この記事でわかること
- 給湯器の修理をしたいときにどこに頼めばいいかわかる!
- 給湯器の修理業者の選び方が目的別でわかる!
- 修理業者の見極めポイントがわかる!
給湯器の修理はどこに頼めばいい?
給湯器を修理できる業者は大きく分けて以下の4つの業者になります。
- リフォーム会社
- ガス会社
- 給湯器メーカー
- ハウスメーカー、工務店
給湯器メーカー
給湯器修理を依頼する場合に、最も一般的なのが給湯器を製造した給湯器メーカーです。
製品に保証が付いている場合、保証期間中であれば無償で修理を行ってくれるケースもあります。
保証期間内であればまずは、給湯器メーカーに問い合わせをしてみるのが良いでしょう。
給湯器メーカーに依頼するメリット・デメリットは以下の通りです。
■メリット
自社で製造していることから、製品に精通しており、部品も自社の部品を使用して修理してくれるため、安心感があります。
保証期間内の修理であれば無償で対応してくれる場合もあるので、最初の選択肢になるでしょう。
■デメリット
メーカーに修理を依頼した場合、保証期間内であればお得に修理が受けられる可能性がありますが、保証期間を超えた場合は、修理費用が高くなりがちです。
部品の値段や作業工賃が比較的高めに設定されているためです。
実際に工事をするのはメーカーの提携業者になりますが、業者と直接契約するわけではないため、値引き交渉もできません。
住宅会社(ハウスメーカー・工務店)
ハウスメーカーや工務店などの住宅会社も給湯器を修理してくれます。
特に新築住宅の場合には、10年程度を目安に定期点検や保証対応している会社もあるため、住宅会社に依頼するのはとても有効な方法であるといえます。
住宅会社に依頼した場合に得られるメリットとデメリットは以下の通りです。
■メリット
住宅の保証期間ならお得に修理してもらえます。
また、多くの場合、担当者にお願いするだけで手配してくれることから、修理依頼も簡単にできるでしょう。
■デメリット
住宅会社に依頼した場合でも、実際に修理をするのはメーカーや修理会社なので、マージンが発生します。
そのため、直接やり取りする場合と比較して割高になりがちです。
リフォーム会社
給湯器をリフォーム会社で設置した場合は、設置してくれた会社に相談してみることをおすすめします。
リフォーム会社に修理依頼をする場合のメリットデメリットは以下の通りです。
■メリット
給湯器を設置したリフォーム会社に相談した場合は、過去の情報に基づいてスムーズに修理対応をしてくれます。
また、リフォーム会社が独自に保証を付与していることもあります。
保証期間であれば、メーカーに依頼するのと同様にお得に修理が受けられるでしょう。
■デメリット
新規での修理依頼は受け付けてもらえない可能性があります。
また、修理になるとしても、その状況を説明できない業者も多くいます。
交換する必要がない場合でも交換に誘導されてしまうケースがあることは念頭に置いておきましょう。
ガス会社
ガス会社とは、ガス事業法に基づいてガスを供給している企業のことです。
常日頃からガスを取り扱っていることから、ガスに関する知識は最も深い業種であるといえます。
ガス会社は機器の修理依頼も受け付けています。
ガス会社に依頼した場合のメリット・デメリットを見ていきましょう。
■メリット
ガスに精通していることから給湯器の知識も豊富であり、依頼した場合の安心感は大きいでしょう。
また、ガス供給を行っていることから協力業者の数も多く、修理依頼に迅速な対応をしてくれるものと期待できます。
■デメリット
ガス会社に依頼した場合は、メーカーもしくは修理業者が対応することになるため、マージンが発生します。
住宅会社に依頼した場合と同様に修理コストは高めになりやすいでしょう。
インターネット販売業者
インターネット販売業者は、インターネット上で修理を受け付けている業者のことを指します。
給湯器専門をうたう業者も多く、基本的には自社で修理対応します。
インターネット販売業者に修理を依頼すると、どのようなメリット・デメリットがあるのか、見ていきましょう。
■メリット
自社施工であるため修理費用が他の業者より安い傾向にあります。
また、交換をすることになった場合、多くのラインナップの給湯器から好みの給湯器を選べるため、より満足度の高い施工を受けられるでしょう。
■デメリット
インターネット販売業者は実績などが見えにくいこともあり、業者ごとに品質や対応力に大きな差があります。
実績などが見えにくいこともあり、優良業者を選定するのが難しい業種であるといえるでしょう。
【目的別】給湯器の修理業者の選び方
ここまで、給湯器の修理業者別の特徴とそれぞれのメリットとデメリットを解説してきました。
修理業者ごとにさまざまな特徴があるということを理解できたと思います。
ここからは、目的別にどの修理業者に依頼すると良いのか解説していきます。
修理費用を安く抑えたい
修理費用を安く抑えたい場合におすすめなのが、リフォーム会社やインターネット販売業者です。
これらの業者は自社で修理するため、比較的安価に修理できるケースが多いのです。
給湯器メーカーやガス会社、住宅会社は基本的に修理を下請けの業者に依頼することからマージンが発生し、割高になる傾向があります。
ただし、給湯器メーカーは保証期間内であれば無料で対応してくれるケースもあるので、現在の給湯器の状況を確認して業者を選びましょう。
安心して修理を任せたい
安心して修理を任せたい場合は、給湯器メーカーやガス会社、住宅会社に修理依頼するのがおすすめです。
