リンナイの「マイトーン」と「 リッセ」の 違いは?4つの項目を徹底比較

リンナイの「マイトーン」と「 リッセ」の 違いは?4つの項目を徹底比較

同じメーカーでグレードも近いリンナイのマイトーンとリッセ。 機能・デザイン・価格など異なる部分も多く違った良さがあるため、どちらを選ぶべきか迷ってしまう人も多いかと思います。 そこで今回はマイトーンとリッセの特徴やおすすめポイントを、4つの項目に分けて徹底的に比較し、それぞれの違う点を分かりやすくご紹介します。 こちらをふまえてどちらを選べばいいのか、選ぶ際の基準など選び方についても詳しく解説するので、コンロ選びの参考になれば嬉しいです。

最終更新日:2024年09月24日公開日:2024年07月02日

目 次

この記事でわかること

  • マイトーンとリッセの機能やデザインの違いがわかる!
  • マイトーンとリッセのお手入れ性能や安全機能など細かい部分までわかる!
  • マイトーンとリッセのどちらが自分に合っているかわかる!

リンナイの「マイトーン」と「 リッセ」の 違いは?

リンナイ

良く比較される「マイトーン」と「リッセ」ですが、どこを比べれば良いのでしょうか。

  • 調理機能
  • デザイン
  • お手入れ・掃除のしやすさ
  • 安全機能

上記の4つの項目に分けてそれぞれ解説していきます。

比較ポイント 1.便利な調理機能

マイトーンとリッセのどちらにも便利な調理機能がついていて、グリル側で使えるリッセの機能やコンロ側で使えるマイトーンの機能など、それぞれ機能に違いがあります。

マイトーンとリッセのそれぞれにしかない調理機能の特徴を、以下で詳しく解説するので参考にしてみてください。

マイトーンに搭載:煮物機能

マイトーンに搭載:煮物機能

マイトーンにはハイグレードモデルのデリシアにもある煮物機能が搭載されており、加熱時間を設定するだけで煮物が完成します。

火力の調節や消火まで自動で調理してくれるため、手を加えなくても吹きこぼれや焦げを防止でき、安心して調理することができます。

上位機種にも搭載されている機能がスタンダードモデルにもついているので、価格は抑えつつ煮物機能をつけたい方におすすめです。

リッセに搭載:自動調理機能

リッセに搭載:自動調理機能

リッセの自動調理機能は、アプリと連動してオート調理ができる機能です。
食べたいレシピをアプリからリッセに送信するだけで、火加減や加熱時間を自動で調節してくれるので、おまかせで料理を作ることができます。

火加減を自動で調節してくれるおかげで、火加減が難しい料理でも焦げや失敗をすることなく美味しく調理できます。
自動調理は、時短にもなるため忙しい人にもおすすめです。

最大4種類まで同時調理ができ、一度にたくさんの料理が作れるのが便利です。
レパートリーについても、プロ監修のレシピが毎週更新されているため飽きることがありません。

リッセに搭載:バーナーグリル

リッセに搭載:バーナーグリル

リッセのバーナーグリルにはセラミック素材のバーナーが搭載されており、セラミックによって耐久性にも優れてサビにも強く、ココット構造とプレートを使うことで長くキレイを保つことができます。

業務用と同じバーナーを搭載しているため、遠赤外線効果で表面はカリッと、近赤外線効果で内側はふっくらジューシーに仕上がるのが特徴です。

マイトーンにはバーナーグリルが搭載されていないため、バーナーグリルにこだわりがある場合はリッセをおすすめします。

比較ポイント 2.デザイン

マイトーンとリッセをデザインで比較すると、同じメーカーの商品でも選べるトップの色や素材が異なり、フェイスのデザインも全く違った印象となっています。
以下でデザインの特徴をマイトーンとリッセでそれぞれご紹介します。

カラーラインナップと素材

マイトーン

カラーラインナップと素材

リッセ

カラーラインナップと素材

カラーラインナップはマイトーンが6種類・リッセが4種類と、リッセよりもマイトーンの方がラインナップは豊富ですが、スモーキーピンクやベイクドキャメルのようにリッセにしかない色もあります。

素材はマイトーンがガラストップ1色とホーローの5色、リッセは全色ガラストップなので、素材にこだわるならマイトーンがおすすめです。

ガラストップでは、フチの幅を抑えたシームレスが特徴で、キッチンと一体感があり隙間にゴミが入りにくく掃除がしやすいというメリットがあります。
その反面、1点に集中した力が加わると割れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

