この記事でわかること
- リフォームのプロが教える富士工業のレンジフードのおすすめポイントがわかる!
- 富士工業のレンジフードの価格相場がわかる!
富士工業とは
一般的にはあまり馴染みがないかもしれませんが、富士工業は、レンジフードの分野でシェア率が日本ナンバーワンの企業です。
富士工業は1973年からレンジフードの開発、製造に着手している老舗メーカーです。
1941年の創業以来、ものづくりにこだわる姿勢が、リフォーム業界からは大変信頼されています。まさに、知る人ぞ知るメーカーです。
2018年からは海外で長年親しまれてきたブランド名である「FUJIOH」という呼び方を再定義し、グローバルなブランドとして展開を開始しています。
「空気」の入口である換気にこだわり、本物の快適さを目指しています。また、地球全体の環境にも目を向けています。
富士工業は、製品の研究、開発から、生産、販売、メンテナンス製品に関わる全てを、自社で行う自社一貫体制を取っています。レンジフード一つとっても、納得ができるクオリティを提供するために、ものづくりの信念が貫かれていると言えます。
富士工業のレンジフードの機能と特徴
10年間ファン掃除不要!オイルスマッシャー
10年間掃除不要。
そんな言葉を聞いたら、最初は信じられないかもしれません。
でも富士工業が先進技術を駆使し、独自開発した「OILSMASHER(オイルスマッシャー)」搭載のレンジフードなら、面倒な掃除は必要なくなります。
調理中に発生する油煙を吸い込む時に、高速回転する金属製のディスクで、煙に含まれる油を、オイルスマッシャーがキャッチします。
そして、オイルガードに遠心力で油を回収する仕組みです。
つまり、高速回転のディスクが、ファンとレンジフード内部への油の侵入をブロックしています。
これによってファンとレンジフード内部のお掃除が不要なため、手入れにかかる時間を大幅に削減することができます。
10年間と言う長いスパンで掃除が不要と考えたら、使ってみたくなりますよね。
お手入れは3か月に1回!お手入れのしやすい構造
みなさんは、レンジフード周りは、どれくらいの頻度で掃除をしていますか?
富士工業のレンジフードなら、お掃除で取りはずしが必要なのは、3つのパーツだけ。
クリーンフードプレミアムならディスクとオイルガードの手入れだけで充分。しかもお手入れは3カ月に1回が目安となっています。季節ごとのお手入れなので、負担になりません。
共働き家庭や、高齢者にとっては掃除の手間が減ると、家事の時短にも繋がりますね。もちろん、隅々まで手入れのしやすさが配慮されています。つまみ部分は取り外しが可能となっており、清潔です。
ディスクはフラットなので洗いやすく、親水系コートなので油汚れを水で洗い流せます。親水系コートは、水で油を浮かすので、水でさっと洗い流すだけでお手入れできます。わかりやすい構造なので、家族のだれでも掃除ができます。
またファンの縁にあるオイルガードは、油汚れをはじくファンシークリーン仕上げなので、簡単に洗えます。
ファンシークリーンは、油を浮かせた状態でふき取り可能にする素材なので、従来の一般的な素材と比べ手入れが格段に楽になっています。
クリーンフードハイグレード/ライトのオイルトレーは水で油を浮かせる親水系コート、ファンは油汚れをはじくハイパークリーン仕上げなのでお手入れにかかる手間と時間を軽減します。
洗剤で手があれてしまうデリケートな人でも、洗剤を使う手間がないので掃除が楽しみになりそうです。
ON/OFFが自動でビルトインコンロと連動
窓を開けたら、突風が入ってきて驚いたことはありませんか? もしかしたら、換気ファンの消しわすれかもしれません。
ビルトインコンロと自動で連動するフードなら、コンロを点火すると、レンジフードが自動的にONになり、消火するとOFFになります。
気になる換気ファンのつけ忘れや消し忘れを解消できます。
風量おまかせ運転
レンジフードの風量は、どのように決めていますか?
