施された製品があります。
付着した油を玉状にする「オイルガード塗装」や、油をはじいて浮かせる「ファンシークリーン」 であれば、スポンジやふきんでさっとひと拭きするだけでお手入れができます。
日々の掃除に悩みを持っているなら、こういったレンジフードを選ぶのも良いでしょう。

2025年04月03日
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効果的なレンジフードの整流板の使い方
レンジフードの整流板の効果的な使い方として、「不織布のフィルターは使わない」ということを覚えておきましょう。
不織布フィルターは、レンジフード本体やフィルターに汚れが付着するのを防ぐということで、使われているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、レンジフードに整流板を覆い隠す不織布タイプのフィルターをつけてしまうと、レンジフードの吸引力は弱まってしまいます。
吸引力が落ちると、換気効率も下がり、油煙やにおいが室内に充満してしまいます。
汚れが着くことを恐れて、レンジフード本体の機能が発揮できないのは本末転倒です。
また、たとえフィルターを付けていたとしても、レンジフード内部が汚れないということはありません。
つまり、整流板に不織布フィルターをつけることは、整流板のメリットを打ち消してしまうのです。
※注意
法令上 、不燃性以外の不織布フィルターの利用はガスコンロ(IHクッキングヒーター)から100㎝(1m)以上離して使用することが義務付けられています。
しかし、レンジフードの設置位置は建築基準法と消防法により、コンロからレンジフードの下端までの高さが80〜100㎝以内と定められています。
また、一般的な家庭のレンジフードは、コンロからレンジフードの下端までが80〜85㎝の高さに設置されている場合がほとんどです。
つまり、火元から100㎝(1m)以上距離が必要な不織布フィルターは、火元から80〜85㎝しか離れていないレンジフードでは使用できないのです。
レンジフードの整流板まとめ
ここまでの話をまとめると以下の通りです。
- 整流板とはスリム型のレンジフードの真下についている金属製の板のこと
- 整流板はレンジフードの吸引力を上げ、排気効率を向上させる
- 整流板は油煙汚れを受けてくれるため、レンジフードの内部を汚しにくく、日々のお手入れも楽になる
- 整流板付きには、不織布フィルターを使用しない
これから整流板付きのレンジフードへの交換を考えているなら、上記のことを把握して、どのようなレンジフードを購入するか考えてみましょう。
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レンジフードの交換目安は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。
レンジフードの交換費用は15万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。