フェイスのデザイン

マイトーン

フェイスのデザイン

リッセ

フェイスのデザイン

フェイスのデザインでは火加減を調整するスイッチに違いがあり、マイトーンは分かりやすいレバー式で、リッセは点火と火加減調節が一体となった回すタイプのボタン式です。

レバー式は細かい火加減調節が可能で、直感的に操作が分かりやすく使いやすいという特徴があります。

回すタイプのボタン式では火加減を5段階で調節でき、ボタンが少なく凹凸を無くしたスッキリとしたデザインなので、掃除もしやすく見た目にこだわりたい人におすすめです。

比較ポイント3.お手入れ・掃除のしやすさ

マイトーンやリッセにはお手入れや掃除のしやすい機能も備わっており、それぞれ特徴が異なった機能を搭載しています。

マイトーンにはついてなくてリッセにはついている、お手入れ・掃除に関する機能を以下でご紹介するので参考にしてみてください。

スモークオフ

スモークオフ

スモークオフとはグリル庫内の後方に搭載した専用バーナーによって、調理時に発生した煙やニオイを焼き切る機能です。
優れた脱煙・脱臭効果により気密性の高いマンションでも部屋のニオイが気になりません。

スモークオフ非搭載のグリルと比べると、グリルで魚を焼いた場合の煙は81%・ニオイは99%以上カットされます。

近年リビングとキッチンがくっついていたり、向き合っていたりするご自宅も多く、煙やニオイに悩みを感じている方もいるかもしれません。
その点、スモークオフ機能があるとニオイや煙が気にならないためおすすめです。

イージークリーン

イージークリーン

イージークリーンは、トッププレートの裏面にアルミパネルを装着して、バーナーまわりの表面の熱を分散・放熱させる機能です。
トップ表面の温度上昇を抑えることで焦げつきにくいのが特徴です。

イージークリーン非搭載のガラストップと比べて煮こぼれや油はねも焦げつかないので、サッと拭くだけで簡単にお手入れができて、楽にキレイを保つことができます。

比較ポイント4. 安全機能

マイトーンとリッセではどちらも同じ安全機能が搭載されており、全部で11種類の機能が備わっているため、どちらも高い安全性を保持しています。

たとえばグレードの高い機種に搭載されていることが多い「感電停止機能」は、震度4以上の揺れを感知するとコンロ・グリルともに自動で消火される機能です。
マイトーンとリッセのどちらにも備わっています。

火を消し忘れた場合もコンロ・グリルともに自動で消火されるため、火事の危険性を減らせます。

リンナイのマイトーンとリッセどちらがおすすめ?

ここまで違いを解説してきましたが、それでは具体的には、マイトーン・リッセに向いている人はどういう人なのでしょうか。

価格を抑えたい人はマイトーン

まず、マイトーンがおすすめな人は、価格を抑えて料理を楽しみたい人です。

価格を比較すると、マイトーン(RS31W35P49DVW)の販売価格(税込・基本工事費込)は95,920円〜、リッセ(RHS31W32L24RASTW)の販売価格(税込・基本工事費込)は143,198円〜と、5万円ほどの差があります。

また、デザイン面に関しては、トッププレートが豊富なカラーラインナップから選べて、お部屋に合わせやすいメリットがあります。
さらに、素材にはガラストップとホーローがあり、多くの選択肢が用意されている点から、お部屋に合わせやすいコンロといえます。

2024年6月時点の価格です。同じ商品シリーズにおける最低の販売価格を表示しています。異なる商品の価格は商品ページ内でご確認ください。
商品のみの販売はしておりません。追加工事費がかかる場合があります。基本工事費の内訳は、
こちら

調理機能やお手入れのしやすさを重視するならリッセ

調理機能やお手入れのしやすさを重視するなら、機能が多く備わっているリッセをおすすめします。

アプリ連動の自動調理機能に対応しているので、お手軽に多彩な料理メニューを楽しめます。
また、トップにはイージークリーンが搭載され、汚れがこびりつきにくいためお手入れも簡単です。

その他にも、煙やニオイをカットするスモークオフ機能や、業務用と同じバーナーを搭載しています。
グリルが汚れにくく、キレイなキッチンで美味しい料理を作れるのが特徴です。

お手入れしやすく、料理をラクに楽しみたいという方におすすめです。

リンナイのマイトーンとリッセの違いまとめ

リンナイのマイトーンとリッセの特徴を、以下4つのポイントに分けてご紹介しました。

  • 便利な調理機能
  • デザイン
  • お手入れ・掃除のしやすさ
  • 安全機能

マイトーンかリッセを選ぶなら、機能・デザイン・価格など、どの要素を重視するかをまず決めるようにしましょう。
そのうえで、具体的には、両機種の特徴は以下の通りです。

  • 価格を抑えて豊富なデザインと最低限の便利機能がついたマイトーン
  • 豊富な機能とスタイリッシュな見た目、またお手入れのしやすさが特徴のリッセ

ご自宅に必要な要素やマイトーンとリッセの違いをしっかりと確認して、ご自身に合ったキッチンを選びましょう。

おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!

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コンロの耐用年数注)は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。

コンロの交換費用は10万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。

注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。

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  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます