この記事でわかること
- 給湯器が壊れている期間中にお風呂をどうすればいいかわかる!
- 給湯器が壊れているときに自宅以外でお風呂に入る方法がわかる!
- 給湯器が壊れていても自宅でお風呂を済ませる方法がわかる!
給湯器が故障した場合のお風呂の代用方法7選
早速、給湯器が故障してお風呂に入れないときの解決方法を、おすすめする順に7つ解説します。
難易度や快適性を考慮した順番です。
- 銭湯を利用する
- 実家・親戚や知人のお風呂を使わせてもらう
- 湯沸かし器を使ってお湯をつくる
- スポーツジムを利用する
- 水風呂や水シャワーを使う
- 蒸しタオルで体を拭く
- ドライシャンプーや身体拭きシートを使う
それぞれ解説していきましょう。
銭湯を利用する
最も一般的で手軽な方法として、銭湯を利用してみましょう。
1,000円以下の料金で入浴できる銭湯も多く、1〜2日程度なら手っ取り早い方法です。
銭湯の中でもスーパー銭湯なら、昔ながらの銭湯と比べて規模が大きく、設備も整っています。
サウナやジェットバス、カフェやエステなど、まるで旅行をしているような気分を味わえますよ。
ただし家族が多い、修理期間が長い場合は、金銭的な負担が大きくなるため注意が必要です。
実家・親戚や知人のお風呂を使わせてもらう
家族に小さな子どもや高齢者がいて、何日間も入浴施設に通っていられないという場合もあるでしょう。
そのようなときは、実家や親戚、知人にお風呂を使わせてもらう方法もあります。
ただし、たいてい入浴は夜間に行うものです。
相手の家庭事情によっては忙しくしている可能性もあるため、事前に連絡を取り合って時間を決めておくとよいでしょう。
またマナーとしてお礼の気持ちを伝えられる手土産を用意しておくと、不要なトラブルの回避につながります。
湯沸かし器を使ってお湯をつくる
「どうしてもお風呂に入りたい」「近くに銭湯がない」という場合は、湯沸かし器を使ってお湯をつくるという方法があります。
バスタブで使える湯沸かし器には「風呂バンス」や「湯沸かし太郎」があり、どちらも本体を浴槽に沈めて、コンセントを差すだけで使える電動タイプです。
さらに電動のポータブルシャワーでつくったお湯を組み上げて使えば、髪の毛も効率よく洗えます。
ただし湯沸かし器を使って水から沸かすとなると、かなりの時間がかかります。
夏場は3時間、冬場は7〜8時間程度の時間が必要です。
また価格も3万円以上と高額なため、コストパフォーマンスを考えた上で購入することをおすすめします。
スポーツジムを利用する
自宅の周辺に銭湯がない場合は、スポーツジムを利用する方法もあります。
長期間給湯器が使えない場合、シャワーや浴場が併設されているスポーツジムと月単位で契約した方がおトクです。
日割りで考えると毎日銭湯に通うよりも、ジムの入浴施設を利用した方がずっと費用を低く抑えられます。
ただし銭湯と同様に、家族が多い場合は金銭的な負担が大きくなってしまうため、一人暮らしの人に向いている方法といえるでしょう。
またスポーツジムのほかにも、市民プールや市営スポーツセンターなどで入浴施設を利用できます。
しかし営業時間による制約があるため、あまり現実的ではありません。
水風呂や水シャワーを使う
夏場であれば、水風呂や水シャワーで入浴を済ます方法もあります。
普段の温かいお風呂とシャワーに慣れていると辛いかもしれませんが、夏場かつ短期間であればそれほど負担にならないでしょう。
もちろん冬場には全く向かない方法です。
無理せず別の方法をとってください。
蒸しタオルで体を拭く
「毎日銭湯に通うのは負担に感じる」「明日には給湯器の修理・交換が終了する」といった場合は、蒸しタオルで身体を拭くという方法もあります。
蒸しタオル作りにはレンジを利用すると便利です。
濡らしたタオルをラップに包み、500〜600Wで30秒から1分程度を目安に温めます。
汗のニオイが気になるという人は、消臭効果がある重曹を使用してください。
食品用の重曹を大さじ一杯程度溶かした水にタオルを浸し、蒸しタオルにして使用しましょう。
ドライシャンプーや身体拭きシートを使う
入浴できない期間が短期間であれば、「ドライシャンプー」や「身体拭きシート」を使う方法もあります。
ドライシャンプーとは水を使わずに洗髪ができるアイテムのことです。
入浴したときほどのさっぱり感はありませんが、頭皮のベタつきやニオイ予防に効果があります。
身体拭きシートは厚手のウエットティッシュのようなもので、全身の汚れを取り除き、ニオイも抑制します。
ノンアルコールで皮膚を傷めることもありません。
ドライシャンプーや身体拭きシートはドラッグストアやバライティショップで取り扱っています。
災害時の備えにもなるので、買って損はないでしょう。
給湯器が故障してお風呂に入れない場合のまとめ
ここまで給湯器が故障してしまった場合のお風呂の代用方法を7つ解説しました。
たとえ数日でもお風呂に入れないのは辛いことなので、工夫してみてください。
給湯器の修理や交換にかかる日数は、故障の原因や納期状況によって大きく変動します。
故障がわかった時点で速やかに業者に問い合わせて、適切な対処をしましょう。
修理か交換かは利用年数で判断することがおすすめです!
給湯器の耐用年数注)は約10年です。10年以上経過している場合、故障の頻度も増えていきます。
トラブル発生時は「修理」と「交換」の要望はほぼ同じですが、最終的な解決方法は10年を境に差が出てきます。ご利用年数が10年以下なら修理、10年以上なら交換することをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。