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ウチの育業 エピソードコンテスト

東京ガスの「育業」浸透の取り組みと「ウチの育業エピソードコンテスト」受賞作品を紹介!

東京都が推進する「育業」。東京ガスもこの理念に賛同し、独自の「育業応援プロジェクト」を展開してきました。特設サイト「ウチの育業」の開設、育業料理教室の開催やパネル展示、育業エピソードコンテストなど、「育業」という考えが世の中に普及することを目指して、さまざまな取り組みを行ってまいりました。今回はこの「育業応援プロジェクト」と、育業エピソードコンテストの受賞10作品をご紹介します。

最終更新日:2025.3.7

目 次

東京ガスも参画!「育業応援プロジェクト」

東京ガスは東京都が掲げる「育業」(※1) の理念に賛同し、育業応援プロジェクトの一員となりました。以下で行った取り組みをご紹介します。 

※1.東京都では、育児は「休み」ではなく「大切なしごと」と考える愛称「育業」の理念を浸透させ、多様な主体と連携して、育業を社会全体で応援する気運醸成に取り組んでいます。 

特設サイト「ウチの育業」を開設

東京ガスの暮らし情報メディア「ウチコト」にて、育業を応援する特設サイト「ウチの育業」を開設しました。 
ここでは育児に関する記事をまとめて読むことができます。育児に関する記事は、「食・育・学・暮・知」という5つのテーマごとにまとまっており、さまざまな悩みや興味のヒントになる情報が満載です。 

時短・タイパレシピが学べる育業料理教室を開催

TOKYO GAS

2025年1月~2月にかけて、東京ガス料理教室で「パパっと簡単! ラク旨レシピ」と題した料理教室を計20回開催しました。 
 
参加された20~30代の皆さんは、家事に育児に忙しい世代。そのため、身近な食材や調味料を使い、管理栄養士が監修した時短・タイパ重視のレシピ、エビマヨやシュウマイを紹介しました。 
 
育業や東京都の取り組みを知らなかった参加者の皆さんにも、このイベントを通して育業の理念を知っていただける機会になりました。 

「がすてなーに ガスの科学館」にて育児情報のパネル展示

TOKYO GAS

東京都江東区にある東京ガスの「がすてなーに ガスの科学館」では、育業に関するパネル展を行いました。 
 
このパネル展では、育業の概要や、よくある育児の悩みに関する具体的な解決策などを展示し、多くの来館者にご覧いただきました。 

「ウチの育業エピソードコンテスト」を開催!

「育業応援プロジェクト」の一環として、「ウチの育業エピソードコンテスト」も開催しました。食事、育て方、学び、暮らしの4つのテーマに、ご家庭での「知っておいて便利だった!」「思わず共感してしまう!」といったエピソードを写真とともに応募いただきました。 
 
応募いただいたエピソードは、皆さんの日常に溶け込んだちょっとした幸せや驚き、乗り越えた努力など、育児を経験した誰もが共感し感動できる内容ばかり。読んでいるだけでほのぼのとした気分になったり、時には目頭が熱くなったり。また、エピソードに添えられた言葉には、お子さんたちに向けられたパパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんからの愛があふれていて、ほっこりと温かい気持ちになりました。 

「ウチの育業エピソードコンテスト」受賞10作品

「ウチの育業エピソードコンテスト」には、約2カ月の募集期間中になんと176作品もの投稿が寄せられました。応募いただいた皆さま、誠にありがとうございました!  

厳正な審査の結果、受賞作品が10作品決定いたしました。 
今回の応募カテゴリは以下の4つになります。 

【応募カテゴリ】

  • 食事のコト:子どもが好きな料理や、ご家庭での習慣など
  • 育て方のコト:育児の悩みや工夫した子育て法など
  • 学びのコト:子どもの習い事や家庭教育のこだわりなど
  • 暮らしのコト:ご家庭での防犯対策や整理整頓のコツなど


それでは、カテゴリごとに受賞作品をご紹介いたします。 

食事のコト

僕のお箸

年中さんになり、クラスのほとんどの子がお箸を使えるなか、お箸を使うことが難しかった息子。5歳になったある日、一緒に台所に立ち鮭の混ぜ寿司を作りました。ご飯を炊き、包丁できゅうりを切り、鮭をグリルで焼き…フライパンでは菜箸を全力で動かして、炒り卵も作りました。僕が作った出来立てのご飯。いつものようにスプーンで食べるかと思いきや
「今日はお箸で食べるよ。」
と、とても上手にお箸でご飯を食べていました。これまでもお箸に挑戦することはありながらも、一口二口でリタイアしてた息子は、この日初めてお箸で完食。その日以来お箸を使いこなしています。
挑戦しようとする5歳の思いに感動した出来事でした。

ニックネーム:みなとママ さん

これまであまりお箸を使うのが得意ではなかった息子さん。クラスの子が使えるようになっていくのを見ながら、心の中では「いつか使えるようになりたい」ときっと思っていたのですね。 
そのタイミングが、お母さんと一緒に台所に立って作った鮭の混ぜ寿司。菜箸を懸命に動かして炒り卵を作る姿が思い浮かぶエピソードでした。 
写真からもお料理の楽しさ、お母さんのお手伝いをするうれしさが伝わってきますね! 

育て方のコト

もういくつ寝ると…

息子が5歳の頃、遊びの予定は直前まで知らせていませんでした。天候や体調次第で中止になることも多いし、むしろサプライズ感があって良いかも…なんて思っていました。
ある日、お友達とランチの後、プールへ行くことに。食べ終わって「早く泳ぎたい!」とはしゃぐお友達と、浮かない表情の息子。「水着持ってきたよ」と伝えたら、ぱあっと顔が輝いたのを5年後の今も覚えています。その夜、「水着がないから僕は行けないと思ってた」と聞きました。息子を悲しませないための行動が、待つ楽しみを奪っていた…と反省。
それ以来、「もうすぐ○○だ~」と嬉しそうな息子を見ながら、予定変更で泣くのも人生経験だなと考えるようになりました。

ニックネーム:きんたろう さん

楽しみにしていた遊びの予定が中止になってしまう悲しさ、そしてそこからグズってしまったらどうしよう。いろんな思いや考えがあって、予定を伝えていなかったんですよね。 
プールに行けないと思っていたしょんぼり顔がぱぁっと明るく輝いた瞬間、きんたろうさんのきゅっと胸が締め付けられるような気持ちも伝わってくるエピソードでした。 
また、プールに行けないと思ってもそこで騒いだり泣いたりせず、自分の感情をぐっとコントロールできる、とてもしっかりとした息子さんですね。 
いろんな感情を経験して、さらにすてきな息子さんに成長していくこと間違いなしですね! 

読み聞かせを、しないと…?

実は、我が家は絵本の読み聞かせをしませんでした。仕事で疲れてからのお迎え、家事でぐったりのところ、もう体力も気力もなかったからです。1冊読み始めると、次から次と出てきてしばらく終わらないのです。「ママに読んでもらえるかな? お話聞きたい!」とこちらからお願いして、逆に読んでもらっていました。保育園の年長クラスになったある日、「本をスラスラ読めてすごいですね! クラスの他の子たちが、本を読んでてわからないところがあると、○○ちゃんに聞きにいくんですよ」と担任の先生から言われました。いつのまにか、読むのがとても上手になっており、小学生になった今も本を読むのが好きな子に育っています。

ニックネーム:しまえ さん

家事や仕事で疲れているとき、絵本の読み聞かせって本当に大変。同じように感じている親御さんは多いのではないでしょうか。 
そんな中で編み出したしまえさんの「逆に読んでもらう作戦」は、お子さんの心をうまくくすぐって大成功! しまえさん自身の負担軽減のためにしたことが、お子さんの本好きや読む力のアップにつながった、一石二鳥! 棚からぼた餅!? なエピソードでした。 

魔法のチケット

「お風呂入りたくなーい!」と言われるの子供あるあるじゃないですか?? 我が家もよく言われます。
その度に無理やり連れて行ったり、入浴剤を用意したりしてましたが、この魔法の温泉チケットがあればあんなに嫌がっていたお風呂もすんなり入ってくれます。
用意するものはなんと紙とペンだけ!
この温泉チケットを渡して母は受付(脱衣所)で待つのみ。
そうすると我先にと走ってきます(笑) ぜひお試し下さい。

