給湯器交換の相場はいくら? 安い値段で購入する3つのポイント

給湯器交換の相場はいくら? 安い値段で購入する3つのポイント

給湯器を安く購入するには、給湯器のタイプと号数、メンテナンス費用を工夫することが大切です。この記事では給湯器の相場と安く購入するポイント、機能別のおすすめメーカーを詳しく紹介します。ぜひ参考にして、自分にぴったりの製品を見つけてください。

最終更新日:2025年03月21日公開日:2025年03月21日

目 次

この記事で分かること

  • 給湯器の値段の相場が分かる!
  • 給湯器を安く購入するポイントが分かる!
  • 機能別の安い給湯器メーカーが分かる!

給湯器の相場

給湯器の相場

給湯器を設置するのにかかる値段は、次の3つで構成されています。

  • 給湯器本体代金
  • リモコン料金
  • 工事費用

この中で、給湯器本体とリモコンはメーカー希望小売価格から割り引かれて提供されていることが多いです。ただし、設置の際は、工事にかかる料金もセットで必要になる場合があるため、必ず合計金額を確認するようにしましょう。

また、給湯器には暖房なしと暖房ありのタイプがあり、それぞれ相場が異なります。東京ガスの機器交換では、暖房なしの給湯器は15〜20万円程度、暖房付き給湯器は30〜35万円程度が相場です。

給湯器を安い値段で購入するポイント

給湯器を安く購入するには、給湯器のタイプ、号数、保証・メンテナンス費用の3つを確認することが大切です。それぞれ費用を抑えるポイントを紹介します。

安い給湯器のタイプを確認する

給湯器には次の3タイプがあります。

  • 給湯のみ
  • 給湯+追いだき可
  • 給湯+追いだき+暖房・乾燥可

基本的に機能が少ないほど安く、多いほど値段が高くなるため、新規導入で最も初期費用を安くするのであれば、給湯のみのシンプルな給湯器を選びましょう。ただし、メーカー・タイプによって給湯器の構造が異なるため、交換の場合は選択肢が少ないこともあります。基本的に同メーカー・同タイプの給湯器を選ぶことが推奨されているため、希望する機種が設置できるか確認しましょう。

また、従来型のガス給湯器のほかに、省エネタイプのエコジョーズもあります。エコジョーズは本体代金や工事費用がかさむ傾向にあるため初期費用は高めになりますが、ランニングコストを抑えられるのが魅力です。初期費用を安く抑えるのか、使用中の総額を安く抑えるのか、どちらが自分にとってベストなのかを考慮して選択しましょう。

号数を下げる

号数を下げる

給湯器の号数とは、1分間に水温+25℃のお湯をどれくらい出せるかを示す指標のことです。1分間に24L出せれば、24号となります。

16・20・24などの号数があり、基本的には数字が小さいほど値段も安くなります。号数を下げすぎると生活に不便が生じることもあるため、基本的にはライフスタイルや同居人数に応じて選びましょう。

おおまかに、1人暮らしなら16号、2人暮らしなら20号、4人暮らしなら24号の給湯器がおすすめです。例えば、1人世帯で20号の給湯器を使っている場合は16号へ変更するなど、使用する湯量以上のスペックの給湯器を使っている場合は、買い替えと同時に号数の小さい給湯器を選ぶと良いでしょう。

また、工夫次第で号数を下げることも可能です。4人家族の場合でも、シャワー使用中に台所で温水を使わないようにして20号へランクダウンするなどを検討してみましょう。

保証・メンテナンス費用も含めて確認する

保証・メンテナンス費用も含めて確認する

給湯機器交換を行う際は、保証期間とその内容、メンテナンス費用についても確認しておくことが大切です。業者によっては、修理やメンテナンス費用で結果的に出費が多くなってしまう場合があります。

基本的に商品に対するメーカー保証は1年となっていますが、延長保証を用意しているところもあります。給湯器の耐用年数は10年程度が目安なので、10年間の保証に対応している業者へ依頼するのがおすすめです。さらに保証期間中は無償で修理を受け付ける業者を選べば、修理費用の心配をしなくて済みます。

東京ガスでは有料の保証サービスとして「ガス機器スペシャルサポート」や「TESメンテナンスサービス契約」をご用意しておりますので、そちらもご参考ください。

ガス機器スペシャルサポートの詳細は、こちら
TESメンテナンスサービス契約の詳細は、こちら

安い給湯器|機能別おすすめメーカー

次の機能別に、東京ガスの機器交換ラインアップから安く購入できる給湯器メーカーを厳選しました。それぞれどのメーカーが最安値か、具体的な商品を紹介します。

  • 従来型給湯専用
  • 高効率給湯専用
  • 従来型ふろ給湯器
  • 高効率ふろ給湯器
  • 従来型暖房付きふろ給湯器
  • 高効率暖房付きふろ給湯器

