大雨(ゲリラ豪雨)や台風でガス給湯器がつかなくなる原因と対処方法

大雨(ゲリラ豪雨)や台風でガス給湯器がつかなくなる原因と対処方法

世界的な気候変動の影響や台風の大型化などを受けて、大雨や豪雨がひんぱんに起こっています。停電や浸水などの被害がなくても、災害によって住宅や設備が影響を受けている可能性は十分にありえます。中でも給湯器は大雨や豪雨、台風などで故障や不具合が起きやすい機器の1つです。 代表的なトラブルは、お湯が出ない、給湯機が作動しない、給湯機のリモコンにエラーが表示されているなどです。突然のトラブルに慌てないよう、本記事では給湯器が雨の影響をどのように受けるのか仕組みや理由を解説します。トラブルが起こった際の適切な対処方法も紹介するので参考にしてください。

最終更新日:2024年05月12日公開日:2024年04月07日

目 次

大雨(ゲリラ豪雨)や台風でガス給湯器がつかなくなる原因

大雨や台風の影響を受けて、給湯器に起こるトラブルは主に2つあります。

  • 安全装置の作動
  • 給湯器内部への雨の侵入

症状ごとに解説します。

安全装置の作動

給湯器は大量の雨を感知すると、不完全燃焼などを防ぐために安全装置が作動することがあります。また給湯器が動くためには電気が必要なため、雨による漏電を防ぐために安全装置が作動し、同時にブレーカーが落ちることもあります。

給湯器が何かしらの異常を検知して安全装置が作動すると、リモコンにエラーコードが表示されます。エラーコードから給湯器の状態を判断することができるので、大雨や台風時にお湯が出ない際は、まずリモコンを確認しましょう。大雨が原因の場合は、エラーを解除しても同じ症状が再発する可能性があるため、天候が回復するまでは安全装置を解除せずに機器の使用を控えてください。

ガス給湯器内部への雨の侵入

台風のように強い横風が伴う場合、給湯器内部に雨が侵入してしまうケースがあります。水が電気系統や基盤のショートを引き起こす可能性があり、そのまま使い続けると危険なため、安全装置が作動する仕組みになっています。

給湯器は一般的に野外に設置されることを前提に設計されているため、製品開発段階で雨への耐性テストがしっかりと行われています。しかし厳しい検査を受けた製品であっても、給排気口からの雨の侵入までは防ぎきれません。構造上どうしても給排気口が必要になるため、台風のように強い横風を伴う雨の場合、雨水が侵入してしまうことがあります。侵入した場合に備えて安全装置が搭載されているので、万が一の際にも安心です。

大雨(ゲリラ豪雨)や台風でガス給湯器がつかないときの対処方法

大雨(ゲリラ豪雨)や台風でガス給湯器がつかないときの対処方法

雨の影響により給湯器が停止した場合、どのような対処を取るのがよいのでしょうか。ここでは、実際に給湯器が動かなくなった後の具体的な対処方法を紹介します。

リモコンの電源を入れ直す

リモコンの電源を入れ直す

台風や大雨の後、給湯器が作動しない際、リモコンの電源をOFFからONに切り替えてみてください。リモコンに111、112、121のいずれかの数字が表示されている場合は、給湯器の異常を示すエラーコードで、国内の主要メーカー共通のものです。いずれも給湯器の点火不良やガスメーターが止まっていることによるもので、給湯器の故障が原因ではありません。エラーコードを解除するために、リモコンの電源を入れ直すことで復帰できます。

  1. ガス栓と給水元栓が十分開けてあるか確認する
  2. すべてのガス機器の使用を停止する
  3. リモコンのスイッチをOFFにする

台風や大雨以外の場合でも、電源のOFF→ONでエラー状態から復帰できる場合があります。詳しくは各機器の取扱い説明書をご確認ください。

電源プラグを差し直す

電源プラグを差し直す

リモコンの電源を入れ直しても給湯器が復帰しない場合は、給湯器本体の電源プラグを差し直してみましょう。屋外やメーターボックス内にある給湯器の周辺を見ると、コンセントの位置が分かるはずです。

注意しなければならないのは、雨が降っている状態では作業しないことです。また給湯器内部が濡れている場合も、自然乾燥するのを待ってください。濡れたままの給湯器本体や電源プラグに触った場合、故障や感電のリスクがあります。

リモコン電源のOFF→ON、給湯器の電源プラグの差し直しのいずれを試してみても給湯器が作動しない場合は故障が疑われます。修理・点検をご依頼ください。

大雨(ゲリラ豪雨)や台風への対策

安全装置の作動や点火不良によるエラーなど、大雨・台風の影響から給湯器にトラブルが起こりますが、事前に対策を講じることで大きな被害を受けずに済みます。

ガス給湯器の運転を停止する

大雨や暴風が予想できる場合は、事前に給湯器の運転を止めることで、重大な故障を引き起こす危険性を低減できます。もし給湯器内部にまで雨が侵入しても、天候が回復した後にしっかり乾燥させることで、問題なく使用可能です。大雨の最中には運転しないようにしてください。

ガス給湯器の電源プラグを抜く

落雷の予報がある場合は、給湯器本体の電源プラグをコンセントから抜いておくと、雷サージによって給湯器が壊れるリスクを避けられます。

ただし電源プラグを雨が降る中で抜いたり、濡れた手で触ったりする行為は非常に危険です。台風や大雨がやってくる前に対処しておきましょう。

自分で対処しても直らなければ修理を依頼しよう

リモコンの電源や給湯器本体の電源プラグを入れ直しても動かないようであれば、修理をご依頼ください。

給湯器本体の電源プラグの操作は、給湯器内部が雨で濡れている場合は行わず、必ず天候が回復し自然乾燥を待ってから作業してください。給湯器内部が雨で濡れている場合は、自然乾燥を持ってから作業を行います。また、給湯器の内部を修理するには専門の知識や技術が必要なため、間違っても自分で給湯器を分解してはいけません。誤った修理や作業をしてしまうと、症状を悪化させてしまったり、ガス漏れなどの深刻な事態を招きかねません。

ここで紹介した方法はあくまでも応急処置です。台風や大雨の後に給湯器の動きに異常や不具合を感じる場合や、自分での復帰が不安な場合は、早めに修理をご依頼ください。東京ガスでは、幅広いガス機器のトラブルに対応していますので、お困りの際は電話かWebからご相談ください。

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まとめ

大雨や豪雨、台風の影響による給湯器に起こるトラブル内容や回避する対応方法を紹介しました。大雨や台風での突然の給湯器のトラブルの場合は本記事で紹介した方法を試してみてください。

給湯器は基本的に各メーカーの取扱説明書があり、エラーコードや復帰操作の手順が載っているため取扱説明書を確認しながら対処ができます。しかし症状や取扱説明書を見ても復帰方法がわからなかったり、復帰できない状態のように感じたらぜひ東京ガスの修理窓口へご相談ください。

東京ガスはWeb・電話にて最短当日の訪問日時から修理日時をご予約いただけ、幅広いメーカーのガス機器のトラブルに、専門知識・技術を持ったスタッフが対応します。お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。

  • この記事の監修者

    東京ガスの修理サービス コラム編集チーム

    東京ガスの修理サービス コラム編集チーム

    突然やってくる水まわりやガス機器のトラブルへの心配を少しでも和らげていただけるように、いざという時の対応方法や修理を依頼する時のポイントなどの情報を発信していきます。