浴室暖房乾燥機で洗濯物は何時間で乾く?使用時間の目安とは

浴室暖房乾燥機で洗濯物は何時間で乾く?使用時間の目安とは

浴室暖房乾燥機を使用して洗濯物が乾く時間は2〜4時間が目安です。 ただし、気温や湿度、浴室暖房乾燥機のメーカーなど環境によって大きく異なります。 本記事では、浴室暖房乾燥機を使用する時間の目安がどのように変わるのか。 また、乾燥時間を短縮する方法や外干しとの時間比較など、網羅的にまとめています。 最後には、気になる光熱費についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

最終更新日:2024年07月08日公開日:2024年07月08日

目 次

この記事でわかること

  • 浴室暖房乾燥機と外干しのどちらの洗濯物が早く乾くのかがわかる!
  • 乾燥時間を短縮するための工夫やコツがわかる!
  • 浴室暖房乾燥機を使用するとどの程度の光熱費がかかるかわかる!

浴室暖房乾燥機を使用する時間の目安

先述の通りですが、浴室暖房乾燥機を使用する時間は2〜4時間が目安です。
乾燥時間の目安は、下記のようなさまざまな要因で大幅に変わってきます。

  • 季節や室内温度といった環境
  • 電気式か温水式か
  • 浴室の広さ
  • 浴室暖房乾燥機のメーカーや機種
  • 干す洗濯物の素材

たとえば、夏と冬では洗濯する衣類の厚さは変わります、
薄手のシャツや肌着であれば2時間程度で乾きますが、厚手のセーターやジーンズなどは2時間では乾かない場合が多いでしょう。
それぞれの衣類が何時間程度で乾くのか、何度か試してみることをおすすめします。

浴室暖房乾燥機の乾燥時間を短縮する方法

浴室暖房乾燥機の乾燥時間を短縮する方法

乾燥時間は短いに越したことはありません。
乾燥時間を短くできれば時間短縮だけでなく、電気代やガス代の節約にもなり、一石二鳥です。
ここからは、洗濯物の乾燥時間を短縮するための工夫やコツを紹介します。

浴室内の水分や湿気を無くす

浴室に水分があると浴室内に湿気がこもるため、洗濯物が乾くまでに時間がかかります。
浴室内の湿気をなくす対策として以下のようなことを試してみましょう。

  • 壁や床の水分を拭き取るか、スクイジーなどを使って水分を取り除く
  • 換気機能を使って換気を行い湿気を逃がす
  • 浴槽に水が張ってある場合は、フタをするか水を抜いてしまう

壁や床の水分を拭き取るのは少し手間ですが、その効果は大きいといえます。
また、浴室を使用した後、ある程度乾燥させてから浴室暖房乾燥機を稼働させると、より良い環境になるでしょう。

温風を循環させる

浴室暖房乾燥機の温風が出てくるのは1箇所なので、温風をいかに循環させるかが乾燥時間短縮のカギです。
浴室暖房乾燥機を通常通り使用すると、温風の吹き出し口付近の洗濯物は乾くものの、吹き出し口から遠い洗濯物は乾きづらいといったことになりかねません。
対策としては、以下の2つが効果的です。

  • サーキュレーターを使用して温風を循環させる
  • 窓や扉を数センチ開けて、空気を循環させる
    ※天候によっては乾きにくくなってしまうことがあるため注意

また、効率よく循環させるために洗濯物の量を増やしすぎないのもポイントです。

洗濯物の干し方を考える

洗濯物の干し方ひとつで、乾燥時間を短縮できます。
例えば、洗濯物の並びや間隔を気にせずに、詰めて干してしまうと、空気がうまく循環しないため乾きにくくなります。
そんなときは、洗濯物の量を減らし、5〜10cmの間隔をあけて並べることで、温風のあたる面積が増え、乾きやすくなるのです。

その他、下記のような工夫で乾燥時間を短縮し、時間を有効活用できます。

  • 厚手のバスタオルやジーンズ等、乾きづらい素材のものは温風の吹き出し口の下に干す
  • ズボンのポケットは外側に出し、乾きやすくする
  • フードはもう1本のハンガーに留めて、間を作る
  • 一度干したら終わりではなく、1時間ごとに乾き具合を見て位置を変えることも効果的

乾燥時間を減らすことで、節約にもなるのでぜひ試してみてください。

浴室暖房乾燥機の乾燥時間に関する疑問

ここからは、浴室暖房乾燥機に関する疑問に回答していきます。

外干しよりも乾燥時間は短い?

季節ごとの外干し乾燥時間を以下の表でまとめてみました。

季節

外干しの乾燥時間目安

浴室暖房乾燥機の乾燥時間

5時間

2~4時間

2~3時間

2~4時間

5時間

2~4時間

6時間

2~4時間

夏場は浴室暖房乾燥機を使用した場合と、ほぼ変わらない結果で、春・秋・冬は浴室暖房乾燥機を使う方が1~4時間早く乾燥させることができ、時間短縮につながることがわかりました。

ただし、夏場は日光が強く、生地が傷んでしまったり色褪せたりしてしまうリスクがあります。
その点、浴室暖房乾燥機を使用すれば生地を傷めることがなく、天候を気にせず洗濯をすることが可能です。

浴室暖房乾燥機の時間まとめ

日頃の洗濯物を乾かす時間を短縮したいのであれば、浴室暖房乾燥機がおすすめなのがわかりました。
浴室暖房乾燥機を利用する時間目安は2〜4時間程度で、外干しと比較して1〜4時間の短縮が可能です。

ただし、乾燥時間を短縮するためには、空気を循環させるための工夫や洗濯物の干す位置などを調整する必要があります。
ガスや電気などの光熱費が多少かかりますが、天候を気にせず洗濯できるのは魅力的です。
効率よく浴室暖房乾燥機を利用し、日々の生活をより充実させましょう。

  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます