この記事でわかること
- おすすめの給湯器の購入先がわかる!
- 給湯器の購入先の特徴がわかる!
- 給湯器の買い替え先を選ぶポイントがわかる!
給湯器の購入先はどこが安くておすすめ?
給湯器は主に以下の5つの業者で購入できます。
給湯器の購入先 | 特徴 |
---|---|
リフォーム会社 |
|
ガス会社 |
|
給湯器専門業者 |
|
インターネット販売業者 |
|
家電量販店・ホームセンター |
|
上の表から見て取れるように、金額を特に重視するのであれば、インターネット販売業者を選ぶと給湯器を安く購入できるでしょう。
一方、アフターサービスや信頼性で選ぶのであれば、保証がしっかりしていて経験豊富なリフォーム会社やガス会社がおすすめです。
それぞれの購入先の特徴について詳しく紹介します。
安心と価格のバランスを取るならリフォーム会社
リフォーム会社では給湯器の取り扱いはもちろん、キッチンや浴室、トイレをはじめ、住宅に関するリフォーム全般を行っています。
まれに悪質なリフォーム会社が存在するため、事前に口コミやホームページを確認したうえで、信頼できる業者かどうかを確認しておくと安心です。
■メリット
- 担当者と相談しながら購入する給湯器を決められる
- 見積もり~工事まで一括で行ってくれる
- 過去のリフォーム事例を基に最適な給湯器を提案してくれる
- 独自の保証やアフターサポートが豊富
- 他の箇所のリフォームも同時に行うと安くなる場合がある
■デメリット
- 悪徳なリフォーム会社が存在する
- リフォーム会社によって費用や扱っている給湯器が異なる
リフォーム会社ならではのメリットとして、給湯器の交換と併せてキッチンや浴室のリフォームも同時に行うと費用が安くなる点が挙げられます。
独自の保証を実施しているリフォーム会社が多いため、給湯器の価格や工事品質、アフターサポートなどの総合的にバランスがよい購入先と言えるでしょう。
安心を重視するならガス会社
ガス会社とは、東京ガスなどの都市ガスやプロパンガスを供給している会社のことです。
いずれも、ガスに関連する工事だけでなく、ガス給湯器の販売や設置工事も取り扱っています。
給湯器の取り扱いがあれば、現在利用しているガス会社に限らずどこでも購入が可能です。
■メリット
- ガスの専門業者で、専門知識や技術力があるため安心できる
- 見積もり~工事まで一括で行ってくれる
- 独自のアフターサービスがある
- ご家庭で利用しているガス会社で購入する場合は、連絡先を調べる手間がかからない
- ショールームやイベントを通じて実物を見ながら比較検討できる
■デメリット
- 製品の割引率が低い
- 在庫の数が少ないため、選べる給湯器の種類が少ない
ガス機器を専門に取り扱うガス会社は、ほかの業者と比べて知識や技術力に安心感が高いことが特徴です。
また、ショールームを設けており、展示会やイベントなども実施しているため、実物を見ながら給湯器を決めたい人にもおすすめです。
しかし、ほかの業者に比べると製品の値引き率が低く、割高に感じるかもしれません。
したがって、金額よりも安心感や信頼性で選びたい人におすすめな購入先と言えるでしょう。
たくさんの種類から機器を選びたいのであれば給湯器専門業者
給湯器専門業者は、その名の通り給湯器の取り扱いに特化した業者を指します。
取り扱う給湯器の種類が豊富なため、購入したい製品が決まっていなくても選びやすいでしょう。
■メリット
- 給湯器の販売に特化しているため選べる種類が豊富
- 安く購入しやすい
- 見積もり~工事まで一括で行ってくれる
- 保証やアフターサービスもついてくる
- 24時間対応している業者もあり、万が一トラブルが起きた際も安心
■デメリット
- 無資格で設置を行う業者も存在する
- 追加費用が発生する場合がある
- 業者によって価格に差があるため、リサーチや比較に手間がかかりやすい
給湯器専門業者はインターネットで見積もりを受け付けているところも多く、複数メーカーの給湯器を比較検討したい方にもおすすめです。
ほかには本体価格や工事費用が安い傾向にあり、何かトラブルがあっても24時間対応してくれる業者もあります。
ただし、ガス会社やリフォーム会社などと比べると、業者の数が多く、少なからず悪徳業者も存在します。
お願いしたい業者が信頼できるかどうかを調べるためには、事前のリサーチが必要になるため、ある程度自分で業者を見極められる人向けの購入先です。
実物を見て決めたいなら家電量販店・ホームセンター
給湯器は家電量販店やホームセンターでも取り扱っています。
店舗が近くにあれば、実物を見ながら比較検討がしやすいでしょう。
■メリット
- 店舗で実物を見て検討できる
- 型落ち品を安く購入できる場合がある
- 本体価格が安め
- 店員と直接値引き交渉ができる
- ポイントが付く
- セールで値下げされている場合がある
■デメリット
- 給湯器の知識、取り付けの経験のあるスタッフがいないケースがある
- 保証が有料、または期間が短い場合がある
- 工事自体は委託業者が行うため信頼性に欠ける
店舗によってはセールの実施やポイントを付与しており、ほかの業者と比べて給湯器をお得に購入しやすいことも特徴です。
しかし、給湯器を専門で取り扱っているわけではないため、対応するスタッフによっては知識不足で不安に感じるという声も聞きます。
さらに工事自体は別の委託業者が行うため、施工業者を確認しづらい点にも注意しましょう。
早く買いたいのであればインターネット販売業者
インターネット販売業者とは、給湯の販売をインターネット通販のみで行っている業者を指します。
■メリット
