給湯器が故障したらお風呂はどうする?対処法を詳しく解説!

給湯器が故障したらお風呂はどうする?対処法を詳しく解説!

急に給湯器が故障してしまったときに、一番困るのがお風呂に入れないことです。 「何日もお風呂に入れないのは嫌」「体を清潔に保ちたい」という人がほとんどだと思います。 この記事では、給湯器が故障した場合のお風呂の代用方法を7つ解説します。 故障期間中をしのぐ対処法は多数あるので、急に給湯器が壊れて困っている人は、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2024年10月04日公開日:2024年07月05日

目 次

この記事でわかること

  • 給湯器が壊れている期間中にお風呂をどうすればいいかわかる!
  • 給湯器が壊れているときに自宅以外でお風呂に入る方法がわかる!
  • 給湯器が壊れていても自宅でお風呂を済ませる方法がわかる!

給湯器が故障した場合のお風呂の代用方法7選

早速、給湯器が故障してお風呂に入れないときの解決方法を、おすすめする順に7つ解説します。
難易度や快適性を考慮した順番です。

  1. 銭湯を利用する
  2. 実家・親戚や知人のお風呂を使わせてもらう
  3. 湯沸かし器を使ってお湯をつくる
  4. スポーツジムを利用する
  5. 水風呂や水シャワーを使う
  6. 蒸しタオルで体を拭く
  7. ドライシャンプーや身体拭きシートを使う

それぞれ解説していきましょう。

銭湯を利用する

最も一般的で手軽な方法として、銭湯を利用してみましょう。
1,000円以下の料金で入浴できる銭湯も多く、1〜2日程度なら手っ取り早い方法です。

銭湯の中でもスーパー銭湯なら、昔ながらの銭湯と比べて規模が大きく、設備も整っています。
サウナやジェットバス、カフェやエステなど、まるで旅行をしているような気分を味わえますよ。

ただし家族が多い、修理期間が長い場合は、金銭的な負担が大きくなるため注意が必要です。

実家・親戚や知人のお風呂を使わせてもらう

家族に小さな子どもや高齢者がいて、何日間も入浴施設に通っていられないという場合もあるでしょう。
そのようなときは、実家や親戚、知人にお風呂を使わせてもらう方法もあります。

ただし、たいてい入浴は夜間に行うものです。
相手の家庭事情によっては忙しくしている可能性もあるため、事前に連絡を取り合って時間を決めておくとよいでしょう。

またマナーとしてお礼の気持ちを伝えられる手土産を用意しておくと、不要なトラブルの回避につながります。

湯沸かし器を使ってお湯をつくる

「どうしてもお風呂に入りたい」「近くに銭湯がない」という場合は、湯沸かし器を使ってお湯をつくるという方法があります。
バスタブで使える湯沸かし器には「風呂バンス」や「湯沸かし太郎」があり、どちらも本体を浴槽に沈めて、コンセントを差すだけで使える電動タイプです。
さらに電動のポータブルシャワーでつくったお湯を組み上げて使えば、髪の毛も効率よく洗えます。

ただし湯沸かし器を使って水から沸かすとなると、かなりの時間がかかります。
夏場は3時間、冬場は7〜8時間程度の時間が必要です。

また価格も3万円以上と高額なため、コストパフォーマンスを考えた上で購入することをおすすめします。

スポーツジムを利用する

自宅の周辺に銭湯がない場合は、スポーツジムを利用する方法もあります。
長期間給湯器が使えない場合、シャワーや浴場が併設されているスポーツジムと月単位で契約した方がおトクです。
日割りで考えると毎日銭湯に通うよりも、ジムの入浴施設を利用した方がずっと費用を低く抑えられます。

ただし銭湯と同様に、家族が多い場合は金銭的な負担が大きくなってしまうため、一人暮らしの人に向いている方法といえるでしょう。

またスポーツジムのほかにも、市民プールや市営スポーツセンターなどで入浴施設を利用できます。
しかし営業時間による制約があるため、あまり現実的ではありません。

水風呂や水シャワーを使う

夏場であれば、水風呂や水シャワーで入浴を済ます方法もあります。
普段の温かいお風呂とシャワーに慣れていると辛いかもしれませんが、夏場かつ短期間であればそれほど負担にならないでしょう。

もちろん冬場には全く向かない方法です。
無理せず別の方法をとってください。

蒸しタオルで体を拭く

「毎日銭湯に通うのは負担に感じる」「明日には給湯器の修理・交換が終了する」といった場合は、蒸しタオルで身体を拭くという方法もあります。

蒸しタオル作りにはレンジを利用すると便利です。
濡らしたタオルをラップに包み、500〜600Wで30秒から1分程度を目安に温めます。

汗のニオイが気になるという人は、消臭効果がある重曹を使用してください。
食品用の重曹を大さじ一杯程度溶かした水にタオルを浸し、蒸しタオルにして使用しましょう。

ドライシャンプーや身体拭きシートを使う

入浴できない期間が短期間であれば、「ドライシャンプー」や「身体拭きシート」を使う方法もあります。

ドライシャンプーとは水を使わずに洗髪ができるアイテムのことです。
入浴したときほどのさっぱり感はありませんが、頭皮のベタつきやニオイ予防に効果があります。

身体拭きシートは厚手のウエットティッシュのようなもので、全身の汚れを取り除き、ニオイも抑制します。
ノンアルコールで皮膚を傷めることもありません。

ドライシャンプーや身体拭きシートはドラッグストアやバライティショップで取り扱っています。
災害時の備えにもなるので、買って損はないでしょう。

給湯器が故障してお風呂に入れない場合のまとめ

ここまで給湯器が故障してしまった場合のお風呂の代用方法を7つ解説しました。
たとえ数日でもお風呂に入れないのは辛いことなので、工夫してみてください。

給湯器の修理や交換にかかる日数は、故障の原因や納期状況によって大きく変動します。
故障がわかった時点で速やかに業者に問い合わせて、適切な対処をしましょう。

修理か交換かは利用年数で判断することがおすすめです!

修理か交換かは利用年数で判断することがおすすめです!

給湯器の耐用年数注)は約10年です。10年以上経過している場合、故障の頻度も増えていきます。
トラブル発生時は「修理」と「交換」の要望はほぼ同じですが、最終的な解決方法は10年を境に差が出てきます。ご利用年数が10年以下なら修理、10年以上なら交換することをおすすめします。

注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。

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  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます