キッチンのレンジフードと換気扇|おすすめ商品と合わせて違いやファンの特長を解説

キッチンのレンジフードと換気扇|おすすめ商品と合わせて違いやファンの特長を解説

レンジフードと換気扇はどちらもキッチンの換気設備ですが、換気方法や掃除の手間などがそれぞれ異なります。この記事では、レンジフードと換気扇の違いをわかりやすく説明します。レンジフードのメリット・デメリット、種類、選ぶポイントも紹介するので、レンジフードを購入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2024年11月05日公開日:2024年11月05日

目 次

この記事でわかること

  • レンジフードの種類がわかる!
  • レンジフードと換気扇の違いがわかる!
  • レンジフードのおすすめ商品がわかる!

【おすすめ】キッチンのレンジフード(キッチン換気扇)一覧

おすすめのレンジフード(キッチン換気扇)として、以下の4つの商品を紹介します。金額の目安と型番は、一覧表をご参照ください。

レンジフード(キッチン換気扇)

おすすめのポイント

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パロマ Yタイプ

  • 油汚れを防ぐ高撥油ファンでお手入れ簡単
  • コンロと連動して自動運転・停止が可能
  • 省エネLED照明で効率的にキッチンを照らす
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富士工業 LGR

  • 強力な吸引力で油を効率的に吸収
  • シンプルな構造で着脱簡単、手軽にお手入れ
  • 温度センサーで自動運転開始、つけ忘れを防止
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パロマ Cタイプ

  • 高撥油ファンで油汚れをオイル受けに回収、簡単お手入れ
  • オイルガード塗装で油汚れを防止
  • スリムでシンプルなデザインがキッチンにフィット
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富士工業 XGR

  • ノンフィルターで確実に油をキャッチ、お手入れ簡単
  • 調理状況に応じて風量の自動コントロール
  • DCモーターとLED照明採用で電気代削減

キッチンのレンジフードと換気扇の違い

キッチンのレンジフードと換気扇の違い

レンジフードと換気扇はどちらもキッチンの設備ですが、レンジフードはフードで覆われており、換気扇はプロペラがそのまま見える状態になっています。

以前は、換気扇の家庭が多かったものの、現在ではレンジフードが主流です。両者の違いは、下表のとおりです。

レンジフード

換気扇

換気方法

  • 空気を吸い込み、ダクトから排煙
  • 空気を吸い込み、直接屋外に排煙

設置可能場所

  • 壁面以外もOKで自由度が高い
  • 壁面

掃除の手間

  • 汚れにくいものの掃除の手間がかかる
  • 汚れやすいが掃除の手間はかからない

相場

  • 5〜20万円
  • 1〜2万円

レンジフードのメリット・デメリット

レンジフードは、換気扇のように壁面に設置する指定はなく、壁面以外の場所でも設置が可能です。設置場所の選択肢が豊富なため、幅広いキッチンのタイプに適合します。

最近は、対面型キッチンなどが増えていることから、換気設備を壁面ではないところにつけたい人もいらっしゃるでしょう。スタイリッシュでおしゃれなデザインのレンジフードも登場しており、インテリアに合わせて選べるのもメリットです。中には、天井に埋め込む形のものもあります。

また、効率的に排煙しやすいのもレンジフードの魅力です。天候の影響を受けずに、常に新鮮な空気を取り込めるため、電気代も節約できます。

一方、レンジフードのデメリットは、設置スペースに注意が必要なことです。換気扇に比べるとサイズが大きいので、設置場所を確保しなければなりません。加えて、購入費用が高額なのもデメリットといえるでしょう。

換気扇のメリット・デメリット

換気扇は、壁面にプロペラファンを設置するだけなので取り付けが簡単で、設置費用は安い傾向にあります。レンジフードに比べて、本体価格もリーズナブルです。

また、構造がシンプルで掃除がしやすいのもメリットです。狭い場所でも設置できるので、スペースを確保する必要がありません。

デメリットは、キッチンと屋外が接していなければならないことです。排気力は強いものの、天候などの環境に左右されやすい点もデメリットといえるでしょう。細かいところでは、換気扇に虫が侵入する可能性があるほか、スタイリッシュさに欠ける点も挙げられます。

