この記事でわかること
- シャワーからお湯が出ない原因と対処法がわかる!
- シャワーからお湯が出ないときに試すべきことがわかる!
- シャワーからお湯が出ないときの直し方がわかる!
シャワーのお湯が出ないときにまず試したいこと・直し方
シャワーからお湯が出ないとき、故障以外にもさまざまな原因があります。
真っ先に故障を疑うのではなく、まずは以下の対応を行い、原因を見極めてみましょう。
- シャワーの水量を全開にする
- 給湯器の設定温度を高めにする
- キッチンなど他の水まわりの使用をやめる
- 給湯器のエラーコードを確認する
それでは一つずつ確認していきます。
シャワーの水量を全開にする
給湯器は一定量の水が流れたのを検知したら、お湯を作る仕組みになっています。
そのため、その一定量に達しない場合は、給湯器はお湯を作らないので水しか出ません。
まず、蛇口を全開にしてみて、それでもお湯が出ないか確認をしましょう。
給湯器の設定温度を高めに設定する
ぬるいお湯が出るときは、給湯器の設定温度の確認をしましょう。
サーモスタット混合水栓の場合、お湯と水が混合されて温度調整されているので、設定温度よりもぬるめのお湯が出ることがあります。
そんなときは、給湯器の設定温度を50〜60度と少し高めに設定して、熱いお湯が出るか試してみましょう。
キッチンなど他の水まわりの使用をやめる
家の中のキッチンやトイレなどの水を同時に使うと、配管の水圧の変化で、シャワーの温度が不安定になることがあります。
また、それと同時に水量が少なくなることも考えられます。
故障ではなく、一時的なものなので水まわりの同時使用を控えるようにすれば、問題なくお湯が出るでしょう。
給湯器にエラーコードを確認して説明書どおりに対処する
給湯器のリモコンにエラーコードが表示されていないかの確認をしましょう。
給湯器の不具合の場合、下記図のようにエラーコードが表示されます。
もし、給湯器の故障だった場合、シャワー以外のキッチンや洗面所でもお湯が出なくなります。
エラーコードによっては故障ではなく、自分で簡単に対応ができるものもあるので、メーカーの取扱説明書を確認し、表示されたエラーコードの対処を実行するといいでしょう。
2024年10月04日
給湯器のお湯が出ないのに水が出る原因は?状況別の対処法を解説
お湯は出ないのに水だけ出る症状は、給湯器の不調としてよくあるものです。 しかし、毎日使うお湯が突然使えなくなると、死活問題であり、その原因や対処法を知りたいという人も多いことでしょう。 給湯器のお湯が出なくなる原因は給湯器の故障以外にもいくつか考えられます。 まずはこの記事を参考に、それぞれの対処方法を確認してみてください。
シャワーから水は出るがお湯がでない場合は故障の可能性も!
上記を試してもお湯がでない場合は、故障の可能性が高いといえます。
専門業者への修理依頼、もしくはシャワー本体の交換が必要です。
ここからは、症状別にどの部位の故障の可能性が高いのかを解説します。
【お風呂周りのお湯だけ出ない場合】混合栓の不具合・故障
お風呂のシャワーと蛇口のみお湯が出ない場合は、混合栓の故障が原因の可能性があります。
混合栓とは、お湯と水を混合して、1つの蛇口から適温の水を流す水栓です。
下記のような種類があり、それぞれで調整の方法が変わります。
シングルレバー式 | 1本のレバーで、吐水と止水、温度調整ができるタイプ |
ツーバルブ式 | 給湯と給水の2つのハンドルで水量を調整し、1つの蛇口から水(湯)を出すタイプ |
ミキシング式 | 湯と水の混合比率をハンドルで温度調整するタイプ |
サーモスタット式 | 自動的に一定の温度を保って給湯できるタイプ |
いずれも故障すると水にお湯を混ぜられなくなるので、水しか出なくなります。
この場合は、修理か交換かしか方法がないので、専門業者に相談しましょう。
【家中のお湯が出ない場合】給湯器の不具合・故障
シャワーだけではなくキッチンや洗面所など、家全体でお湯が出ない場合は、給湯器の故障が原因かもしれません。
給湯器の寿命は10年程度なので、それ以上使用している場合、経年劣化による故障の可能性が高いといえます。
また、給湯器本体以外でも給水管の破損や故障でお湯が出なくなることも考えられます。
いずれも、自分で修理や原因特定は難しいため、専門業者へ相談しましょう。
シャワーのお湯だけ出ないときは原因を見極めたうえで正しく対処を!
シャワーのお湯だけ出なくなったときには、すぐに故障を疑うのではなく、まずは本記事で紹介した対応を試してみましょう。
それでもお湯が出ない場合は、故障の可能性が高いため、専門業者への修理依頼が必要です。
故障の原因や症状はさまざまなので、「お風呂まわりだけお湯が出ない」のか「家全体でお湯が出ない」のかで不具合の箇所が変わってきます。
本記事を参考に、お湯が出ない原因を見極めた上でなるべく早く修理依頼をしましょう。
修理か交換かは利用年数で判断することがおすすめです!
給湯器の耐用年数注)は約10年です。10年以上経過している場合、故障の頻度も増えていきます。
トラブル発生時は「修理」と「交換」の要望はほぼ同じですが、最終的な解決方法は10年を境に差が出てきます。ご利用年数が10年以下なら修理、10年以上なら交換することをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。