この記事でわかること
- 給湯器を安く買う7つの方法がわかる!
- 給湯器のおすすめの購入先がわかる!
- 業者選びのポイントがわかる!
【7つのポイント】給湯器を安く買う方法
給湯器はガス会社・リフォーム会社・ホームセンターなどで入手可能ですが、購入先や選ぶ機種によって、料金やサポート内容、使える機能が異なります。給湯器を安く買う方法は、以下の7つです。
- 複数業者から相見積もりを取る
- 型落ち品やアウトレット商品を選ぶ
- 給湯器の号数を低くする
- 給湯器の機能を減らす
- キャンペーンやセールを活用する
- 補助金を活用する
- 交換工事を一緒に依頼する
これらの方法を組み合わせることで、通常よりも効果的にコストを削減できる可能性があるため、ぜひ参考にしてください。
1.複数業者から相見積もりを取る
給湯器を購入する際には、少なくとも3社からの見積もりを取ることがおすすめです。複数の業者の価格を比較することで、相場を把握でき、適正価格を提示している業者を見極めやすくなります。
また、他社の見積もりを提示することで、値引きに応じてもらえる場合もあるため、交渉してみることも一案です。
また、業者を比較する際は、本体価格だけでなく、設置工事費や保証期間とその内容、アフターサービスの有無なども確認し、総合的に判断するようにしましょう。
東京ガスでは有料の保証サービスとして「ガス機器スペシャルサポート」や「TESメンテナンスサービス契約」をご用意しておりますので、そちらも参考にしてください。
ガス機器スペシャルサポートの詳細は、こちら >
TESメンテナンスサービス契約の詳細は、こちら >
2.型落ち品やアウトレット商品を選ぶ
型落ち品やアウトレット商品を選ぶことも、給湯器の購入費を抑える方法の一つです。最新モデルにこだわらなければ、旧モデルでも高性能なタイプを手ごろな価格で購入できる場合があります。
家電量販店やホームセンター、通販(オンラインショップ)などで、「型落ちモデル」や「在庫処分セール」を探してみると、予算内で必要な機能を備えた商品が見つかるかもしれません。
ただし、通販で購入する際は、工事費が含まれていない場合や、工事業者を自分で探さなければならないケースもあるため、購入前に確認が必要です。
3.給湯器の号数を低くする

給湯器の号数を低くすることで、交換費用を削減できる可能性があります。号数とは、「水温+25℃」のお湯を1分間に供給できる量を示す性能指標です。号数が低いほど、本体価格や交換費用が安くなる傾向があります。
例えば、20号の給湯器の場合、水温17℃で1分間に20リットルのお湯を供給可能です。ただし、号数を下げると給湯能力が落ちるため、同時に複数箇所でお湯を使用できない場合や、水圧が弱く感じられる恐れがあります。
そのため、家族構成やお湯の使用状況を考慮し、生活に必要な給湯量を確保できる号数を選ぶことが大切です。
4.給湯器の機能を減らす
必要最低限の機能を選ぶことで、給湯器の交換費用を抑えることが可能です。給湯器には、主に「給湯専用」「追いだき付き」「暖房機能付き」の3種類があり、それぞれ価格や機能が異なります。
例えば、シャワーや蛇口へのお湯の供給に特化した「給湯専用」は、3つのタイプの中でもっとも安く、一人暮らしの方などに適しています。一方、家族で利用する場合は、浴槽の保温機能を備えた「追いだき付き」が便利です。
「暖房機能付き」タイプは、給湯・追いだきに加えて、ガス温水式の浴室暖房乾燥機や床暖房などを使用する場合に必要となります。必要な機能を見極めて不要な機能を省くことで、余計な出費を抑えられるでしょう。
給湯 | 追いだき | 暖房 | |
---|---|---|---|
給湯専用 | 〇 | ✕ | ✕ |
追いだき付き | 〇 | 〇 | ✕ |
暖房機能付き | 〇 | 〇 | 〇 |
5.キャンペーンやセールを活用する
給湯器の交換時には、給湯器の専門業者や販売店が実施するキャンペーンやセールを活用することで、費用を抑えられます。多くの業者では、定期的に割引キャンペーンを行っており、通常よりも安く購入できたり、さまざまな特典が付与されたりする場合があります。
特に、新製品が発売されるタイミングや季節の変わり目、年度末にはキャンペーンが開催されやすいため、WebサイトやSNSで最新情報を確認することがおすすめです。また、家電量販店でもセールやポイント還元が行われることがあるため、チェックしてみましょう。
ただし、家電量販店で購入する場合、設置工事は外部の業者に依頼することが多いため、施工内容や保証の詳細を事前に確認することが大切です。
6.補助金を活用する
給湯器の購入費用を抑えるために、国や自治体が提供する補助金を活用することもおすすめです。例えば、2024年には「給湯省エネ2024事業」や「賃貸集合給湯省エネ2024事業」などの補助金制度がありました。他にも一部給湯器のみが対象ではありますが「東京ゼロエミポイント(家庭のゼロエミッション行動推進事業)」などの補助金制度も挙げられます。2025年度も同様の制度が始まる可能性があるため、定期的に関連Webサイトを確認するとよいでしょう。
なお、それぞれの補助金には、対象条件や申請期間が定められているため、給湯器の種類や設置条件が適用されるかどうかを事前に確認する必要があります。
また、自治体の補助金と国の補助金を併用できる場合もあるため、居住地域の制度を調べておくと、さらにお得に給湯器を購入できる可能性があります。
参照:経済産業省 資源エネルギー庁「給湯省エネ」
参照:経済産業省 資源エネルギー庁「賃貸集合給湯」
参照:東京ゼロエミポイント【公式】
7.交換工事を一緒に依頼する
給湯器本体を単体で購入するのではなく、交換工事とセットになった料金メニューを提供している業者を選ぶことも、交換費用を節約する有効な手段です。
工事込みの料金メニューを利用すると、本体価格の割引や工事後の保証が無料で付帯されることがあり、結果的に費用を抑えられます。また、給湯器の手配と工事依頼を別々に行う手間を省けることも大きなメリットです。
例えば、「東京ガスの機器交換」では、機器取外しや処分費を含む基本工事費込の販売価格を提示しています。特別な要望がない限り追加料金は発生しないため、安心してお申し込みいただけます。
給湯器の購入先はどこが安くておすすめ?
給湯器はガス会社やリフォーム会社などさまざまな業者で入手でき、それぞれ特長が異なるため、重視するポイントを考慮して決めるとよいでしょう。
以下の表に、給湯器が購入できる業者の特長や工事費用の相場をまとめました。
給湯器を購入できる業者 | 特長 |
---|---|
リフォーム会社 |
|
ガス会社 |
|
給湯器専門業者 |
|
家電量販店・ホームセンター |
|
インターネット販売業者 |
|
安心を重視するならガス会社
ガス会社では、ガスに関連する工事だけでなく、ガス給湯器の販売や設置工事も行っていることが多いです。現在利用中のガス会社に限らず、ほかのガス会社でも購入可能です。
ガス会社で購入する際のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
|
デメリット |
|
ガス会社は知識や技術力が高いため、信頼性を重視する方に適しています。特に、ショールームや展示会で実物を確認しながら検討したい方におすすめです。
大手ガス会社は実績が豊富で、ガス機器の修理・交換に関する体制も整備されている傾向にあるため、依頼後のやり取りがスムーズです。
一方で、他の依頼先と比べると、選べる給湯器のメーカー・モデルが限られてしまう可能性があるのがデメリットです。
安心感や信頼性を重視する方に適した購入先といえます。
「東京ガスの機器交換」では、お見積もりからご提案、そしてご注文までを、オンラインでスムーズに進めていただけます。ご使用中の給湯器の写真を添付のうえ、Webのご依頼フォームからお問い合わせいただければ、最短当日注1)にお見積もりのご案内が可能です。
給湯器選びにお悩みの場合、お客さまのご要望やご自宅の設置状況をもとに、おすすめ商品をご提案させていただきます。また、お見積もり金額には基本工事費が含まれており、追加費用は原則発生いたしません。給湯器と同時にコンロやレンジフードの交換をご希望の場合、追加の商品一つにつき税込5,500円のセット割引がご利用いただけます。注2)
注1)日祝除く17時までに見積もり依頼いただき、フォームでの申し込み内容に不足がなく、設置状況が写真のみで判断できる場合。
注2)同一施工店が同日に工事できる場合に適用です。商品の組み合わせによっては適用できない場合がございます。

安心と価格のバランスを取るならリフォーム会社
リフォーム会社は給湯器の販売だけでなく、キッチンや浴室、トイレといった住宅全般のリフォームを行っています。
リフォーム会社に依頼するメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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リフォーム会社を利用する場合、給湯器の交換とあわせてキッチンや浴室のリフォームも同時に行うと、トータルコストが抑えられる可能性があります。