キッチンのレンジフードと換気扇のファンの種類

キッチンのレンジフードと換気扇のファンの種類

レンジフードや換気扇の換気設備には、「プロペラファン」と「シロッコファン」の2種類があります。

昔ながらの換気扇は「プロペラファン」で、取り付けやすく、排気力が強いのが魅力です。羽が回転して空気を吸い込み、直接屋外に排気します。また、プロペラファンは直接壁に取り付けられるため、通風管がないのが特長です。ただし、高層階や気密性の高い部屋では風量が落ちる傾向があります。

レンジフードの多くは「シロッコファン」です。ダクトを通じて排気するため、屋外からの風を直接取り込まないのが特長です。また、その特長から「ダクト排気式」と呼ばれることもあります。プロペラファンに比べると、風量がやや少ない傾向がありますが、屋外の風の影響を受けにくい作りになっています。

キッチンのレンジフードの形状には3種類ある

レンジフードの種類

キッチンのレンジフードの形状は、以下の3種類です。それぞれの特長と整流板の有無をみていきましょう。

整流板とは、レンジフードを下側から見たときについている板のようなもののことです。整流板があると油や煙の汚れを受け止めてくれるため、フィルターやファンが汚れにくくなります。

ファンの種類

特長

スリム型(薄型)

  • 最新型、機能で選べる
  • 価格が高い傾向
  • ノンフィルタータイプが人気

ブーツ型

  • デザインが合わせやすい
  • フィルター掃除に手間がかかる
  • プロペラタイプとシロッコファン、両方に対応

フラット型(浅型)

  • 低い天井にも取り付けられる
  • フィルター掃除に手間がかかる

レンジフード「スリム型」のメリット・デメリット

スリム型(薄型 )のメリットは、フィルターがないものが多く、掃除がしやすいところです。製品によっては、自動掃除機能がついているものもあります。

また、見た目がスタイリッシュで、キッチンやリビングの雰囲気や一体感を損なわないのも魅力です。ただし、機能性が高い分、高額になりやすいです。

レンジフード「ブーツ型」のメリット・デメリット

ブーツ型はシンプルな形状のため、キッチンのデザインを選ばないことがメリットです。フードのみの取り付けも可能なため、換気扇のプロペラファンやシロッコファンにも取り付けられます。

デメリットは、フィルター掃除をしなければならないため、手間がかかることです。
また、設置にはスペースが必要な点もデメリットといえるでしょう。

レンジフード「フラット型」のメリット・デメリット

フラット型(浅型)は、他の種類に比べて縦の幅が狭くコンパクトなため、低い天井やスペースが限られているキッチンでも設置しやすいのがメリットです。

ただし、基本的にフィルターがついているため、ブーツ型と同様に、掃除に手間がかかるのがデメリットといえます。

キッチンのレンジフードについている整流板の役割と換気の仕組み

キッチンのレンジフードについている整流板の役割と換気の仕組み

整流板がついていると、空気が板の横側から入り込むため、吸込口が狭くなります。一見、空気が流れにくくなるように感じられますが、実際は調理中の油や煙の吸引力が強くなったり、吸引量が多くなったりします。換気の効率が良くなるので、キッチンにニオイが残りにくくなることもメリットです。

さらに、油や煙の汚れは整流板によって遮られるため、直接フィルターやファンに汚れがつきにくくなるのがポイントです。日々の掃除は整流板を拭くだけで良く、掃除の手間が軽減されます。

キッチンのレンジフード(キッチン換気扇)を選ぶポイント

ここからは、キッチンのレンジフードを選ぶときのポイントとして、以下の3つを紹介します。

  • 同じサイズのものを選ぶ
  • コンロから80~100cmの高さに設置できるレンジフードを選ぶ
  • キッチンのデザインに合わせて選ぶ

同じサイズのものを選ぶ

レンジフードを選ぶ際は、現在と同じサイズのものを選ぶことが大切です。レンジフードが吊り戸棚などの隙間に設置されている場合、スペースの問題で設置できなくなる可能性があります。

レンジフードのサイズ

また、レンジフードはガスコンロやIHヒーターなどと同じ幅、またはそれより広い幅が必要です。

日本では、横幅が60cm・75cm・90cmの3種類が販売されており、サイズによる機能の違いはありません。あらかじめ現在のサイズを確認し、キッチンに合ったサイズを選ぶようにしましょう。

