この記事でわかること
- 洗面台のリフォームで失敗しないための注意点がわかる!
- 洗面台の機種選びで覚えておきたいポイントがわかる!
- 洗面台のリフォームの業者選びの注意点がわかる!
洗面台のリフォームで失敗しないための注意点
リフォームによって後悔することがないように、これまでの実績と経験から失敗しないための注意点をお伝えします。
注意点1:床・壁紙も同時に張り替えした方がお得
洗面台を交換するときは、床・壁・天井の内装工事を同時に行うことをおすすめします。
その理由は、コストと仕上がりに影響を与えるからです。
洗面台交換の後に内装工事を行う場合は、洗面台を再度脱着する必要があります。
この脱着作業は洗面台の交換工事とほとんど手間が変わりません。
そのため「洗面台の交換を2回分+内装工事代」となるため、トータルでみると余計に費用がかかっていることになります。
また、洗面台だけ新品になることで、これまで気にならなかった壁紙の汚れや劣化が目立って気になることも多いようです。
一回の工事での金額は上がってしまいますが、長い目でみるとお得になるので、内装工事も同時に検討してみてください。
注意点2:設置スペースのサイズを把握しているか
洗面台リフォームでは、現在お使いの洗面台よりサイズアップしたりダウンしたりすることが可能です。
しかし、設置できるからという理由だけで目いっぱいの洗面台を設置してしまうと、空間スペースが狭くなり、入浴時の脱衣や入浴後のボディケアがしづらくなるなど、使い勝手に影響してしまう可能性があります。
また、洗面所はバケツやモップなどの大きめな掃除用具や日用品のストックを収納するスペースとしても使用されます。
洗面台の使いやすさの他にも、脱衣や洗濯などの作業スペース、掃除用具の収納スペースとしての使いやすさを考慮して、ちょうど良いサイズの洗面台を設置するようにしましょう。
注意点3:洗面台の高さは合っているか
また、サイズ選びで見落としがちなのが洗面台の高さです。
洗面台が高すぎると、洗顔時にすくった水が腕から肘をつたって床にポタポタと垂れたり、低すぎる場合は深く屈むことで腰に負担がかかったりしてしまいます。
特に、日本人の身長に合わせて作られている古い洗面台は、現在主流の商品よりも低く設計されている傾向にあり、たとえ慣れていても毎日使い続けるには負担が大きいです。
洗面台の高さは80cmが基本ですが、75cmのタイプと85cmのタイプも取り揃えられているので使用する人の身長に合う洗面台高さを選択しましょう。
「身長÷2=適切な高さ」で計算することができます。
注意点4:既存の給水管・排水管が使えるか
基本的に洗面台交換を行うときに、既設配管の経路や状況を変更することはありません。
洗面台の排水管は、下台のキャビネットの中を通して、床下か壁裏に繋がっています。
この排水管を床下へ通している場合、配管と引き出しが干渉してしまい、フルスライドのキャビネットタイプを設置できないことがあるので注意が必要です。
どうしても設置をする場合は、床と壁を一部開口して配管の経路変更を行うなどの大きな工事が必要となり、費用が高くなることがあります。
洗面台リフォームの業者選びの注意点
リフォームを失敗しないためには、業者選びも大切です。
ここでは、リフォーム業者を選ぶときの注意点をご紹介します。
洗面台リフォームの実績があるかを調べる
ドアなどの建具工事を得意とする業者、洗面台やトイレなどの水回り設備を得意とする業者など、これまで行ってきた工事によって業者の知識や経験はさまざまです。
どんなリフォーム業者にも、必ず得意な分野や苦手な分野があります。
これを踏まえた上で業者選びをすることがとても重要です。
洗面台の工事実績がどれくらいあるのか、その実績の中に、ご自身が希望しているリフォームと似た内容の施工を行った事例があるのかを確認しておきましょう。
ホームページに施工実績を掲載しているのでこちらも確認するとイメージが沸くのでおすすめです。
保証・アフターサポートを確認しておく
契約を結ぶ前に保証やアフターサービスについては必ず確認をしてください。
リフォームの性質上、予期せぬトラブルや不具合が起きる可能性はゼロではありません。
そこで重要になってくるのが工事保証やアフターサポートです。
設備のトラブルや不具合は、専門的な知識がないと原因の解明や現象の改善はほぼ不可能といえます。
アフターサービスが整った業者に依頼することで、いざというときにも安心できます。
無償の範囲や、有償サポートなど、業者によってさまざまなので、こちらはチェックしておくと良いでしょう。
注意点を抑えて洗面台のリフォームを成功させよう
洗面台のリフォーム工事を成功させるには、失敗やリスクを避ける意識が大切です。
内装工事と同時に行うことで後の後悔を避けたり、使い勝手を考慮して間口と高さを選んだりすることで、結果的に理想的な洗面台を手に入れられます。
これらの注意点を考慮し、最新の機能やデザインでカスタマイズしていくことで、より快適な生活を送ることができるでしょう。