ニックネーム:ゆうはん さん

まず、なんてかわいいイラストのチケットなんでしょう! 「うけつけ」のサイン欄や「いいゆよういしています~★彡」までセンスが光っています。 
嫌がっているのに無理に入らせるのは、力ずくだとしても一苦労。こんなにみんながハッピーになれる解決策があるなんてすてきなエピソードですね。 
お風呂のイヤイヤでお困りのお父さんお母さん、ぜひ今夜、チケットを発行してみましょう! 

学びのコト

好きなことにはとことん付き合う

私は小さい頃から好きになったものがあるととことんのめり込む子でした。そのため、子育てでも子どもが好きだと思ったことにはとことん親も楽しんで付き合うのが育児方針。
電車が大好きな息子は、ジオラマが大好き。自分で作るのはもちろん、展示されているものがあると何時間でも飽きずに見ています。最長で8時間見ていましたが、私ものめり込む気持ちが分かるので付き合いました。今では立派な電車博士。自分で時刻表を読み、乗り換えはお手の物。時計もスラスラ読めて、地名も詳しくなりました。
好きなことがあるのは長所だと思うので、これからも子どもの「好き」にはとことん付き合いたいと思います。

ニックネーム:子鉄ママ さん

8時間ジオラマを見続ける……その息子さんのハマりっぷりもあっぱれですし、とことんつきあった小鉄ママさんにも拍手を送りたくなるエピソードです。 
好きなことを好きなだけ。好きだから覚えたいし知りたいという気持ちが、息子さんを突き動かしていったのですね。だからこそ、時刻表や時計が読めるようになって乗り換えは完璧に、そして地名も詳しい! 
この先も「好き」にとことんつきあっていくことで、お子さんだけでなく小鉄ママさんも一緒に、新しいドアを開け続けていく未来が見えるエピソードでした! 

宿題は朝に!

我が家は朝6:00に皆んなそろって朝ご飯。夜はなかなかパパと一緒にご飯を食べられないので、せめて朝だけは…と決めたんです。6:30には食べ終わるので、子供たちは学校に行くまでの時間、比較的のんびり過ごします。…と、いつの頃からか、朝食後が宿題タイムになった長女。集中して30分ほど。それを真似して、次女も一緒にiPad でお絵描きしたり、塗り絵をしたり…。
この、自然に始まった朝学習タイム、結構いいなぁと思っています。

ニックネーム:さくひな さん

まさに朝活! きっかけはパパと一緒に食事をしたいからだったけど、お子さんが自主的に勉強したり絵を描いたりする時間が生まれたというエピソードでした。 
夕飯をパパと一緒に食べられない、と悲しむのではなく、考え方を切り替えたからこそ得られた朝活タイム。とても有意義ですてきな家族の育業です。 
6時にみんなで朝ごはんを食べるために、きっと、それよりも早起きして準備をしているさくひなさん。その頑張りに脱帽です! 

子は鏡

2歳になる息子の言葉が増え、気がついたことがあります。
息子は犬を見つけた時に「あっ! わんわんだ」と言います。言葉を発する時に「あっ!」と最初につけていうことが多いです。なんでかなーと思いながら過ごしていました。私が息子に話しかけてる動画をたまたま見た時、息子との会話で私が「あっ!」といいながら話しかけることが多いことに気がつきました。息子は私の真似をして「あっ! 〇〇だ」と言っていたのです。こどもの言動は私の姿だと思うようになりました。それから言葉づかいや態度を意識して息子に接しています。私が相手に優しくすることで息子も友達に優しく接することが出来るのかなと思いながら子育てをしています。

ニックネーム:ふくふく さん

2歳の息子さんの言葉から親御さんが学んだというエピソード。自分に似ていくことってうれしいようで、責任も感じますよね。 
「あっ!」に気づき、そこから自身の言動に注意したのはすべて息子さんのためであり、ふくふくさんの愛情を感じました。 
きっと息子さんを思うふくふくさんの優しい気持ちも、息子さんに映っていると思います! 