給湯器メーカーやガス会社は製品に関する知識が豊富なので、安心して任せられます。
また、暮らしを左右する建屋を任せた住宅会社に給湯器の修理も任せるのは、安心できる選択となるでしょう。
ただし、リフォーム会社やインターネット販売業者は、業者ごとに品質や対応にばらつきもあるため、業者の選別が難しくなります。
同じ業者で交換まで視野に入れている
以前修理対応してもらった業者にあらためて交換までしてもらうという選択肢もあります。
リフォーム会社やインターネット販売業者は修理対応や給湯器交換などを自社でやっているため工賃も比較的安価です。
業者によって品質や対応が大きく異なる点には注意が必要ですが、修理対応の良かった業者は対応の良い業者と考えられます。
そのため、修理を依頼する際には後述する選び方のポイントを参考にして、業者を選定してみてください。
給湯器の修理業者選びのポイント・注意点
給湯器の修理業者のなかには、残念ながら技術力の乏しい業者もいれば、高額な費用を請求する悪徳業者もいます。
ここでは、信頼できる業者を選ぶためのポイントや注意点を紹介します。
資格保有者が修理してくれるか
給湯器交換はDIY工事でもできると思う人もいるようですが、実際は専門性が高く、給水装置主任技術者などの資格が必要となる作業であることをご存じでしょうか。
修理の場合も同様です。
修理をするときも交換と同様の作業になることも多く、修理を行う場合でも資格所有者による対応が望ましいといえます。
まずは、修理対応にあたってくれる業者が資格を所有しているかどうか確認するようにしましょう。
給湯器交換に必要な資格についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も確認してみてください。
給湯器の修理費用は適切か
給湯器の修理に限らず、業者との間でトラブルに発展しやすいのが費用の点です。
修理費用が適切かどうかはしっかり見極める必要があります。
明らかに高額な金額を修理費用として提示する業者も一定数います。
給湯器の故障となると緊急性を要する場合もあり、複数社に問い合わせして費用の比較をするプロセスを飛ばして依頼してしまいがちです。
電話やインターネットなどを駆使して、修理費用の相場を把握しておくことがトラブル回避につながるので、緊急時であっても電話やインターネットで緊急時であっても落ち着いて調べてから業者を選ぶようにしましょう。
修理実績が豊富か
修理実績が豊富にある業者は、現場での知識や経験が豊富な業者と考えられます。
そのため、ホームページやインターネットの口コミなどを確認してどの程度の修理実績があるか確認してみるようにしましょう。
また、現在使用している給湯器メーカーの商品の扱い実績があることも確認しておくことをおすすめします。
給湯器とはいえ、メーカーによって仕様や機能にさまざまな違いがあります。
より安心して修理を依頼したい場合は、今使用している給湯器メーカーの修理実績が豊富にある業者を選ぶと良いでしょう。
工事保証があるか
給湯器は修理・交換をしても、別の不具合が出る場合や同じ症状が出る場合があります。
そのような工事後の不具合に対するアフターサービスがあるかどうかはとても重要です。
また、アフターサービスがある業者はそれだけ施工に自信がある業者といえます。
アフターサービスの有無は、技術力の高い業者かどうかを知る指標になるでしょう。
アフターサービスの有無はホームページか電話で簡単に確認できます。
担当者の対応は適切か
接客対応のマニュアルがしっかりと作られている企業は、質問や要望を真摯に聞いてくれ、丁寧に対応をしてくれますが、全ての業者がそのような業者とは限りません。
質問や要望にしっかり耳を傾けてくれない場合や、修理を希望しているにもかかわらず、根拠のある説明をしないで強引に交換をすすめるような場合場合は注意が必要です。
もちろん、給湯器の状態によっては交換をした方が良いケースもあります。
2024年10月04日
給湯器を修理したい!給湯器を修理すべきか交換すべきかを解説
給湯器が故障した際、修理すべきか交換すべきかの判断に困る人が多くいます。 修理をして、すぐに別の部品が故障したり、再度修理が必要になったりすると、「交換にすべきだったかな」と後悔するかもしれません。 本記事を読めば、給湯器が故障したときに、修理か交換か適切な判断ができるようになります。 どのようなケースでどういった対応をすべきなのか、詳細を確認していきましょう。
給湯器の修理をどこに頼むのかを見極めて依頼しよう
今回は給湯器の修理窓口の選び方について解説しました。
給湯器の修理窓口にはさまざまな種類があり、それぞれメリットとデメリットが存在し、対応に関しても大きな差があることをご理解いただけたのではないでしょうか。
給湯器の修理を頼む際は、まず給湯器の現況を確認し、費用や安心感など重視する項目を定めるようにしましょう。
その上で適切な修理業者を見極めることで、満足度の高い対応を得られやすくなります。
緊急性を要するケースも多い給湯器の修理ですが、まずは落ち着いて状況を整理し、適切な業者に修理依頼することが大切です。
東京ガスに修理を依頼する
給湯器の耐用年数注)は約10年です。軽微な修理であれば1万円以内で収まることも多く、交換に比べて費用を抑えることができます。
10年以内であれば再故障の発生確率も低いので修理で対応いただくことをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。
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