独自の保証を提供するリフォーム会社もあり、総合的にバランスが取れた購入先といえるでしょう。
ただし、一部では悪質業者も存在するため、事前に口コミやホームページで信頼性を十分に確認することが重要です。また、ガス給湯器単体での交換は、相場よりも割高になるケースもあるため注意が必要です。
たくさんの種類から機器を選びたいのであれば給湯器専門業者
給湯器専門業者は、給湯器の販売と設置に特化した業者です。取り扱い機種が豊富で、具体的に商品が決まっていない場合でも、希望にあった製品を見つけやすいことが特長です。
給湯器専門業者に依頼するメリット・デメリットは下表のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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給湯器専門業者はWebで見積もりを依頼できる場合が多く、複数のメーカーを比較したい方におすすめです。また、本体価格や工事費用が抑えられる可能性がある点や、24時間体制で緊急時に早急に対応可能な場合がある点もメリットです。
ただし、ガス会社やリフォーム会社などと比べると業者の数が多く、信頼性を確認する手間がかかります。中には悪質な業者も存在するため、口コミや評判を事前にチェックする必要があります。
実物を見て決めたいなら家電量販店・ホームセンター
家電量販店やホームセンターでも給湯器を購入でき、店舗で実物を確認しながら比較検討できる点が魅力です。
家電量販店やホームセンターを利用して給湯器を購入すると、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット |
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デメリット |
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家電量販店やホームセンターでは、セールやポイント還元などを活用することで、費用を抑えやすいのが魅力です。
ただし、給湯器を専門に扱っているわけではないため、スタッフの知識や対応にばらつきがある点には注意が必要です。また、工事自体は別の委託業者が行うことが多いため、施工の品質に関しても事前に確認しておくことが望ましいです。
早く買いたいのであればインターネット販売業者
オンライン販売を専門とするインターネット販売業者は、給湯器を早く購入したい方におすすめです。
Webで購入するメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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インターネット販売業者は、実店舗を持たないケースも珍しくなく、給湯器の購入や依頼にあたって、店頭まで足を運ぶ手間がないのがメリットです。
しかし、安い製品は価格を下げるために工事費を削減している場合があり、施工の質には注意が必要です。また、製品によっては工事が含まれていないことがあるため、購入前にホームページや商品の詳細ページで工事手配の有無を確認しておきましょう。
給湯器の買い替え先を選ぶポイント
給湯器の買い替え先を選ぶ際は、以下6つのポイントをチェックしましょう。

ここではそれぞれのポイントを紹介します。
口コミや評判が良いか
気になる買い替え先があれば、WebやSNSなどに書かれた口コミも参考にしてみてください。
近隣エリアの業者で給湯器の購入を検討している場合は、知り合いや近所の人に利用者がいれば直接評判を聞けるでしょう。
全国エリアの業者であれば、お住まいの地域に近い利用者の口コミを参考にしましょう。
あまりにも口コミや評判が悪い場合は、その業者を選択肢から外すことも検討してみてください。
価格の適正さと内訳の詳細が記載されているか
給湯器の買い替え先を選ぶ際は、適正な価格かどうかを確認するために、相見積もりを取ることをおすすめします。
全体の費用だけでなく具体的な費用の内訳が記載されているかも確認することが重要です。
給湯器の見積もりには主に以下のような項目が記載されています。
- 製品の価格
- 工事費
- 保証やアフターサービスに関する内容(有無、価格、期間など)
- 追加費用の有無
もし、見積もりの際に極端に安すぎる金額が提示された場合は、後から追加工事をされ、不必要な費用がかかる可能性があります。
追加工事があるのか、後から費用がかからないのかを確認すると、依頼後のトラブルを避けられるでしょう。