- 安く購入しやすい
- 価格を比較しやすい
- 口コミを見て購入先を決められる
- 問い合わせから工事完了までのスピードが早い
■デメリット
- 多くの販売業者のなかから選ぶ手間がある
- 配送時にトラブルが起こる可能性がある
- 工事の品質が低い可能性がある
- 工事の手配は自分で行わなければならない場合がある
インターネット販売業者は、業者同士で価格競争が起きやすく、ほかの業者と比べると購入価格や工事費用が安いことが特徴です。
しかし、価格を下げることを目的に、業者への施工費を抑えている可能性が考えられます。
場合によっては、施工の質があまり高くなかったり、そもそも自分で工事の手配が必要になったりするケースがあるかもしれません。
購入を検討する際は、ホームページなどで施工業者や工事を手配する必要があるのかを確認しておきましょう。
給湯器の買い替え先を選ぶポイント
給湯器の買い替え先を選ぶ際は、以下6つのポイントをチェックしましょう。
ここではそれぞれのポイントを紹介します。
口コミや評判が良いか
気になる買い替え先があれば、ネットやSNSなどに書かれた口コミも参考にしてみてください。
近隣エリアの業者で給湯器の購入を検討している場合は、知り合いや近所の人に利用者がいれば直接評判を聞けるでしょう。
全国エリアの業者であれば、お住まいの地域に近い利用者の口コミを参考にしましょう。
あまりにも口コミや評判が悪い場合は、その業者を選択肢から外すことも検討してみてください。
価格の適正さと内訳の詳細が記載されているか
給湯器の買い替え先を選ぶ際は、適正な価格かどうかを確認するために、相見積もりを取ることをおすすめします。
全体の費用だけでなく具体的な費用の内訳が記載されているかも確認することが重要です。
給湯器の見積もりには主に以下のような項目が記載されています。
- 製品の価格
- 工事費
- 保証やアフターサービスに関する内容(有無、価格、期間など)
- 追加費用の有無
もし、見積もりの際に極端に安すぎる金額が提示された場合は、後から追加工事をされ、不必要な費用がかかる可能性があります。
追加工事があるのか、後から費用がかからないのかを確認すると、依頼後のトラブルを避けられるでしょう。
保証やアフターサービスの有無と内容
給湯器の買い替え先を探す際は、保証やアフターサービスの内容も確認してみてください。
給湯器設置後の保証やアフターサービスは業者によってさまざまです。
設置後も安心して給湯器を使い続けたいのであれば、以下の3点をチェックしましょう。
- 問い合わせできるサポート窓口が設置されているか
- どこまでを無償で対応してくれるのか
- 保証期間はいつまでか
有資格者による工事なのか
給湯器の取り付けや交換には、以下にあげるような専門の資格や免許が必要です。
- 液化石油ガス設備士
- 簡易内管施工士
- ガス可とう管接続工事監督者
- ガス機器設置スペシャリスト
- 特定ガス消費機器設置工事監督者(特定機器の場合)
- 電気工事士(コンセントを増設する場合)
しかし、悪質な業者のなかには、無資格で工事を請け負うケースも存在します。
無資格者による工事は作業の質が悪いことが多く、ガス漏れをはじめ事故やトラブルを引き起こす恐れがあり大変危険です。
特にインターネット販売業者のような価格の安い業者に依頼する場合は、ホームページや担当者を通じて有資格者による工事なのかを確認しておきましょう。
担当者の対応が良いか
給湯器に関する問い合わせや現場調査、見積もりの際に担当者とやり取りする場合は、以下のポイントを確認してみてください。
- 口調が丁寧か
- 質問に対して明確に答えてくれるか
- 専門用語を避け、わかりやすい言葉で話してくれるか
- ヒアリングを基にした提案をしてくれるか
丁寧な言葉遣いでも、あいまいな回答をし、質問に答えられていない場合は、担当者に知識が無い可能性が考えられます。
一方、専門用語を極力避けて説明してくれるのであれば、依頼者への配慮が行き渡っているため親身に対応してくれるでしょう。
担当者とのやり取りに違和感があれば、契約後のトラブルにつながる可能性があります。
不安を感じた際はは依頼を避けると良いかもしれません。
取り扱う給湯器の種類が多いか
業者によって取り扱っている給湯器の種類はまちまちで、なかには取り扱っている給湯器の種類が少ないところもあります。
どの給湯器にするかこれから決めるのであれば、なるべく多くの給湯器を取り扱う業者を選ぶと、自分に合った製品を見つけやすいでしょう。
給湯器はどこで買う?まとめ
給湯器を販売している業者は、ガス会社やリフォーム会社、ホームセンターなどさまざまです。
なるべく安く給湯器を買いたいという方は、インターネット販売会社を選ぶと安く購入できるでしょう。
しかし、費用だけで業者を選んでしまうと、悪質な業者による工事や交換後に給湯器が故障しても保証がついておらず対応できないケースなどあります。
給湯器の購入先を探しているのであれば、費用だけでなく工事の信頼性やアフターサービスも含めて検討しましょう。
2024年10月04日
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おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!
給湯器の耐用年数注)は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。
給湯器の交換費用は20万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。