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ガスコンロの火がつかない&ガス臭い!原因と対処法は?

ガスコンロの火がつかないうえに、ガス臭いというとき、危険な状態なのではと気になることでしょう。 ガス漏れのような事故に直結する可能性もありますが、実は少しの見落としによる原因が多く、解決法も簡単なものが多いです。 ガス臭いと焦ってしまうかもしれませんが、落ち着いて対処すれば問題ありません。 今回は、ガスコンロの火がつかない、ガス臭いといったトラブルの原因と対処法を解説します。

最終更新日:2025年02月04日公開日:2025年02月04日

目 次

この記事でわかること

  • ガスコンロの火がつかない&ガス臭い状態の危険性がわかる!
  • ガス臭くなっている原因がわかる!
  • ガスコンロの火がつかないときの対処法がわかる!

ガスコンロの火がつかない&ガス臭いときは要注意

ガスコンロの点火スイッチをつけても火がつかず、それにもかかわらずガスの臭いがする場合は、ガス漏れの疑いがあります。
ガス漏れは一酸化中毒や火災、爆発といった重大な事故に発展しかねません。
少しでもガス臭いと思ったら、早急に下記の対応をとる必要があります。

  1. 点火スイッチと元栓を止める
  2. 窓や扉を開けて十分に換気する
  3. ガス業者へガス漏れの連絡をし、対応方法を教えてもらうか、点検に来てもらう

このようなときは、部屋にガスが充満している恐れがあるため、火気の使用は厳禁です。
部屋の電気スイッチのオン・オフやコンセントの抜き差し、換気扇の使用なども発火の原因になるため、決してしないようにしましょう。

ガスコンロの火がつかない&ガス臭いときの原因・対処法

ガスコンロ

ガスコンロの火がつかないときは、ガスが放出されている場合が多く、周辺がガス臭くなります。
なかでも、火がつかない原因の代表例が以下の4つです。

  1. ゴム管の劣化・破損
  2. 電池が切れている、または切れかかっている
  3. バーナーとバーナーキャップが汚れている
  4. バーナーキャップがずれている

ガス臭い以外の症状が出ている場合には、こちらも参考にしてください。

ゴム管の劣化・破損

ゴム

ガスコンロのゴム管が劣化して固くなり、亀裂や破損が生じることがあります。
ゴム管は時間が経つにつれて、ゴムの部分が固くなり、ひび割れが発生し、亀裂へつながります。
火をつけようとする前からガスの臭いがする場合、この劣化したゴム管からのガス漏れを疑いましょう。ゴム管は劣化するにつれて、ゴムの部分が固くなり、ひび割れが発生し、亀裂へつながります。

ゴム管からのガス漏れ箇所に引火すると、大きな炎が上がり続け、最悪の場合火事になります。
古いガスコンロを使用しているときは特に注意が必要です。
繰り返しになりますが、ガスの臭いを感じたら、火を止めてガスの元栓を閉め、十分な換気をしましょう。

電池が切れている・切れかかっている

ガスコンロの電池切れも火がつかない原因になります。
着火時に点火プラグから火花を放つには電気が必要なので、電池切れをしていると「チチチ」と音はなるものの、火はつきません。
それでも、ガスは放出されているため、ガスの臭いがします。
このような場合、ガスの臭いを感じた時点で、ガスコンロのスイッチをオフにしましょう。

電池切れによって火がつかなくなることは、よくあるケースです。
電池を新しいものに交換することで問題は解決されます。

電池を交換して火花が出ているのにもかかわらず、ガスコンロに火がつかない場合は、別の原因が考えられます。
ガスコンロの火花が出るのに、火がつかない悩みを抱えている方は、下記の記事に原因と対策を記載していますので、参考にしてみてください。

コンロ

2025年02月28日

ガスコンロの火がつかない!火花は出るときの原因と対処法を解説!

突然ガスコンロが使えなくなると困ってしまいますよね。 火花は出るのに火がつかない、という症状はよく起きる不具合の1つです。 この問題が発生する原因はいくつかあり、それぞれ正しい対処方法が異なります。 適切に対応しないとガスコンロが故障する可能性もあるので注意してください。 この記事では、ガスコンロの火花は出るのに火がつかない原因と対処法を詳しく解説します。 火がつかなくて対処に困っている方、ガスコンロをストレスなく使いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

バーナーとバーナーキャップが汚れている

バーナーキャップ

ガスコンロはどの家庭でもほぼ毎日使う器具であり、定期的なお手入れが必要です。
少しくらいは汚れていても大丈夫だろうと安易に考えていると、バーナーやバーナーキャップの汚れで火がつかなくなることがあります。

複数のバーナーがあり、1箇所だけ火がつかないときは汚れや濡れを疑いましょう。
定期的な清掃で汚れを落とし、清掃後に乾いたふきんやキッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取れば問題は解決します。

バーナーキャップがずれている

点火時にチチチと音がするのに火がつかないときは、バーナーキャップのずれを疑いましょう。
バーナーキャップの取り付けミスは意外と見落としがちなポイントです。

バーナーキャップをきれいにお手入れし、水気をしっかりと拭き取ったのにもかかわらず、火がつかないときは、取り付けが正しくできているか確認してみましょう。

うまく設置できていないと火がつかないことが多く、触ったときに外れやすくなっています。

ガスコンロの火がつかない&ガス臭いときの対処法まとめ

ガスコンロに火がつかないとき、まずは以下5点を確認します。

  1. ガスの元栓が開いているか
  2. 複数のバーナーがある場合、全てつかないのか1つだけつかないのか
  3. ガスコンロ以外のガス機器が正常に動作するか
  4. 点火したときに火花が出ているか
  5. 調理器具を正しくコンロにのせられているか

火がつかない原因はさまざま考えられますが、電池切れやバーナーの汚れ、バーナーキャップの取り付けミスなど、多くがご自身で解決できることです。
状況を確認したうえで、適切な処理をしてください。

ただし、ゴム管の劣化によるガス漏れなどを確認したときは、深刻な事故に発展させないためにも、すみやかにガス会社か業者に連絡しなくてはなりません。
賃貸住宅の場合は、居住者が費用負担しなくても修理や交換をしてもらえることが多いので、まずは管理会社や大家さんに相談してみましょう。

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  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます

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