コンロから80~100cmの高さに設置できるレンジフードを選ぶ

コンロから80~100cmの高さに設置できるレンジフードを選ぶ

ガスコンロは、設置できる位置は法律で義務付けられています。自分の身長に合わせて、自由に設定できるわけではないため、注意が必要です。

具体的には、「コンロから排気口フード下端までの高さは100cm以下」と建築基準法で決められており、消防法では「調理機器から80cm以上距離を空ける」ように定められています

そのため、レンジフードを設置する際は、コンロから80〜100cmの位置に設置しなければいけません。

キッチンのデザインに合わせて選ぶ

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上図のように、現在はさまざまなデザインのキッチンが使用されています。キッチンによっては、設置が難しいレンジフードもあるため、注意が必要です。

レンジフードの取り付け位置と設置可能なキッチンのタイプは、下表をご覧ください。

スリム型

ブーツ型

フラット型

レンジフードの

取り付け位置

  • 壁面、天井
  • 壁面
  • 壁面、天井

設置可能な

キッチン

  • 壁付け型キッチン
  • 造作壁のある対面型キッチン
  • オープンな対面キッチン
  • 壁付け型キッチン
  • 造作壁のある対面型キッチン

  • 壁付け型キッチン
  • 造作壁のある対面型キッチン
  • オープンな対面キッチン

スリム型とフラット型は、オープンな対面キッチンにもつけられます。一方、ブーツ型のレンジフードは、壁や造作壁のあるキッチンにしかつけられないため、留意が必要です。

キッチンのレンジフードや換気扇の気になる疑問

レンジフードや換気扇の気になる疑問として、以下の3つを紹介します。

  • レンジフード・換気扇は24時間つけっぱなしだとどれくらいの電気代がかかる?
  • レンジフード・換気扇の交換時期は?
  • 換気扇からレンジフードへの交換は可能?

レンジフード・換気扇は24時間つけっぱなしだとどれくらいの電気代がかかる?

レンジフードやプロペラタイプの換気扇を24時間つけておきたい方もいらっしゃるでしょう。しかし、気になるのは電気代ではないでしょうか。

下表は、レンジフードとプロペラの電気代を比較した一覧です。

型名

運転モード

消費電力

24時間の電気代

1カ月(30日)の電気代

レンジフード

TAG-REC-AP601

37W

26.6円

823.1円

18W

12.9円

400.4円

8W

5.7円

178円

常時

6W

4.3円

133.5円

プロペラ

FY-25PH5

20W

14.9円

446.4円

注)電力量単価を29.90円/kWhとした場合の値

レンジフードを「強」で1カ月間つけっぱなしにした場合、約823円かかります。「中」だと約400円、「弱」では約178円、「常時」では133円と、かなり金額が下がります。そのため、料理中以外は「常時」モードで運転するのがおすすめです。またプロペラの場合は約446円ほどかかりますが、運転モードを変えられないため、節約を意識しづらいでしょう。

最近では、省エネ設計の製品や、常時換気モードを搭載した商品も販売されています。24時間換気を行いたい方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

レンジフード・換気扇の交換時期は?

レンジフードや換気扇の交換時期は、メーカーや商品によって異なります。

例えば、富士工業、パロマ、パナソニック、ノーリツのシロッコファンやプロペラファンを1日6.6時間使用した場合、標準使用期間は10年程度です。しかし、中には三菱電機のシロッコファンのように、15年程度の使用期間が設定されているものもあります。

メーカーや商品ごとに交換時期は異なりますが、メーカーの推奨する交換時期は10〜15年なのが一般的です。
場合によっては、特に不具合を感じないことがあるものの、気づかないだけで換気機能が低下しているケースも見られます。換気能力が低くなっていると感じる以外にも、運転中の音がうるさくなったり、異音や振動が生じたりする場合は買い替えのサインかもしれません。

近年のレンジフードは省エネ対策が進んでおり、比較的消費電力を抑えられるようになっています。使っていて違和感がある場合は、買い替えも検討してみてください。

換気扇からレンジフードへの交換は可能?