共に学ぶ姿勢を大切に

小学生になって最初の壁といえば宿題です。「何時から宿題する?」と本人に決めさせるといいと聞き、実行してみるも効果は今ひとつ。宿題を始めるにも一苦労、終わるまでにも一苦労。
そんな時に、ふと、一緒にやってみるかと隣に並んで、娘が1番苦手な宿題である漢字の書き取りを共に取り組むことにしました。
娘にはそのやり方が合っていたようで、機嫌よく楽しく取り組んでくれるように!
私にとっても、憂鬱だった宿題の時間が娘との貴重な思い出作りに変わり、お互いに穏やかに過ごせるようになりました。
やがて娘が成長し、私の頭脳が追いつかなくなっても、なんとか食らいついて共に学ばせてもらおうと思っています。

ニックネーム:しい さん

娘さんの性格や好みをよく理解しているしいさんだからひらめいた方法ですね。小学生になり、いろんな不安や疲れなどとも戦っている娘さんにとっても、しいさんとの宿題タイムは癒やしであり甘えられる大切なひとときなのだと感じます。 
そして娘さんもしいさんも、とても字が美しいですね! 

暮らしのコト

新しい服はキライ⁉

下の子は軽度の発達障害があり新しい服を全く試しません。
古びた小さな服を着続ける姿を見て妻と “まいったなぁ”と思っていました・・
そこで、新しい服を試させる方法を見つけたので共有します。
この方法では、私たち夫婦が以下のような小芝居を演じます。
私:「おぉ! この服誰の? すごいカッコいいじゃん! 貰っていい?」
妻:「それはT君(息子)に買って来たんだけど、T君に聞いてみて」
私:「T君、この洋服、お父さんが欲しいんだけど貰っていい?」
息子:「だめだよ僕のだもん」
こんなやり取りをもう何度やったか分かりませんが、最近では(小学生になりました)新しい服にすんなりと袖を通すようになりました。

ニックネーム:たまちむ さん

子どものこだわりは大人のそれよりも強くてなかなか譲ってくれませんよね。 
そんななか、たまちむさんご夫妻が発見した方法は、誰も傷つけず、強要もしない、とっても優しい方法。洋服だけでなく、お子さんのさまざまなイヤイヤに応用できそうなエピソードでした。 
今では新しい服もすんなり着てくれるようになった、息子さんの成長にも胸が熱くなります。 

子供の「防災意識」が生まれた経験

先日参加した消防署のイベントに地震体験車が来ていました。
三歳の息子が興味を示し、家族で乗車することにしました。
あまりの揺れに息子は「こわい!」と泣き、放心状態。
まだ早かったかなと思ったりもしましたが、災害に対しての向き合い方を家族で見直すきっかけになりました。
そしてこの体験後、息子に防災意識が生まれました。
「だんごむしのポーズ」という頭を守る姿勢を自ら練習するようになったり「僕も防災バッグを作りたい」と言うようになったのです。
必要なものを息子と一緒に考え買い物にも行き、子供用防災バッグを作りました。
もしもの時に少しでも焦らないために、日頃から命を守る行動について考えたいです。

ニックネーム:ちょぴまる さん

身をもって経験したことを、すぐに生かして行動に移したちょぴまるさんの息子さん。とっても怖かっただろうけど、それで終わらせなかった行動力に脱帽のエピソードです。 
子供用防災バッグを一緒に作ることで、もしものとき、どんなものが必要になるかを想像する力も養うことができますね。 
使わないに越したことはありませんが、もしもの時に自分で守り考える。そのきっかけになる経験をシェアしてくださいました。 

おわりに

「育業エピソードコンテスト」へのご応募、誠にありがとうございました。皆さまから寄せられたすてきなエピソードは、育児のさまざまな側面や工夫を再認識させてくれました。エピソードをご覧いただいた方の日々の育児に、きっと役立ってくれることと思います。 
 
今回の取り組みを通して、尊い命を育む大切なしごととしての「育業」が日本中に浸透していく機会になればうれしいです。 

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公開日:2025.2.26

最終更新日:2025.3.7

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