この記事でわかること
- 浴室暖房乾燥機の正しい使い方がわかる!
- 浴室暖房乾燥機の効率的な使い方がわかる!
- 正しく浴室暖房乾燥機を使うことでどれくらいお得になるのかがわかる!
浴室暖房乾燥機の正しい使い方
どんなに高性能な浴室暖房乾燥機でも、正しい方法で使用しなければ、その機能は発揮できません。
まずは浴室暖房乾燥機を使用する上での注意点や正しい使い方を紹介します。
浴室を乾いた状態にする
まず、最初に浴室の壁や床の水分を取り除いて乾いた状態にする必要があります。
なぜなら、浴室の水分が残ったままだと湿気がこもってしまい、洗濯物が乾くまでに時間がかかるためです。
浴室内の水分は、タオルやスポンジ、水切り用のへらを使って、取り除いてください。
また、湿気がこもる原因となるため、洗濯物を干した後にスペースが空いていたとしても、浴室暖房乾燥機を使用しているときはお風呂は使わないでください。
一度に干しすぎない
浴室暖房乾燥機で上手に乾かすコツは一度にたくさん干しすぎないことです。
浴室暖房乾燥機がいくら乾かしやすいと言ってもまとめて欲しすぎてしまうと、洗濯物同士のすき間が無くなり、乾きにくくなります。
そのため、浴室内の温風を循環させるためにも、適度に隙間を開けて乾かすようにしましょう。
もし、浴室暖房乾燥機を使って多くの洗濯物を乾かしたい場合は、朝と夜など洗濯の回数を複数に分けるかこまめに洗濯を行うことで、しっかりと洗濯物を乾かすことができます。
浴室暖房乾燥機の上手な使い方・効率よく乾かす工夫
ここからは、より浴室暖房乾燥機を便利に使うための上手な使い方、効率よく乾かすやり方を紹介します。
電気代の節約にもつながるので、お得に使いたいと考えている人も必見です。
サーキュレーターを使用する
浴室暖房乾燥機を使う際にサーキュレーターも使用することで、浴室内の空気を循環し、乾燥にかかる時間を短くできます。
また、サーキュレーターの電気代は1時間当たり0.5円程度で、浴室暖房乾燥機の電気代の1時間当たり約35~60円と比較するとかなり安価です。
そのため、サーキュレーターの併用によって浴室暖房乾燥機の使用時間を短縮させることができれば、結果的に光熱費の節約につながるでしょう。
ほかにも、浴室内にドアや窓があれば、数センチだけ空けておくだけでも風の通り道を作ることができます。
ただし、雨が降っているときや冬場は、湿気や冷気が浴室に入り込んでしまい、逆に洗濯物が乾きにくくなってしまう場合もあるため注意しましょう。
洗濯物の干し方を工夫する
洗濯物の干し方を工夫することで、浴室暖房乾燥機の効率度を上げることができます。
衣類によって干す位置を考える
浴室暖房乾燥機を使用する際は、温風が出る吐き出し口の真下に干すと、直接風が当たりよく乾きます。
そのため、デニムや厚手で乾きにくい服などは、吐き出し口の近くに干し、薄手で乾きやすい洗濯物は、浴室の壁際のような温風が直接当たりにくい場所に干すのが、効率よく乾きやすい干し位置です。
また、同じ衣類でもある程度時間が経ったら干す位置を交換することでも、全体的に乾きやすくなります。
布が触れ合う面積を減らす
洗濯物を干すときに、衣類の布同士で重なっている箇所が多いと、その分乾きにくくなってしまいます。
たとえば、ポケットがついている衣類は、ポケットを外側に出しておくことで、中に入れておいた状態よりも空気に触れる面積が増えて乾きやすくなります。
また、フードがついている服や厚手の衣類は、別のハンガーにフードや袖にかけることで、布同士が触れる面積を減らし、より効率的に乾かすことができるでしょう。
こまめにフィルター掃除を行う
浴室暖房乾燥機を使用すると、衣類の繊維やほこりがフィルターに溜まるため、使い続けているうちに風力が低下して乾燥の効率も落ちてしまいます。
そのため、フィルターの掃除は定期的に行い、正常な状態を維持するように心がけてみてください。
フィルター掃除のやり方は製品によって異なりますが、掃除機で吸い取る方法や雑巾で拭きとる方法が一般的です。
フィルターの清掃の頻度は月に一回程度、点検も兼ねて行うことで最適な状態をキープしやすくなります。
浴室暖房乾燥機の使い方を変えるとどのくらいお得?