プロペラファンの換気扇からレンジフードに交換することは可能です。ただし、前述の通りレンジフードの設置には建築基準法や消防法の基準が存在するため、基準内に収まるように注意配慮が必要です。

また、リフォームなどでキッチンの位置や幅のサイズが変わる場合、「レンジフードがコンロより狭くなる」「コンロのラインから外れる」などの懸念が生じます。
他にも、レンジフードを高くすると、壁紙やキッチンパネルなどを貼っていない部分が露出して、見栄えが悪くなるなどの可能性もあります。


交換に差し当たっては様々な懸念が存在します。安心して換気扇からレンジフードに交換したい場合は、出張見積もりをご利用ください。

注)通常のレンジフード交換をご希望の方は、ページ下部の「東京ガスの機器交換」をご利用ください

東京ガスの出張見積りはコチラ >

キッチンのレンジフード(キッチン換気扇)の国内主要メーカー

メーカー名

おすすめのポイント

富士工業 

  • 一般家庭用レンジフード供給台数国内シェアNo1を誇るメーカー
  • 10年間ファン掃除不要・CO2濃度検知による自動換気・調理状況に応じた風量調整など豊富な機能

パロマ

  • 国内第3位のシェアを誇る大手ガス機器メーカー
  • レンジフードは風量を3〜5段階に調整可能
  • リーズナブルな価格設定で、コストパフォーマンス重視の方におすすめ

以下は、キッチンのレンジフードを展開する、国内の主要メーカーの一部です。

  • 富士工業
  • パロマ

いずれも、代表的な企業として挙げられます。それぞれの特長や、商品ラインナップを見ていきましょう。

富士工業のレンジフード(キッチン換気扇)の特長

富士工業は1941年に創業し、ものづくりにこだわりを持つ会社です。レンジフードの開発・製造を1973年から行ってきた大手メーカーであり、国内シェア第1位を誇っています。

富士工業が手がけるレンジフードの特長は、以下のとおりです。

  • 10年間ファンの掃除不要
  • CO2濃度を検知して自動で換気
  • 調理状況に応じて風量を調整できる など

上記のように、さまざまな便利な機能を搭載した機種が豊富です。

商品一覧

おすすめポイント

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富士工業TAG

  • お手入れのしやすい構造で10年間ファン掃除不要
  • 調理状況に応じて、風量を自動コントロール
  • スイッチを入れるとCO2濃度を検知し、濃度が高くなると自動で換気
  • 赤外線によるコンロ連動で消し忘れの心配なし
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富士工業OGR

  • お手入れのしやすい構造で10年間ファン掃除不要
  • 調理状況に応じて、風量を自動コントロール
  • 赤外線によるコンロ連動で消し忘れの心配なし
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富士工業XGR

  • お手入れのしやすい構造
  • ノンフィルターで掃除が簡単
  • 調理状況に応じて、風量を自動コントロール
  • DCモーターとLED照明採用で電気代を削減
  • 赤外線によるコンロ連動で消し忘れの心配なし
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富士工業LGR

  • お手入れのしやすい構造
  • ノンフィルターで掃除が簡単
  • 周辺温度を検知し運転開始をサポート
  • 赤外線によるコンロ連動で消し忘れの心配なし
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富士工業TLR

  • お手入れのしやすい構造
  • ノンフィルターで掃除が簡単
  • 周辺温度を検知し運転開始をサポート
  • 見やすく使いやすいシンプルなスイッチ

パロマのレンジフード(キッチン換気扇)の特長

パロマは日本の大手ガス機器メーカーであり、国内では第3位のシェアを獲得しています。給湯器やレンジフードなどのガス機器を広く取り扱っており、レンジフードは風量を3〜5段階に設定できる点が魅力です。

リーズナブルな製品が多いので、コストパフォーマンス重視の人にもおすすめです。

商品一覧

おすすめポイント

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パロマHタイプ

型番:WNBSK608HDXMWL/R

  • 付着した油を水滴上に弾く撥油コーティングされたファン
  • 手入れのしやすいオイル受けと整流板
  • 赤外線によるコンロ連動で消し忘れの心配なし
  • 消費電力を約40%削減の省エネ設計
  • LED照明
  • 見やすく操作性の高い静電タッチ式のスイッチ
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パロマYタイプ

型番:WNBSK608YDXMWL/R

  • 付着した油を水滴上に弾く撥油コーティングされたファン
  • 手入れのしやすいオイル受けと整流板
  • 赤外線によるコンロ連動で消し忘れの心配なし
  • LED照明
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パロマCタイプ

型番:WNBSK607CDMKL/R

  • 付着した油を水滴上に弾く撥油コーティングされたファン
  • 手入れのしやすいオイル受けと整流板
  • LED照明
  • 段差のないシンプルなスイッチ

おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!

おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!

レンジフードの交換目安は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。

レンジフードの交換費用は15万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。

東京ガスの機器交換
  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます

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