保証やアフターサービスの有無と内容
給湯器の買い替え先を探す際は、保証やアフターサービスの内容も確認してみてください。
給湯器設置後の保証やアフターサービスは業者によってさまざまです。
設置後も安心して給湯器を使い続けたいのであれば、以下の3点をチェックしましょう。
- 問い合わせできるサポート窓口が設置されているか
- どこまでを無償で対応してくれるのか
- 保証期間はいつまでか
有資格者による工事なのか
給湯器の取り付けや交換には、以下にあげるような専門の資格や免許が必要です。
- 液化石油ガス設備士
- 簡易内管施工士
- ガス可とう管接続工事監督者
- ガス機器設置スペシャリスト
- 特定ガス消費機器設置工事監督者(特定機器の場合)
- 電気工事士(コンセントを増設する場合)
しかし、悪質な業者のなかには、無資格で工事を請け負うケースも存在します。
無資格者による工事は作業の質が悪いことが多く、ガス漏れをはじめ事故やトラブルを引き起こす恐れがあり大変危険です。
特にインターネット販売業者のような価格の安い業者に依頼する場合は、ホームページや担当者を通じて有資格者による工事なのかを確認しておきましょう。
担当者の対応が良いか
給湯器に関する問い合わせや現場調査、見積もりの際に担当者とやり取りする場合は、以下のポイントを確認してみてください。
- 口調が丁寧か
- 質問に対して明確に答えてくれるか
- 専門用語を避け、わかりやすい言葉で話してくれるか
- ヒアリングを基にした提案をしてくれるか
丁寧な言葉遣いでも、あいまいな回答をし、質問に答えられていない場合は、担当者に知識が無い可能性が考えられます。
一方、専門用語を極力避けて説明してくれるのであれば、依頼者への配慮が行き渡っているため親身に対応してくれるでしょう。
担当者とのやり取りに違和感があれば、契約後のトラブルにつながる可能性があります。
不安を感じた際は依頼を避けると良いかもしれません。
取り扱う給湯器の種類が多いか
業者によって取り扱っている給湯器の種類はまちまちで、なかには取り扱っている給湯器の種類が少ないところもあります。
どの給湯器にするかこれから決めるのであれば、なるべく多くの給湯器を取り扱う業者を選ぶと、自分に合った製品を見つけやすいでしょう。
「東京ガスの機器交換」のおすすめ給湯器
「東京ガスの機器交換」で取り扱いのある、おすすめの給湯器を紹介します。
おすすめ給湯器 | おすすめのポイント |
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給湯器交換の費用相場と工事費

注)2024年4月9日~8月2日の「東京ガスの機器交換」の販売実績より
給湯器交換の費用は、選ぶ製品の機能や設置条件によって異なります。「東京ガスの機器交換」販売実績を例に挙げると、「暖房機能のない給湯器」の場合、全体の約7割が15万円以内または15万〜20万円の価格帯に収まっています。
また、追いだき機能がついていない「給湯専用機」は15万円以下、暖房機能付きの場合は30万〜35万円が主流で、全体の約55%を占めています。
なお、給湯器の交換のみの工事費は業者によって変動します。購入費用に工事費用が含まれていない場合は、上記の金額をプラスしたうえで、予算や必要な機能を考慮して最適な給湯器を選びましょう。
東京ガスが選ばれる理由

注1) 80%OFFはPH-1615AWLの場合です。
注2) 日祝除く17時までに見積もり依頼いただき、見積もり依頼フォームでの申し込み内容に不足がなく、設置状況が写真のみで判断できる場合。
東京ガスの機器交換サービスは、オンラインでスムーズに見積もりから提案まで行い、幅広い住宅設備に柔軟に対応しています。販売価格には商品代金と基本工事費が含まれており、料金設定が明確で分かりやすいことが特長です。あとから追加費用が発生することがないため、安心してご依頼いただけます。
また、設備の写真を送信するだけで最短当日の見積もり提示が可能で、立ち合いは工事当日のみです。専門スタッフが丁寧に対応しており、提携工事店は高品質で法令にのっとった安全な施工を行っています。
おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!

給湯器の耐用年数注)は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。
給湯器の交換費用は20万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。