効率的に浴室暖房乾燥機を使うことで、普段よりも短い時間で乾燥させることができれば、その分電気代の節約につながります。
上手な使い方で効率的な乾燥をする場合と、そうでない場合では、乾くまでに1回あたり1時間程度の差が生まれます。
もし、1時間程度早く乾かすことができた場合の金額は以下の通りです。
電気式 | 温水式 | |
---|---|---|
1ヵ月(30日)あたり | 約1,170円 | 約1,470~2,850円 |
1年あたり | 約14,040円 | 約17,640~約34,200円 |
干す量や干す回数によっては、2時間程度の時間短縮も考えられるため、浴室暖房乾燥機の使い方は重要なのです。
詳細な金額は電気式と温水式で異なるため、続いてはそれぞれについてより詳しく見ていきましょう。
電気式の場合
電気式の浴室暖房乾燥機は、1時間あたり約39円です。
浴室暖房乾燥機を毎日使用していたとして、これまでよりも乾燥を1時間短縮できた場合は、1ヵ月で約1,170円、1年で約14,040円もの節約になります。
1時間あたり | 1ヵ月(30日)あたり | 1年あたり |
---|---|---|
約39円※ | 約1,170円 | 約14,040円 |
※浴室暖房乾燥機の消費電力は1,250Wほどで、現在の電気代の目安単価は31円/kWh
⇒1.25kW×31kWh=1時間あたり約39円
![浴室暖房乾燥機は](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/assets/63c373f8ba254f27ab826dbde10189d6/d98c07d26de3418abb4019e9a9d22446/26220389_s%20(1)-small.jpg)
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温水式の場合
温水式の浴室暖房乾燥機は、電気代に加えてガス代がかかるため、1時間あたり金額が約49~95円となります。
なお、使用するガスが都市ガスかプロパンガスかどうか、契約するガス会社によっても詳細な金額が異なります。
1時間当たりの金額が高い分、電気式と比べて節約効果があります。
毎日使用していたとして、今よりも乾燥を1時間短縮できた場合、1ヵ月で約1,470~2,850円、1年あたりで約17,640~約34,200円の節約につながります。
1時間あたり | 1ヵ月(30日)あたり | 1年あたり |
---|---|---|
約49~95円 | 約1,470~2,850円 | 約17,640~約34,200円 |
![浴室暖房乾燥機のガス代は高い?種類別の料金と電気式との比較を紹介](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/assets/63c373f8ba254f27ab826dbde10189d6/e215c92fe5dc489487dcfdcd21dde900/26693701_s%20(1)-small.jpg)
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ほかにもある浴室暖房乾燥機の便利な使い方
浴室暖房乾燥機は洗濯物を乾かす乾燥機能以外にも、さまざまな機能や便利な使い方があります。
搭載されている機能は浴室暖房乾燥機によって異なるため、これから導入を検討している方は、製品選びの参考にしてみてください。
カビ・ヌメリ対策
湿気がこもりやすい浴室は、カビやぬめりが発生しやすいため、悩んでいる人も多いかもしれません。
そんなときは浴室暖房乾燥機の換気機能を使用することで、浴室内の空気を循環させ、ぬめりの原因になるカビや細菌の増殖を抑えられます。
また、24時間乾燥機能を使わなくても、換気機能を使うだけで効果が実感できるため、月々の電気代を抑えながら対策ができるでしょう。
ヒートショックの予防
浴室浴室暖房乾燥機の暖房機能を使用することで、冬場の寒暖差を無くし、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。
ヒートショックは浴室と湯船の急な温度変化により、血圧の変化で心臓や脳に負担がかかる症状で、交通事故よりも死亡者が多いとされています。
特に高齢者や血圧の高い方だとヒートショックが起こるリスクが高いため、ご家族に心配な方がいる場合は、浴室暖房乾燥機の暖房機能を使うことで安心して入浴ができます。
身体のほてり・のぼせ軽減
夏場や暑い日に入浴をする際は、涼風機能を使うことで体のほてりやのぼせを軽減することができ、窓が無い浴室でも涼しい風が循環されることから、快適に入浴ができるでしょう。
また、涼風機能はクーラーではなく、あくまでも風が出るだけとなるため、エアコンが苦手な方でも使用でき、湿気の低い日に乾燥させる時にも役立ちます。
浴室暖房乾燥機の使い方まとめ
天候に関係なく洗濯物が干せる浴室暖房乾燥機は、乾燥機能以外にもさまざまな機能があって便利に使うことができます。
しかし、毎回電気代がかかってしまうため、月々にかかるランニングコストが気になる人もいるかもしれません。
そんな時は今回紹介した使い方を参考に、なるべく効率よく乾燥させるように心がけると短時間で洗濯物が乾き、節約効果も見込めるでしょう。
浴室暖房乾燥機を使っていて費用が気になる方や、今よりも短時間で乾かしたいと考えている方は、自分に合った使い方を見つけてみてください。
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