魚など煙が多い時には「強」で、目玉焼きのような簡単な料理では「弱」でしょうか。
実は、富士工業の風量おまかせ運転なら、調理状況を温度センサーで検知して、レンジフードが3段階の風量レベルを自動でコントロールしてくれるのです。
しかも、油煙を効率よく補集します。これなら、焦がしてしまった時に、慌てて「強」にする必要もなさそうです。
また、風量が大きいと騒音が気になりますが、音も静かでつけたままでも気になりません。
富士工業のレンジフードの種類と価格帯
家庭用のレンジフードは4つのタイプに分類することができます。
スリムタイプは、シロッコファンによって換気するため、フィルターをなくしたフラットなデザインが特徴で、掃除もしやすいタイプです。
クリーンフードライト、クリーンフードハイグレード、クリーンフードプレミアムがこのタイプになります。
他にブーツタイプやフラットタイプがあります。
ブーツタイプはフードに取り付けられたスロットフィルターで集塵や集油をするため、換気ファンのお掃除の頻度は少なめで済みます。
フラットタイプは、薄型のターボファンやシロッコファンで換気します。低い天井や、上部に梁がある場所でも設置できます。
最後は台所換気扇タイプ。集合住宅などで見かけるプロペラファンにより換気するタイプです。
キッチンの外壁に面したコンロの上に設置されていますが、威力が弱いため、あまりおすすめめできません。
機種名 | 型番例 | 販売価格 |
---|---|---|
TAG-REC-AP601SV | 211,172円~ | |
OGR-REC-AP602LSV | 206,167円~ | |
XGR-REC-AP604 | 172,348円~ | |
LGR-3R-AP602BK | 148,896円~ |
コンロやキッチンのリフォームを検討しているのなら、工事などの手間を考えると、同じタイミングでレンジフードの取替を検討してみてはいかがでしょうか。
同じ商品シリーズにおける最低の販売価格と商品の割引率を表示しています。異なる商品の価格や割引率は商品ページ内でご確認ください。
商品のみの販売はしておりません。追加工事費がかかる場合があります。基本工事費の内訳は、こちら
クリーンフードプレミアム(TAG)
クリーンフードプレミアムは、その名の通りプレミアムな機能が搭載されています。
自動でファンにお湯を吹きかけ洗浄する自動洗浄機能、取り外しと着脱が簡単な換気ファンの構造で、お手入れの手間が大幅に削減できます。
風量おまかせ運転も搭載され、節約にもばっちり対応。ビルトインコンロの点火、消火、レンジフードの運転、停止、照明のON/OFFも自動で連動してくれます。
照明はLED照明で、DCモーター搭載。風量も細かく調整できます。
クリーンフードプレミアム(OGR)
10年間お掃除不要のオイルスマッシャー機能、取り外しと着脱が簡単な換気ファンの構造で、もちろんディスクは、手入れが楽なファンシークリーン仕上げになっています。
風量おまかせ運転も搭載され、節約にもばっちり対応。ビルトインコンロの点火、消火、レンジフードの運転、停止、照明のON/OFFも自動で連動してくれます。
照明はLED照明で、DCモーター搭載。風量も細かく調整できます。
クリーンフードハイグレード(XGR)
クリーンフードハイグレードは、省エネ運転が特徴のレンジフードです。
オイルスマッシャー機能は搭載されていませんが、DCモーターや一定風量制御など、省エネ運転で、消費電力も削減できます。切り忘れ防止タイマーや、コンロと連動でON/OFFなども自動で行います。
価格帯も17万台~20万台とプレミアムと比べるとリーズナブルです。
クリーンフードライト(LGR)
クリーンフードライト価格を抑えたい方にお勧めのレンジフードです。
手入れが楽なスリムなタイプです。見た目にもおしゃれな印象です。
ハイグレード同様にLED照明や、切り忘れ防止タイマー、コンロと連動でON/OFFする機能も搭載されています。
ファンも、静音性に優れたシロッコファンです。
別売りのリモコンを使えば、離れた場所からでもスイッチのON、OFFが可能です。
富士工業のレンジフードまとめ
普段、何気なく使っているコンロやレンジフード。気づけばかなり進化しています。
どこか気になる症状があれば、新しいものに替えるタイミングです。
Point1 富士工業は国内最大のレンジフードメーカー。
オイルスマッシャー、お手入れしやすい構造など、レンジフードのお掃除を楽にする機能が特徴です。
Point2 東京ガスではスリムタイプのレンジフードを取り扱っています。オイルスマッシャーでファンのお掃除不要のクリーンフードプレミアム、省エネが特徴のクリーンフードハイグレード、お求めやすいクリーンフードライトなどお客さまのお好みに合わせてお選びいただけます。
Point3 富士工業のレンジフードリフォームは、約15万円からできます。
最高級機種のクリーンフードプレミアムも総額約22万円からリフォームできます。
おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!
レンジフードの交換目安は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。
レンジフードの交換費用は15万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。