なお、取り上げている価格は東京ガスの機器交換のもので、消費税・リモコン料金・基本工事費用を含みます。

従来型給湯専用

従来型給湯器専用の給湯器の中では、パロマが最安値となっています。

商品名

価格

壁掛型・16号 PH-1615AWL

82,676円

壁掛型・20号 PH-2015AWL

83,446円

壁掛型・24号 PH-2425AWL

105,358円

設定湯量が流れると、お湯はりを自動停止する機能や台所リモコンなど、基本的な機能を備えたシンプルな給湯器です。
パロマ 従来型給湯専用の詳細は、こちら

高効率給湯専用

高効率給湯専用の給湯器の中では、ノーリツが最安値です。16号は約11.5万円から、20号は約11.7万円から、24号は約12.2万円から購入できます。

商品名

価格

壁掛型・16号 CQ-C1634WS 20A

115,197円

壁掛型・20号 CQ-C2034WS 20A

117,210円

壁掛型・24号 CQ-C2434WS 20A

122,424円

排熱の有効利用により、優れた熱効率で省エネを実現できるのが魅力です。従来品と同じ湯量を使用してもガス使用量が少なく済みます。

また、設定湯量でお湯はりを自動停止する機能、台所リモコンもついています。
ノーリツ 高効率給湯専用の詳細は、こちら

従来型ふろ給湯器

ふろ給湯器の商品の中では、リンナイが最安値です。16号は約14.9万円から、20号は約15.8万円から、24号は約16.6万円から購入できます。

商品名

価格

壁掛型・16号・オート RUF-A1615SAW(C)

149,313円

壁掛型・20号・オート RUF-A2005SAW(C)

158,058円

壁掛型・24号・オート RUF-A2405SAW(C)

166,446円

壁掛型のオートが最も安く、自動湯はり機能と追いだき機能を備えています。フルオートは、価格は上がるものの、お湯はりに加えて自動追いだきや自動保温機能、配管自動洗浄機能が利用可能です。
リンナイ 従来型ふろ給湯器の詳細は、こちら

高効率ふろ給湯器

高効率ふろ給湯器の中では、パロマが最安値です。16号は約15.6万円から、20号は約16.5万円から、24号は約17.2万円から購入できます。

商品名

価格

壁掛型・16号・オート FH-E1612SAWL

156,873円

壁掛型・20号・オート FH-E2022SAWL

165,551円

壁掛型・24号・オート H-E2422SAWL

172,331円

高効率給湯専用と同じく、優れた熱効率で省エネを実現しており、従来と同じ使用量でもガス代を抑えられるのが魅力です。オート・フルオートともに配管クリーン機能を搭載しており、お風呂の栓を抜いた後、追いだき配管内を自動で洗浄して細菌の発生を予防します。

また、従来製品に比べると最大湯量の上限が上がったため、自動湯はり時間が約12分から約9.5分に短縮されました。短い待ち時間で入浴したい方に便利です。
パロマ 高効率ふろ給湯器の詳細は、こちら

従来型暖房付きふろ給湯器

従来型暖房付きふろ給湯器の中では、リンナイが最安値です。24号のみのラインアップで、約26.1万円から購入できます。

商品名

価格

壁掛型・24号・オート・2温度3系統 HT4216CRSSW3Q

261,508円

給湯や追いだきに加え、浴室暖房乾燥機・床暖房などの暖房機能が備わっているため、冬でも暖かく利用できるのが特長です。備え付けの台所リモコンと浴室リモコンは、給湯器が使ったガスの使用量や料金やCO2排出量を確認できるエネルック機能を搭載しています。注)

リンナイ 従来型暖房付きふろ給湯器の詳細は、こちら

注)家電の消費電力量も見たい場合は別売の測定ユニットが必要になります。

高効率暖房付きふろ給湯器

高効率暖房付きふろ給湯の中では、リンナイが最安値です。24号のみのラインアップで、約27.4万円から購入できます。

商品名

価格

24号オート・2温度3系統 HT4222BRSSW3CM

274,155円

高効率給湯専用・高効率ふろ給湯器と同じく優れた熱効率で省エネを実現。追いだき配管自動洗浄機能がついているため、浴槽の栓を抜いたときに配管の汚れや水アカを洗い流し、いつでもきれいなお湯で入浴できます。

また、温水暖房機器にも対応しているため、浴室暖房乾燥機や床暖房が利用できます。備え付けのリモコンには、エネルック機能が搭載されています。

リンナイ 高効率暖房付きふろ給湯器の詳細は、こちら

おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!

おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!

給湯器の耐用年数注)は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。

給湯器の交換費用は20万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。

注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。

東京ガスの機器交換

まとめ

給湯器を設置するには、給湯器本体代金・リモコン料金・工事費用がかかります。これらに加えて、修理・メンテナンス費用がかかることも考慮して価格を比較しましょう。ライフスタイルに合わせたタイプ・号数を選ぶことも大切です。

東京ガスの機器交換では、暖房なしの給湯器は15〜20万円程度、暖房付き給湯器は30〜35万円程度からお選びいただけます。今回ご紹介した商品はもちろん、その他の商品も豊富に用意しているので、ガス機器交換を検討している方は、ぜひお気軽に東京ガスまでお問い合わせください。

  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます

注)この記事に含まれる情報の利用は、お客さまの責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくは、「サイトのご利用について」をご覧下さい。